« おさかな持ちになりました | Main | 2015年 今年もありがとうございました。 »

September 14, 2015

奈良漬もどきを試作してみた

Cos6npouaaadtdl

お世話になってる喜久盛酒造の藤村卓也社長から、今年の頭に、銘酒タクシードライバーの酒粕を譲っていただいた。

粕汁などにして、冬場はありがたくいただいたのだが、夏をこしても、少し粕が残っていたのを忘れていた。

酒粕というのは、不思議なもので、時間が経過すると発酵が進むらしく、アルコールの香りと米の香りが強くなっていた。

これもまた一興なので、料理に使おうかと考えたが、兵隊瓜(1メートルくらいになる馬鹿でかい瓜です)を漬け込んでみようと考えた。

本格的な奈良漬を作るのは、かなり大変なので、塩漬けの下こしらえもせず、酒粕と本みりんを1対1で混ぜて、よく練り、空気が入らないように漬け込んでみた。

3週間経過したので、少しだけ切り出して試食。奈良漬のような色合いには至っていないが、独特の風味。

本格的な奈良漬は美味この上ないが、安価なものは、粕のにおいがとげとげしく甘味が強くて苦手という方も多いようだ。(お恥ずかしながら、本格的な奈良漬をいただくまでは、私も奈良漬とはそういうものだと思っていた)

ところが、しっかり作りこまれた上に、数年寝かされた奈良漬は、そのようなとげとげしさもなく、まろやかでお茶にもメシにもよく合う。



その味が楽しみたくなって、安易に「奈良漬もどき」を仕込んでみたが、これもなかなかどうして。酒粕がよいのか、兵隊瓜がよいのか。たぶんどちらもそうなのだろうが、酒粕のきつさもなく、じんわりと滋味深い味が広がる感じである。

この調子で半年から1年つけるとさらに、深みが増しそうだ。冬の楽しみがまた一つ増えた。

|

« おさかな持ちになりました | Main | 2015年 今年もありがとうございました。 »

TrackBack

TrackBack URL for this entry:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/48258/62280149

Listed below are links to weblogs that reference 奈良漬もどきを試作してみた:

« おさかな持ちになりました | Main | 2015年 今年もありがとうございました。 »