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November 2014

November 30, 2014

寄生獣のミギーちゃんを見ていると、どうしてもアニサキスを思い出してしまう

映画の仕事をしていることもあって、マスコミ招待試写はよくお誘いをいただきます。

今年も、いろんな映画を見に行ってるんですけど、正直言って映画は自腹で見たほうが楽しいです。

マスコミ招待試写は、無料で見られるとはいっても、映画評を無料で書かないといけないんですね。いちおう僕も、文章を書いて食べてるので、お金が持ち出しになることで、文章は書けません。

関心がある作品のマスコミ招待試写はうかがいますけど。
そんなわけで、映画は自腹で見るのが一番楽しいと思う私なんですが、年末までに見たい作品がたくさんあります。

原作をずいぶん前に読んでた寄生獣とかも、見てみたい作品の一つですが
主人公の右手に寄生するミギーちゃんを見ると、お魚の寄生虫思い出すんですよね。

この時期になると、するめいかとかを調理する機会が多いんですけど、かなりの確率で、アニサキスなんていう凶暴な寄生虫に出くわします。
ミギーちゃん、かしこくてかわいいんですけど、「寄生」という言葉だけで脊髄反射してしまうのはなんとかならないものかと我ながら思います。

あ、そうそう。するめいかですが、お刺身で出されてるのは気保的に冷凍して寄生虫を殺してるはずなので、召し上がっても大丈夫ですよ。

マイナス18度以下で72時間冷凍すると死滅すると言われてます。もっとも一番無難なのは、火をしっかり通すことですけどね。

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November 28, 2014

小豆島手摘みオリーブオイルのポテンシャル愕然 料理の味が違う!!

先月、香川県の取材に行ってきました。

その中で、小豆島に寄ったのですが、ご多分にもれず、オリーブ油を買ってきました。

でね、お土産でたくさん配っちゃって、自分で使ってなかったんだけど、びっくりしましたよ。

料理の味が全然違う。

そもそも僕は、仕事で和食を作る機会が多いので、オリーブ油ってあんまり使わないんですね。

だから、ごま油はこだわるのに、オリーブ油は、海外産の量産品でもまあいいかと思ってたんですね。
それだけに、びっくりしましたよ。オリーブ油って、こんなに風味が違うものなのかって。
不勉強でお恥ずかしい限りなのですが。

そういえば、7月に香川県主催のオリーブ牛取材で、オリーブ牛を焼いたものに、オリーブ油と塩だけでいただいたんですが、お肉があまりにもおいしすぎて、気づきませんでした。

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我ながら、不覚でした。
小豆島を取材した写真をご覧いただきましょう。こんな感じなんですね。オリーブ栽培の現場って。



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畑にもよるのかもしれませんけど、海外だと機械でゆすって、オリーブの実を落とすらしいんですね。

小豆島は、これだけ広い畑を、手で摘むんですって。
しかも、オリーブが熟した時期を狙って、短時間で詰んじゃうらしいです。

そんな丁寧な作業を重ねて、丁寧に絞るみたいですね。

そういえば、7月にお会いした香川県の方で、オリーブオイルソムリエという方がいらっしゃいました。
なるほど、わずかな風味の違いが料理とかを左右するのもうなずけますね。

僕が、小豆島から買ってきたのは、このお品物。


1本2000円ちょいするんで、お土産にはちょうどいいかなと思ったんですが。

ふんだんに使うにはいかない価格ですよね。。。。。

てなわけで、脂のノリが薄い白身の魚を薄造りにして、塩と混ぜたオリーブオイルを、うすーくかけて食べてみたんですが、これがいい!

カワハギの薄造りや、タコの薄造りなんかも最高でした。

そうそう。意外だったのが、ブリですね。
ブリって、脂濃い魚ですし、処理が悪いと臭いがでちゃう。

刺身用のブリを、白ワインか日本酒に浸して、細かく刻んだ塩昆布とオリーブ油を混ぜて、いただくと、絶品でした。

なぜか、海外の量産品だとアルカリ臭みたいなのが出て、ちょっと合わない気がします。

繊細な味を楽しむ一品には最適みたいですね。機会がありましたら、是非お試しください。



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November 24, 2014

クリスマスチキンにも使える? 3種類の調味料で作る中華風チキン

お肉料理って、手をかければ洗練された味になるけど、シンプルに焼いただけでも料理になるという二面性があります。


ちょっと工夫するだけで、ふだん食べられないような味を出せると、また楽しいですね。

そんな意味でもおすすめなレシピです。

3種類の調味料でつくる中華風チキン

鶏胸肉 300グラム

みずあめ   おおさじ1

酢    おおさじ1

醤油  適量

調理方法

1:調味料を全て混ぜ合わせます。

2:鶏肉に調味液をまぶして

3:160度のオーブンで20分焼きます。
4:サニーレタスなどを敷いた皿に、切り分けて完成

皮がぱりっとしていて、独特の風味があって楽しいです。調味液に五香粉 とかを加えると、かなり本格的な味になりますよ。

オーブンがないおうちなら、鶏肉をあらかじめ一口大にカットして、調味液をまぶし、ごく弱火のフライパンで、鶏の皮目から焼くと、ぱりっとした味にしあがります。

実は、僕も自宅にはオーブン置いてません。キッチンスタジオにはあるんですけどね。自宅にまで仕事を持ち込みたくないというのもあるんですが、結局料理しないといけないから、スチームコンベクションオーブン買おうかな。



シャープのヘルシオとかが、いいモデルの一つだと思います。業務用のスチームコンベクションオーブンとか、昔からあったんですけど、200万円以上したんですよ。
もっとも、業務用だから一度に作れる量が違うんですけどね。
ちなみに、和洋中問わず、チェーン系の料理店はもちろん、ちょっとした御料理屋さんでも、スチームコンベクションオーブンで調理しているお店がかなりの数存在します。

それなりのスキルがあるシェフや板前が作る料理が、アルバイトの高校生でも作れるわけですから、導入するお店が増えるのも当然といえば当然です。

1/30のお値段で、このスペックのものが出てくるとは正直驚いています。

これが10万円するなら考えますけど、半分くらいの価格で、設置に工事がいらないなら、悪くないと思います。


料理をしない方(あたためとか解凍とか)でももちろん使えるし、ちょっとしたものが食べたい時、ボタン一つで作れるから、悪くはないと思いますね。


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朝起きたら、「口の中がカラカラ」ウエットマスクでだいぶ楽になりました

晩秋というより、初冬ですよね。

この時期になると、いつも悩むのが起きた時口の中がカラカラになること。

ウエットマスク 使ってみたんですが、だいぶ楽になりました。

実は、10代の時に鼻の骨を数回骨折してるんですね。ちょっと風邪気味になったくらいで、すぐ鼻が詰まっちゃうんで、寝てる時に口呼吸になっちゃうみたい。

夜中に目がさめることもしばしばで、そのたびにびっくりするくらい口の中がからからになってる。
手術したほうがいいらしいんですけど、かなり痛いらしいし、1週間くらい入院しなきゃいけない。自分のことについては、とことんずぼらなんで、だましだましで、もう30年近く手術を見送ってます。

この時期になると、加湿器使ったりするんですけど、寝てる時に熱が出る機械を動かすのはちょっと心配。それに、原稿書き終えた日とかは、神経が興奮しているんで、加湿器のかすかな音が響くのも辛い時があります。

そんなわけで、ウエットマスク を使ってみたんですが、だいぶ楽になりました。

体は鍛えてはいるつもりですが、40代ですからね。ちょっとしたトラブルで、体調が大きく変化することを意識しないといけないんだろうなと思ってます。

というわけで、風邪気味な時とか、鼻の調子が悪いときで、神経が高ぶってる時は、ウエットマスク して寝るようにしてみました。熟睡できるのがなにより大事なのがよく分かりました。

費用対効果は高いですね。遠方に取材に出かける時とか、冬場は忘れずに持っていきたいと思います。


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November 23, 2014

クリスマスの定番ケーキ シュトレン作り ホットケーキミックスで代用も 

早いもので、今年もあと1ヶ月ちょっと。

なんだかここ数年は、暑い暑いといっているうちに急に寒くなって終わってる気が
しますよね。

「シュトレンとはなんぞや?」と思われる方も多いと思います。
シュトレン(Stollen)っていうのは、一言でいうと、ドイツの菓子パンですね。

漬け込んだフルーツをベースに作るので、フルーツケーキに近いんですが、強力粉を使ってイーストで発酵させて焼き上げます。
食感は、ケーキなんですけど、作り方からすればパンですね。

キリスト教徒の各宗派では、クリスマスを迎える前の3週間は、待降節(アドベント)といって、キリストの降誕を待ち望む時間とされています。

このシュトレンというお菓子も、その一つで、今頃作ると3週間後に熟成して、一番美味しくなるというわけ。フルーツケーキそっくりですよね。

レシピは、各家庭で色々違ったりしますが、ナッツやフルーツを洋酒に漬け込んで作るのが基本。

僕は、ラム酒とブランデーを混合したものに、胡桃と干した杏、砂糖で煮たりんごを2週間漬け込んでから焼き上げにかかります。

今日はその第一段階。フルーツとナッツのつけ込みです。
おおよその目安ですけど
ラム酒          300 CC
ブランデー       300CC
くるみ          200グラム
ほしぶどう       100グラム
砂糖で煮たりんご   300グラム
これを消毒したボウルないし保存瓶に入れて、寒い場所で保存します。

2週間経つとペースト状態になるので、時間がない方は、市販のホットケーキミックスを混ぜて、オーブンで焼くだけでも、結構しっかりしたおいしいものになります。

お料理好きな方、トライしてみてくださいね。
お子さんはもちろん、大人まで楽しめるケーキになりますよ。



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災害に備えてFMラジオつきのMP3プレーヤーを

昨夜深夜の長野県の大きな地震、驚きましたね。


日本海側には、原発もありますから戦線恐々としてました。
改めて思いましたね。FMラジオを持つべきだって。

311の震災の時って、僕は学校の非常勤講師してました。震災直後から携帯の発信制限がかけられちゃって、使えなくなったんですよね。

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これは、東京のJR蒲田駅前です。駅が封鎖されたんで、みんな植え込みに座って待つしかなかったんですよね。

ただ、携帯の音声通信は使えなかったものの、ネットは使えたんで、ツイッターでやりとりしながら、助かったという方も多かったと思います。

とはいえ、必ずも携帯でツイッターが使えるとは限らないですよね。
それに、みなさんが情報発信を心得てきたとはいえ、どうしても情報が錯綜します。

だったら、信頼できる情報を常に入れられるようにしないと危険だと思うんですよ。
そういった手段で有効なのはラジオですね。

なにより正確な情報が入ります。ラジオで得た情報を軸にして、ツイッターで自分の望む情報を別にさがすと、相当精度が高い安全情報が手に入ります。

たとえば、自分が住んでる地域が、震災で被害が出たという情報をラジオで得た場合、
自宅の近くのお店や団体が発信している生の情報を探せば、
かなりの精度で家族の安否がわかりますよね。

情報を2つ以上のルートから獲る場合、どちらかが信頼できる情報を軸にすれば、
謝った情報によって起こす行動のリスクは、かなり低くなるはずです。

というわけで、いつでも災害に備えられるよう、ラジオを買いたいと思っても、
わざわざいつも持ち歩きたくはないですよね。


ひょっとするとスマホのアプリに入っているという方も、いるかもしれません。
ですけど、電池の消耗が早いですから、かなり厳しいと思います。専用のラジオ買ったほうがいいでしょうね。

考えた末、これならわざわざ持って歩いてるっていう意識も起きないから、一番使い勝手がよくていいんじゃないかな。




まず、スマホに比べると、あっとうてきに電池寿命が長い。音楽を聴く習慣のある人なら、イヤホンを必ず、耳に入れてますよね。

こういうモデルだと、起きてる時に震災が発生した場合、身につけているから、第一波の衝撃で紛失や破損することがすくない。
スイッチを買えればFMラジオになるから、すぐに情報を拾いやすいんですよ。

もう一つ有利な点は、コンパクトなラジオと違って、両手が空くこと。災害が発生すると、がれきや障害物を手で押しのけたりとか、ふだんでは考えられないことが起こりえます。

そういった時に、両手を使わずに、正確な情報をラジオ放送から拾えるのは大きいです。
また、救助を待つような状態になったとき、音楽を聴いて気持ちを安定させられるというメリットもあります。

電池は、単4なので、一晩くらいは連続して使えるんじゃないでしょうか。
肝心の音のクオリティも悪くないみたいですし、iphoneで聞くより、悪くない。
しかも、防災対応ができる。

考えてみる価値はありそうですね。

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November 22, 2014

ダチョウの卵からエボラウイルスの抗体を大量製造 京都府立大学院

「ということは、ダチョウ抗体マスクはインフルエンザの時期に効果があるのか?」

表題の原著を見てそう思いました。


京都府立大学大学院が、ダチョウの傷が治るのが早いことに着目。ダチョウの免疫について研究を重ねたところ、ダチョウの卵からエボラ熱ウイルスの抗体を大量製造することに成功したと発表しています。

エボラ熱は、富士フイルムグループの富山化学が開発した、インフルエンザウイルスの増殖を阻害する「アビガン」という未承認薬が罹患者の治療に使われたことで注目を浴びています。

もともと、インフルエンザの治療のために開発されたこの薬。今の時点では、エボラウイルスの増殖を阻止するかどうか、はっきりしたことは言えません。

ですが、もしそうだとしたら、今回の研究発表は期待できそうですね。

同時に、これから春までに問題になる季節型インフルエンザに、ダチョウの抗体入りマスクは、それなりに期待できるのかもしれませんね。
先述の「アビガン」が、構造が違うインフルエンザウイルスとエボラ熱ウイルス両方に効果があるとしたら、エボラ熱の抗体を作り出してくれるダチョウの卵が、インフルエンザウイルスの抗体を作ることは不自然ではないでしょうから。。

もちろん、過信はいけません。ワクチンでの予防は一定の効果が得られることがわかっています。体質や治療中の疾患などの問題がなければ、受けるべきでしょう。

また、エタノールなどでの手の消毒も、相応の予防効果があることがわかっています。

とはいえ、罹患者のくしゃみや、満員電車のような接近する距離なら、吐く息に含まれる唾液などの飛沫は大きく影響するはずです。

ならば、
・「ワクチンの接種を受ける」
・「エタノールなどで手を消毒し、うがいをする」
・「人混みなどに出かける時は、ダチョウ抗体入りマスクをする」

こうすれば、インフルエンザに感染するリスクを相当減らせるのかなと思いました。

ダチョウの抗体入りマスクの優位性を調べる実験などが行われていないようですから、何とも言えません。
ですが、エビデンスを求めなくても、服用したりするものではないので、これくらいは見切り発車しても、冬場インフルエンザにかからないための保険にはなりそうですね。

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楽観的なエボラ熱対策に重なる311原発事故

ニュースサイトを見ていると、地方都市でも基幹病院でエボラ熱対策(この記事では、エボラ熱という表記に統一します)を行ったというニュースを目にします。

エボラ熱は、感染症法という法律で隔離治療が認められている感染症なので、当たり前と言えば当たり前なんでしょうけどね。
ところで、今夏騒動になったデング熱との差を比較してみると、私たち自身が「今の時点では遠くにあるが、もし起きたら壊滅的打撃になりうる事態について迅速に動きにくい」ことがわかるような気がします。
「デング熱」と「エボラ熱」について、ネットででも調べてみれば、生活する私たちの視点から見たリスクが分かると思います。

デング熱
・国内での感染が発見されたのは数十年ぶりだが、海外渡航者で罹患している人は存在する。
・蚊によって媒介され、まれに出血熱を起こして重篤化するが、治癒する確率は高く、世界では年間1億人近くが感染しているという情報もある。
・(日本本土で媒介すると思われる蚊(いわゆるヤブ蚊)の飛翔距離は1キロメートルにも満たないため、各地域で蚊の駆除を行えば、予防に効果が高いと考えられる)


エボラ熱 
・複数ヶ国間にまたがる大規模な感染拡大は、今回が初めてといってもいい。
・空気感染することはなく、排泄物や嘔吐物、血液などの体液で接触すると考えられている。
・ウイルスのタイプによっては、致死率が非常に高く、予防法と根本的な治療法は現時点では解決されていない。
・富士フイルムグループの富山化学が開発した未承認薬に期待が寄せられているが、まずは、国内に持ち込まない水際作戦と、感染拡大が起きている国が終息宣言を出せるようにすることが重要。
・11月21日現在、日本に入国した方の発症は確認されていない。


こういうことですよね? 


こうして整理してみると、
「デング熱騒動」は、「死亡する確率は低く、感染するリスクも今まで低かったが、一気に罹患する確率が高くなってパニックが起きた」

「エボラ熱」は、「日本も着々と防疫体勢が進められているが、完全に水際で防げる状態とは言えない。万が一、感染が国内で広がれば、おそろしく危険な状態になる。そのリスクが、少なくとも以前よりあがった」

これって、311直後に起きた原発事故の我々の行動と、よく似ているような気がします。

311直後は、未曾有の事故だったために福島第一原発の事故が起きても、行政が迅速な対応ができなかったと批判されています。
それに加えて、私たち自身も一次情報が手に入る状態にありながら、次に自分にどのような影響があるか、冷静に判断して行動できなかったのは事実ではないでしょうか。

もちろん「311直後の原発事故に対する私たちの行動」と「エボラ熱に対する私たちの意識」について、一律に比較するべきものではありません。

ですが、先述の「デング熱騒動」と「エボラ熱の万が一の拡大」ということを考えてみると、目の前で被害が明らかにならなければ、次は自分に被害が及ぶかもしれないことについて、ヒステリックにならず適切な対応を行うということが、相変わらずできていないわけですよね?

・目の前に現れた現象だが、ヒステリックにならず冷静に行動すべき問題

・少し遠くにあるが、もし起こると全体が壊滅的な打撃を受けかねないので早急に考えるべき問題

こういった事象は、私たちの生活にあふれているように思います。

さて、衆議院が解散したわけですが、この問題はどちらにカテゴライズされる問題でしょうか?

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November 21, 2014

トラフグが大幅に減少?

ここ数ヶ月、新しい媒体の原稿書きが忙しくて
ブログは放置気味だったんですが、
気が向いたら、不定期更新で、つれづれ書いていきたいと思います。

お時間のある方、おつきあい下さいね。
相変わらず、食べ物関係の記事ばかり書いているのですが、
とあるニュースで表題の記事を見ました。

トラフグといえば、山口県の下関が有名ですよね。
僕は、その対岸の北九州で育ったんですけど、
あっちにいた時、フグ料理って全然記憶にないんですよね。

地方都市にありがちな、対岸だとまったく食文化が違うってのも
あると思うんですけど、たぶん、商品として大阪とか東京に送られてたからじゃ
ないかなと思うんですよね。

いえいえ、たしかにフグ料理はありました。

鯖フグみたいな、安価なフグはね。
トラフグみたいな値の張るお魚になると、これがとんと記憶にない。

だから、乱獲で減少しちゃったのかなと思うわけです。
天然のトラフグって、はえなわで獲ってたと思うんで、
獲れる時は、がっさり獲れちゃうんじゃないかなと。

それで、産卵期前のとらふぐまで獲っちゃうから
減っちゃったんじゃないかな。

とらふぐの白子は、珍味で有名ですが、卵巣は猛毒ですからね。

ふつうの魚って、メスのほうが有り難がられるものですが、
トラフグだけはそうはいかない。

しかも、釣り上げた時、オスかメスかはっきり見分けにくいらしいですね。
もっとも、漁師さんからすれば、収入になるわけですから、
保障をつけなければ、「産卵期の前のメスだから放流しろ」ってのも難しいでしょうし。

ところで、トラフグが減ってしまったのが、乱獲だとしたら、
あれだけの猛毒のある魚をよく食べ尽くしたものだなと
逆に感心してしまうのは、僕だけでしょうか。

坂口安吾でしたっけ?
フグ料理が完成するまで、何人の人が亡くなったかなんていう
物騒なエッセイ書いてた人は?

たしかに、昔の人は科学的な知識がないはずですから、
あれだけの調理法が完成するまでに、
相当の犠牲者が出たことは想像に難くありませんが。

とはいえ、フグは他の魚にはない魅力もありますから
わからなくもないんですけどね。

お魚なのに、妙に魚臭くないし、
お刺身にするにしても、身がとても堅くて
歯がもろい包丁なら刃こぼれしちゃう。

薄いお作りにしないと厳しいから
独特の薄造りが生まれたんでしょうね。

火を通すとなおさら不思議な風味になると思います。
独特のうまみがあるし、それでいて鶏肉のような風味も感じなくはない。

うまさに魅了されて、調理法を研究した人がいても不思議ではないですね。
これからシーズンですが、最近は養殖物もできがいいらしいです。
お値段もお得ですから、ちょっとした席ででも試されるといいかもしれませんね。
色々なご意見がありますが、お酒をいっしょにいただくなら、やっぱり日本酒が合います。

熱燗の時期ですが、冷や(常温のことね)で辛口の酒が一番合うような気がします。
坂口安吾の堕落論とか読みながら、ふぐをつついて日本酒をあおるってのも、読書ファンなら悪い趣向でもないかもしれませんね。


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