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April 2014

April 29, 2014

戦後生まれ 昭和生まれ

今日が祝日だということを、すっかり忘れていた。

ライターの仕事は、祝祭日など関係なくやらないといけないので無理もない。とはいえ、今日が昭和の日だと聞くと、改めて時間の経過を感じる。
昭和の日とは、先の天皇陛下の誕生日だったことに由来する。僕が20歳になるまでは、天皇誕生日だったわけで、特定の思想がない人でも、昭和という時代を生きていることを、どこかで感じていたように思う。
昭和時代は64年あったが、(ただし昭和64年は正月明けの一週間ほどしかないが)、26歳以下の人以外は、この時代を生きてきたことになる。
とはいえ、僕自身も昭和時代を生きたのは20年ほどしかなく、平成の時間のほうが長い。おそらく40歳以下の人は、昭和時代の記憶は、さほどないだろう。
そのことを思うたびに、僕がまだ学生だった頃に言われていた、「戦前生まれ」、「オリンピック前後生まれ」という言葉を思い出す。
僕が中学生になったくらいまでは、学校の先生の中に、第二次世界大戦に従軍した先生がいた。
劇的な転換期を迎えた時代を超えたというと、誇張になるかもしれない。とはいえ、理性的に話しても、戦後に生まれた人との間に、互の考えの溝を埋められない温度差があったのも事実である。
そのことについて議論を挑もうとすると「そのうち君も理解できるようになるさ」といった答えが教師から返ってきたことを覚えている。
その意味がなんとなく理解できたのは、就職してからだった。
いつまでも続きそうな昭和時代が終わった後、年配の上司から当時若者だった「オリンピック前」「オリンピック後」という呼び方がされるようになったからだ。
戦前の記憶を持つ昭和生まれの人は、企業社会からいなくなり、戦後生まればかりになった。その頃に言われたのが、「オリンピック前」「オリンピック後」という言葉だった。
私が育った時代も、今から比べれば決して物質的に裕福ではなかったし、今のように多くの人が大学教育を受けられる時代ではなかった。私の時代で、大学の進学率は30パーセント前後だったと記憶している。
その前の時代を知っている人からすれば、第二次世界大戦の敗北から、日本が経済的に飛躍的に伸びた時代に起きた東京オリンピック(1964)や、大阪万博(1970)は、時代を象徴する出来事だったのだろう。それゆえに、日本がまだ貧しい時代を知る「オリンピック前」と飛躍的な経済成長をとげた後の時代の記憶が濃い「オリンピック後」という言葉が言われるようになったのだろう。
また、どのような生き方をしていても、皆が時代の影響を受けることを改めて実感するようになったのだろうとも思う。加えていうなら、後の時代に生まれた人と共有できないその時代ならではの独特の「空気感」があるということも。
「そのうち、戦前戦後なんて言葉はなくなって、オリンピック前、オリンピック後って言われるようになって、20年くらいすぎれば、昭和生まれ、平成生まれって言われるようになるんだろうね」
元号が平成に代わったころ、そんなことがちらほら言われていた。
時代のさなかに生きている時は、時代から受けている影響に気づくことは希だ。
今はどんな時代なのだろうか。時間が過ぎたとき、今を内省しなければいけないような事態を見過ごしてはいないだろうか。
今を生きていれば、惨禍とて日常になる。そのことを見過ごしていないだろうか。
現在進行形の原発問題や、集団的自衛権の問題、あきらかに理不尽な労働問題の不遇や貧困の連鎖を見るにつけ、今という時代を意識しながら生きているか、改めて問いたくなる。

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April 11, 2014

ブラック企業で働いていたら、日本年金機構から差し押さえの予告が来た

ガジェット通信さんに寄稿させていただきました。
その一部から

新年度もはじまり、仕事も忙しくなった。

僕は、朝イチの仕事として、郵便物の発送や仕分けを行うようにしてるんだけど、 ある朝、届いた手紙を確認していたら、日本年金機構からの手紙が混じっていた。
何気なく開封してみたら、驚いた。 トップの画像が、その文面である。
要は、国民年金保険料を滞納しているので、 耳をそろえて、滞納している保険料を支払うか、 払えないなら、4月1日から4月9日の間までに 年金事務所の国民年金課に出頭して説明しろというもの。
フリーライターは、個人自営業なので、 お勤めの方と違って、給料から年金保険料が天引きされない。 したがって、自分で保険料を納付しなければならないのだが、 年金保険料は、毎月納付しているので、このような文面を送り付けられる心当たりがない。 あれこれ思案するうちに、思い出した。
去年、ブラック企業に潜入して社員として働いていたのだが 会社から支払われるはずの 厚生年金が未納のままになっているのだろう。
以前の顛末をご存じない方は、まずは、この記事を読んでいただきたい。
私は昨年、ブラック企業の労働実態を取材するために、 社員として、ECビジネスを行っているブラック企業に 潜入した。
通常、法令で定められた労働条件を満たしていれば、 会社は雇う人を、 雇用保険、労災保険、健康保険、厚生年金保険へ 加入させなければならない。
続きは、ガジェット通信さんのサイトでごらんください。
記事はこちら

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April 09, 2014

ほんなこつ美しか さげもん 福岡・柳川 旧暦のひなまつり

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福岡・柳川を取材してきました。
柳川は旧暦のひな祭りをお祝いするんですね。
その用紙をガジェット通信さんに寄稿させていただきました。
よろしければぜひご覧くださいね。

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