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February 2014

February 25, 2014

三寒四温

例年にない寒さで東京は、四苦八苦してます。
埼玉や山梨は豪雪からの復旧がまだの地域もあるようですが、
一刻も早い日常が戻ってくることをお祈りしています。


都心に出てみると、黒ずんだ残雪が歩道に残っていて、
気温も日中で、5~8度にしかならないんですよね。


どうやら寒さにめっきり弱くなったのかなと思ったら、
単に例年より寒暖の差が激しくて、芳しくないだけだったりとか
いうことに気づいて、ほっとしています。


そういえば、昨年の関東の夏は、観測史上初の暑さだったんですよね。
これで寒さがいきなり来たわけですから、まあ、どうにかなっちゃわないほうが
不思議なんでしょうけど。
体と心を守る工夫をしながら色々なことを書いていますが、日々のよしなしごとを織り混ぜて、
生活を楽しむ工夫を幅広く、このブログでもご紹介していきたいと思います。




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February 21, 2014

明日土曜日 朝7時まえばしCITYエフエム 元気な朝ごはん に出演します

先週に続いて、明日土曜日の朝7時より群馬県のまえばしCITYエフエム「元気な朝ごはん」という番組に出
演させていただくこととなりました。

既に上梓している絵本「小さなつばめとりんごの木」という作品を、声優さんに朗読し
ていただくという企画です。
http://www.kinokuniya.co.jp/f/dsg-08-EK-0065982


スマートフォン、パソコンで東京からも、お聞きいただけますので、お時間がございま
したら、お聞きいただければ幸いです。(再放送 26日 午前4時から)

前橋CITYエフエム 84.5MHZ
http://www.maebashi.fm/


















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February 19, 2014

地震よりも雪に弱い東京の脆弱性

先週に続いて、今週も東京は雪が降った。

地方にお住まいの方は、地理感がないので分かりにくいかもしれませんが、東京は、小雪がちらつく程度くらいにしか雪が降らないことが多いですし、この20年くらいは、どんどん冬場が暖かくなっている気がします。

福岡で育ったから、今回の雪と寒さは辛かったでしょう?とかよく言われるんですが、福岡って東京より寒いんですよね。
緯度からしても、北九州は、埼玉県北部くらいの位置になりますし、北風が海から吹いてくるので、冬場は東京より寒いです。

そんなわけで、今回の寒さと雪を、少し懐かしい感覚だなと思って過ごしていたのですが、取材で追われる羽目になりました。

僕も地方都市に住んでいましたが、その感覚からすると、東京って、気持ち悪いくらいに電車の数が多いです。
隣の隣の県まで通勤で通ってる人なんて珍しくないですし、実際のところ、2時間くらいかけて、朝夕は大移動してる状態なんですね。

東京の都心も、JRと私鉄、そして地下鉄が発達していて地方都市と違って、車がないと移動できないということがありません。
朝の5時くらいから、深夜12時過ぎくらいまで、ほぼ5-10分おきに電車が動いています。
僕自身、車の運転があまり好きではないので、これはすごく楽だなーとか思った記憶がありますね。

ただ、地下鉄はあまりに入り組み過ぎて、東京に住み始めて20年以上経った今も本当に乗り換えとか路線が覚えられないですね。
また、地下鉄の駅によっては、旧ソ連時代の核シェルターなんじゃねえかなんていうすごく深い場所に駅があったりします。
地下鉄の改札を出たものの、どの階段を上がれば、どこに出るのか、方向がまったくわからなくて、案内図を探すことも珍しくありません。
そんなわけで、スマートフォンの乗り換えアプリに頼りっぱなしの状態です。

よく考えたら、東京は1000万人の住民がいて、仕事のために近県から人が移動してるわけで、日中の人口は下手すると2000万人くらいになってても不思議じゃないんですよね。(正確な統計ではありません。ごめんなさいね)

その人達が、5-10分おきに電車で移動することに慣れているわけなので、電車が完全に止まると都市機能が麻痺しかねないリスクが考えられるわけです。

実際のところ、東京は地震がすごく多いので、地震災害で、交通機関が麻痺した事態の
対策はよくされていると思います。
実際のところ、3・11の東日本大震災の際に、僕は、東京の蒲田にいて交通機関が一時ストップしたのを経験しています。
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この時も、JRは駅が封鎖されてしまったのですが、市民のみなさんは、非常に冷静で、駅前のロータリーの植え込みに座って待機したりとかされてましたね。

この日も、大規模な交通機関の麻痺が起きて、帰宅できなくなる人も出たり、相当の距離を歩いて移動する人も出ました。
火災などの災害が起こらなかったことも幸いでしたが、地震について慣れている方が多いので、大規模な混乱が起きなかったのではないかと思います。

そのせいか、今回の雪による事故で一日東横線(渋谷と横浜をつなぐ北西から南東に伸びる私鉄)が止まってしまったのですが、個人的な主観ですが、震災の時より混乱してたような気がします。
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やはり市民のみなさんも、臨機応変に、慣れない雪かきをしたりして道路を歩けるように自主的に復旧していましたが、年配の方で一人暮らしの方も多いですから、そうなると雪かきなんてできないでしょうから、孤立してしまって、大変なことになってしまう可能性もあったんじゃないかと思います。

また、人力で雪を除雪できる状態だったから、なんとかなった気もしますが、もう少し雪がふれば、消防・警察・自衛隊に対して、臨機応変に指揮し、復旧しなければならなかったでしょうね。
僕自身も、すごく寒かったので、軍用の防寒装備で、取材に臨んでました。
ミリタリーブーツをはいて

コマンドセーターを中に着て

米軍使用のモッズコートを着て

米軍兵士用のバックパックに取材機材を入れて移動する状態


デジタル一眼レフを扱う手が凍えて、自分撮りできなかったので、その時の写真ありません。ごめんなさい。

実際、世田谷区、目黒区で取材していましたが、おそろしく寒かったです。寒さがしみこんできて、体温を奪われていく感じでしたね。
これが、電気などのインフラがとまって、普段着で部屋の中で過ごさないといけない状態になっていたらと思うと、恐いですね。

山梨県が、事実、現在進行形で、行政機能、食糧品などの物流組織、交通機関などの大規模な麻痺が起きています。
官邸がようやく指示したようですが、自治体からの要請がない場合(個人的には山梨県知事が自衛隊に対して早急に災害救助の要請をしなかったのは問題だと思っています)、自衛隊の最高指揮官は、内閣総理大臣です。

情報の収集、復旧対策の指示、他の自治体との連携などは、国が早急に対策本部を設けて指揮すべきことを、東日本震災で学んだのではないでしょうか。
まずは、山梨県の雪害の復旧と被害にあった方の救助を急ぐべきですが、阪神大震災から繰り返している、この「脆弱性」を見直すべきように思います。

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February 10, 2014

大雪と鯉

東京に大雪が降った。

40数年ぶりなのだそうだ。東京は、政変が起こるたびに大雪が降る印象がある。学生の頃、226事件について書いた本を、いくつか読んだことがある。

実際に体験した大雪といえば、昭和63年4月の大雪だろうか。実際、翌年、元号が変わった。今日の大雪も、なにかの予兆なのだろうか。先日、取材した都知事選が、民衆に悪しきものをもたらさないものであればいいのだが。

とはいえ、私のような社会的影響力のない物書きができることなぞしれていいる。
頼まれた文章を書き、日々の生活を充実させ、この雪を楽しむことくらいだ。

ならば、面白くないことを面白く過ごすべし。こう寒いと、牡蠣もいいが、ほどよく燗をつけた日本酒をやりながら、鯉こくか、鯉のうま煮で精を養いたくなる。

昔から、天候が不安定な寒い時期や、出産後の女性に、鯉を食べさせる習慣がある地域は多かったとされる。

中医学(漢方)では、腎気(腎臓とは別)を補い、体力や思考に至る力を養い、目の疲れを取るとされてきた。
その叡智が受け継がれていたのだろう。つい30年ほど前まで、こういった習慣は、日本の各地で見られた。だが、最近は、河川の汚染により、野生の鯉を食すことが難しくなった。

川魚特有の寄生虫の問題もあるため、私は、鯉を楽しみたくなった時は、もっぱら、養殖の鯉を使って調理する。
最近の養殖物は、清らかな水で育った野鯉に負けず劣らず、美味である。

家庭で調理するなら、50-60センチ程度のものを購入するといいだろう。
最近は、ネットでも活魚が仕入れられる。発送寸前に締めて、最高の鮮度を保って氷温で自宅に送ってくれる。

あらかじめ調理されているものを購入するのもいいが、腕に覚えのある人は、自分でさばくべし。
まず、台所のシンクに、鯉を置き、包丁の背でこけひき(うろこを落とす)。その後、出刃で頭を落とす。
腹を割く際には、胆嚢(俗に苦玉)を潰さないように注意したい。

これをやってしまうと、全身に胆汁の苦みが回り、とてもくえたものではなくなってしまう。
半身を柵取りにしてあらいを作り、残りの半身は、圧力鍋で日本酒と一緒に骨まで軟らかくなるまで炊いて、醤油と砂糖で甘辛く味付けをした「うま煮」にする。
頭や、他の中骨などは、熱湯をかけて臭みをとり、味噌で煮て鯉こくに。

あらいを肴に吟醸酒の熱燗をやり、鯉こくをすすって酔いを覚ました後、鯉のうま煮を、熱い飯に乗せて、山椒をふり、熱い茶をかけて茶漬けで締める。

体が冷えやすい方や、目や頭を使う仕事の人には、非常に滋味深い飲み方と言えよう。

こういった季節の楽しみを忘れずに、日々を過ごしていけば、ありふれたことも、楽しく感じるものだ。寒さを楽しむ一つの作法として、ぜひお勧めしたい。





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