« June 2011 | Main | August 2011 »

July 2011

July 16, 2011

本日発売 絵本「さぼちゃんのおぼうし」

317501342

以前の記事で告知させていただいていましたが、本日発売になりました。
えほんの上梓は5年ぶりです。今年はあと2冊くらいこどもむけの本を上梓したいと思います。

イラストレーターのさくはさんは、この作品がデビュー作になりますが、水彩のアートワークが光る満足のいく仕上がりになっています。
おまけのコンテンツとして、お子さんと一緒にぬりえが楽しめるラフ画も収録

パソコン版に加えて、ipad、iphone版も発売 タブレットPC ipadで読むと、紙の絵本の良さと電子書籍ならではの鮮やかさが楽しめます。お子さんと一緒に、ぜひお楽しみください。

さぼちゃんのおぼうし
ぶん 松沢直樹
え  さくは

だいじょうぶだいじょうぶ きっとなかなおりできるよ。ゆるしてくれるよ。

ひつじのめえちゃんは、とってもげんきなおとこのこ。
いつも、はらっぱのおともだちといっしょ。

でも、いじわるしたせいで、ひとりぼっちになっちゃった。

「さみしいよ、さみしいよ。めえめえめえ」
「だいじょうぶ、だいじょうぶ。きっとなかなおりできるよ、ゆるしてくれるよ」

いなくなったおともだちをさがし に、ぼうけんにでかけためえちゃん。
あたらしいおともだち「さぼてんのさぼちゃん」がつくってくれたおぼうしをみた、はらっぱのおともだちは?

「さぼちゃ ん」「めえちゃん」のキャラクター造型と電子書籍ならではの水彩とCGのアートワークをお楽しみください。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

July 07, 2011

お中元でできる被災地支援 南三陸町「はるちゃんトマト」

3・11 東北をはじめ、関東地方まで広域にわたって被災した東日本大震災。いまだもって、その全容が伝えることができないほどの災害を、日本は経験することとなりました。

このブログでも、写真入りで、震災当日の東京の様子を伝えています。

僕は、たまたま東京の蒲田で打ち合わせをしていました。

建物の倒壊や火災などは発生しなかったものの、電車が運休になり、交通機関が完全に麻痺してしまいました。

たまたま旅行で東京を訪れていた外国籍の方を連れて、都区内を移動することとなりましたが、そのことは、記憶に強く焼き付いています。。

その後、5月16、17日に、原子力原子力災害のため、町全体が避難しなければならなくなった、福島県双葉郡浪江町を取材しました。

(この情報は時間がきたら、詳しくお伝えさせていただきます)いまだもって、今回の震災の全容を、メディアは伝えきれていないことを実感した次第です。

Dsc_00791
Dsc_00801
Dsc_04361
計画避難地域に指定された福島県双葉郡浪江町にて(2011・5.16)

取材後、友人の歌手「東里香さん」がパーソナリティをつとめていらっしゃる栃木放送のラジオ番組をはじめ、様々な媒体に情報を提供したり、コメントを伝えさせていただきました。

色々な地域の方とお話をさせていただく中で気付いたのですが、東海地方以西では、震災や原子力災害による被災状況が詳しく伝えられていないようです。

実際に震災の影響を目の当たりにした首都圏ですら、もう「終わったこと」のように扱われはじめていますので、無理もありません。

地震と津波の影響を受けた 岩手県、宮城県を中心とした東北地方は、いまだに仕事が再開できず、また、仮説住宅にも入居できない方もいらっしゃいます。

そのような方々を支援するために、全国から義援金が送られています。
このブログをご覧いただいている方の中にも、義援金を募金された方がいらっしゃるのではないでしょうか。

災害は、いつ自分が当事者になるかわかりません。
幸いなことに、私自身、今回の震災の被害は軽微でしたが、自然災害の厳しさを改めて知ることとなりました。

そういった経験から、お互いを助け合う趣旨の義援金に募金することは、大きな意義があると感じています。

しかしながら、製品を購入したり、サービスを受けることで、ダイレクトに被災地の方々をサポートすることも重要だと考えています。

義援金は、自治体単位で公平にお金を届けることができます。

ただ、集まったお金を再配布する作業が必要になるため、被災されている方にお金が届くまでに時間がかかってしまうことが、えてして起こりえます。

可能であれば、被災地に直接お金を届けることが一番です。
とはいえ、なかなか難しいですよね。

ネットを活用しましょう。ネットで探して、被災地で仕事を続けていらっしゃる方から商品を購入したり、サービスを受けることで、より自然で、かつ、ダイレクトなサポートが可能になります。

そういった趣旨で取材を続けていましが、たまたま、フォトグラファーの友人である武藤奈緒美さんから、南三陸支援活動をしていらっしゃる千葉さんにお会いする機会をいただきました。

当日は、千葉さんを通じて、南三陸町でトマトを栽培していらっしゃる小野花匠園さんのお話をうかがうことができました。

南三陸町は、震災と津波によって、厳しい被害を受けた地域です。
その地域で奇跡的に残った苗を育て、素晴らしいクオリティのトマトを育てていらっしゃいます。
Dsc_0126

Dsc_0124

小野花匠園
郵便番号 988-0473
宮城県本吉郡南三陸町歌津字中在66
TEL/FAX 0226-36-3711
http://www.onokashouen.com/

早速ですが、この日、即売されていたトマトを試食購入させていただきました。写真がそのトマト「はるちゃんトマト」です。野菜の味が一番よくわかる「まるかじり」で試食。

フルーツトマトほど甘味は強くないものの、トマト本来の独特のわずかな甘味があり、かつ、トマト独特の旨味がしっかり感じられる素晴らしい出来栄え。

試食させていただいたトマトに、わずかに旨味調味料と塩が振ってあるのではないかと錯覚するくらい、しっかりとした味が感じられました。

千葉さんがおっしゃるには、小野花匠園さんは、土作りからしっかり行っておられるのだとか。野菜や果実は、土をしっかり作ることで、味が変わってきます。

「なるほど、この味になるはずだ」と思う、立派な仕事の中で育ったトマトです。

消費者の方の不安を完全に払拭するために、出荷するトマトの中に放射性物質が含まれていないかということまで、しっかり検査をなさっておられます。

取材当日は、第三者機関が検査した結果を見せていただきました。それによると、放射性物質は不検出で、まったく問題ありませんでした。その情報は、小野花匠園さんのホームページ内の放射性物質の測定結果のページでもご覧いただけます。

東京は、震災後、製造拠点の被災や物流の混乱から、食料品をはじめとした物資不足で小売店の商品が不足することとなりました。

扶桑社のSPA!さんでも、関東で流通が盛んになった九州産の食品(熊本の丸美屋食品さんの納豆 「にゃっとう」)のことを、お伝えさせていただきました。
そのことを機に、被災地の製品を購入することで、ダイレクトにサポートを行う試みが広がっています。

ぜひ、この夏のお中元は、被災地の製品を購入することで、みなさんが喜べる贈り物をお届けいただければと思います。

話がそれましたが、小野花匠園さんでは、単にトマトを販売するだけでなく、製品購入によって雇用を創出する試みをなさっておられます。

はるちゃんセット(トマト約4キロ 3900円)と同じものですが、10000円の雇用創出プラン(税込・送料込を購入いただくと、差額がアルバイトやパートの方の支援になるという仕組みです。ぜひ応援してあげてください。

取材当日、小野花匠園さんからお預かりしたチラシに記載されていたご挨拶を、引用させていただきます。

---小野花匠園様のチラシから著作権法第32条を根拠に以下引用---

小野花匠園の小野政道です。
この度は、お客様に「はるちゃんトマト」をお届けできたこと、とてもうれしく思っております。
三月十一日の東日本大震災の時には南三陸町も壊滅的な被害を受けました。

その時、当園の一部も津波が押し寄せ、資材が流出し、その農地は今、瓦礫の山になっています。
その日から一週間は、家族・親戚・友人を探すのに精一杯で、仕事が手につきませんでした。
しかし、一週間が過ぎ、ハウスをのぞくと、トマトに小さな花が咲いていました。
水も与えられず、寒さに耐えながらも生き延びているトマトを見た瞬間、今のわたしたちと同じではないかと感じました。
震災後はじめて自分の気持ちの中に「前に進みたい」という強い思いが芽生えました。

 ライフラインがすべて停止するなか、仲間達の力を借りて、寒さをしのぐためにトマトにビニールでトンネルをかけ、川からくみ上げた水を与えて手作業での管理をしてきました。
 その甲斐もあり、例年より一カ月遅くなりましたがトマトに色がつき出荷ができる状態になりました。

 この街で自分に何ができるかを考えた時、この場所を再生し新たな農地や設備を購入して生産を拡大することで雇用拡大を図っていきたいと考えています。
 最後に私ごとですが、今自分は三十一歳で妻と四歳の息子、二歳の娘がいます。子の子達が十年…二十年後「この南三陸町で育ってよかった」と思ってもらえるように、自分は全力で前へ進んでいきたいとおもいます。

 この震災を乗り越えた「はるちゃんトマト」ぜひご賞味ください
---引用終了---

みなさんも、ぜひ小野花匠園さんのサイトをご覧ください。
また、共感するところがあれば、お中元や日々の食卓にぜひ、「はるちゃんトマト」を、ご利用いただきたいと思います。

小野花匠園
郵便番号988-0473
宮城県本吉郡南三陸町歌津字中在66
TEL/FAX 0226-36-3711
メール harutyan@onokashouen.com

http://www.onokashouen.com/


| | TrackBack (0)

« June 2011 | Main | August 2011 »