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June 2009

June 28, 2009

Cocktail Night で オリジナルカクテル「雷神」を提供

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↑お客さまに撮影していただきました(笑)

東京・自由と生存の家の中にあるインディユニオン事務所で、食品の有効活用を考えるイベントを定期的に開いているわけですが

この日はCocktail Nightと銘打って、意見交換の後に参加されたみなさんに、カクテルを楽しんでいただきました。シェーカー振りましたよん♪

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無事にカクテルナイト終了

みなさん楽しんでいただけました。

日本酒ベースのオリジナルカクテル「雷神」を二杯だけ、ご提供

別にけちってるわけじゃなくて、カクテルに使える日本酒が、ほとんど残ってなかった(^_^;)

女性の皆様で一口ずつテイスティングしていただきました。

お楽しみいただけたようで何よりです

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June 25, 2009

亀の手を料理する

といっても、「亀さんのおてて」ではなくて、フジツボの仲間なんですけどね。

参考資料ウィキペディア
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AB%E3%83%A1%E3%83%8E%E3%83%86

形が亀の手にそっくりなんで、こう呼ぶらしい(イタリアだと「象の足」と呼ぶとか)

ゆでたものをむいて、アイオリ(仏料理で使われるソース・にんにく、卵黄、オリーブオイル、塩、レモン果汁を混ぜて攪拌したソース。見た目、マヨネーズっぽい)と合わせて和えた物を皿に敷き

岩牡蠣を殻から外して、日本酒で洗った後、細かく刻んだパセリを混ぜた小麦粉をはたいて、バターを敷いて軽く火を入れたものを皿の上へ

亀の手のゆで汁は、ワインを加えて磯臭さを殺して、セロリ、ニンジンを加えてよく煮込んで裏ごし

蒸したジャガイモを裏ごしして混ぜたものを混ぜて、冷たいスープに


うむ 美味でありました。

生臭さだけを殺して、海産物の旨みを引き出すのってなかなか大変だけど(特に火を入れる料理は)なかなかでした。

岩牡蠣だったら、生でつるんといただくのもいいけど
たまにはこういうのもありかな

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June 22, 2009

公正取引委員会 コンビ二の見切り商品販売を支持

24日15時、公正取引委員会は、大手コンビニエンスストアチェーン・セブンイレブンジャパンに対して、

フランチャイズ各店舗が実施している食品の値引き販売を制限する行為に対して、独占禁止法違反(優越的地位の乱用)に当たるとし、見切り販売を可能にするマニュアル整備などを求める排除措置命令を出した。

フランチャイズ各店舗では、食品が売れ残ると、実費を支払って食品を廃棄処分しなければならない。

反対に、値引き販売して売り切れば、フランチャイズ店舗は黒字になる上に、まだ食べられる食品の廃棄を行わなくてすむ。

正規の価格で食品が販売できれば、それに越したことはないが、(雇用確保と経済循環を活性化する上で、このことは必要だと個人的に考えている)

売れ残れば、実費を支払って処分しなければならないのだから、このような形で売り切ることを考えるのは、やむからぬことだと思う。

(実際、見切り品として食品を販売することで、フランチャイズ店舗は、廃棄費用を削減するだけでなく、黒字に転じている)

また、環境面に与える問題も無視できない。少なくとも現在のゴミ問題のうち、約50パーセントが生ゴミを占める自治体があることを考えると、無関心ではいられない。このことは、法令によって指導が行われている。

食品の廃棄に関する法令「改正食品リサイクル法」では、、年間100トン以上の食品を廃棄する企業は、環境省に実態を報告した上で、廃棄する食品を減らすように指導を受けなければならない。

賞味期限内に売り切る方法を選択しにくかったコンビ二エンスストアとフランチャイズ本部の問題は、環境問題はもちろん、前述の法令についての問題も包含していた形となる。

当方は、賞味期限切れ食品を含め、莫大な量の食品が廃棄される実態を鑑み、定額給付金に変わる実効性のある長期的な政策として、これらの食品を現物支給する案を提案している。(拙著の中でもこの問題に触れているので、関心をお持ちいただけた方はご一読いただければ幸いです。)

今回の公正取引委員会の指針提示を、労働および消費問題としてだけでなく、食資源の有効活用を検討するきっかけとして捉えてほしいと願ってやまない。

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6月23日 沖縄慰霊の日

以前、同じ日にこのブログに掲載した記事を再掲載します。
争いが加速する世界に、救いがあらんことを。

過去の歴史を教訓として見つめる神の心を宿した多くの市民が、一人でも多くの人に手を差し伸べて、災厄から多くの人を守れますように。

3月10日
8月6日
8月9日
8月15日

これらの日が、何の日なのか、知らない人が増えたそうだ。
だとしたら、6月23日が何の日なのか、知らない人も多いだろう。

6月23日は、沖縄慰霊の日である。

太平洋戦争中、米軍の上陸作戦によって、沖縄は日本で唯一、民間人を巻き込んだ地上戦を経験することになった。

1945年4月1日より始まった米軍の沖縄上陸作戦は、旧日本軍沖縄防衛第32軍司令官牛島満の自決によって、組織的な戦闘終了を迎えた。
それが、6月23日である。

太平洋戦争末期、戦力を急速に失った日本軍は、米軍の沖縄上陸を阻止するために、神風特攻隊による空母撃沈作戦などで決死の抵抗を試みる。だが、圧倒的な物量を誇る米軍の前に屈することとなる。

嘉手納に上陸を開始した米軍は、半径700メートル以内の建物が破壊される威力の砲弾を海上から集中的に浴びせ(鉄の嵐と呼ばれる)、日本軍との戦闘の中で、民間人を巻き込んだ膨大な犠牲者をもたらした。

米軍との戦闘の巻き添えになった方は、約20万人とも言われ、県民の4人に1人が亡くなったといわれる。(あまりにも激しい戦闘だったため、正確な数字は定かではないらしい)

戦闘に巻き込まれて亡くなった人ばかりではない。

投降して米軍の捕虜になろうとするとスパイとみなされ、日本軍兵士に殺害されるおそれがあると考えたり、よしんば米軍捕虜になっても殺害される恐れがあると考えた人たちも多かった。

そのため、沖縄本島や慶良間諸島では、ガマ(天然の洞窟)に非難した人たちが集団自殺を図るといういたましい出来事も多かった。

また、日本軍の強制接収によって、強制移住させられ、マラリアなどに罹患したり、栄養失調で衰弱死した人も少なくないと言われる。

もっとも、司令官を失った旧日本軍の抵抗は6月23日以降も続いた。

公的な戦争終結を迎えたのは、米軍第10軍司令部と琉球列島(沖縄)守備軍との間で沖縄戦の降伏調印式が行われた1945年9月7日のことである。

沖縄戦で何より悲惨だったのは、少年少女が戦闘に駆り出されたことだろう。

法的根拠なく従軍看護要員として駆り出された沖縄師範女子部と沖縄県立第一高等女学校の職員と女子学生からなる「ひめゆり学徒隊」は、297名のうち224名が死亡した。

さらに年齢の低い現在の高校生や中学生にあたる少年も徴兵された。

沖縄師範学校、県立第一中学校、県立第二中学校、県立第三中学校、県立工業学校、県立農林学校、県立水産学校、那覇市立商業学校、開南中学校 、県立八重山中学校からなる「鉄血勤皇隊」の生徒は、充分な装備も持たされないまま、司令部の壕を護るために徴用された。

徴用された1780名のうち、890名が亡くなるという、いたましい結果に至っている。

さらに悲惨なことには、開戦前にアメリカへ移住し、通訳として米軍に徴用され、かつてのクラスメイトに銃を向けなければならなくなった沖縄出身の少年兵もいたそうだ。

かつて、机を並べたクラスメイトに銃を向けなければならなくなった少年の心情は想像することもできないが、いかにかの戦争が悲惨だったかということは理解できると思う。

沖縄を含めた日本の戦争は、1945年に終わったわけではなかった。

少なくとも僕が生まれた1968年までは、小笠原に渡るのにはパスポートが必要だったし、沖縄も同様だった。

そして本来は日本の領土だった、北方領土や島根県沖の竹島は、日本の敗戦を機に不当な形で外国に占拠されたままの形で今に至っている。

「戦争が終わっていない」とは言わないが、大きな傷跡を残したままなのは否めないと思う。

日本が62年前に経験した戦争については、様々な意見が存在する。

あの戦争を様々な角度から眺めてみると、日本にとっても交戦国だった国にとっても、加害と被害の両面を併せ持った複雑な戦争だったから、それも当然のことだと思う。

何より大事なのは、様々な角度や立場からあの戦争を検証し、どうしたらまた戦争を起こさずにすむのか現実的な方法を導き出すことではないだろうか。

そして、かつて戦争を起こした私たちの国「ニッポン」を否定することで、歩き続けてきた現在の「ニッポン」の社会が、本当に幸福を手に入れることができたのか。

家族ですら信じることができず、社会全体の人たちが息苦しさを覚えるようになった社会が自由だとは思えないし、ましてや、真の意味での幸福ではないと私は考えている。

人それぞれ考え方は様々だろうが、もし今の社会に息苦しさを感じているとしたら、その解決の鍵は歴史の中にあるのではないだろうか。

わずか十数歳で命を落とさなければならなかった人たちがいた62年前の時代の人たちのためにも、私たちは幸福な時代を作る義務があるのではないか。

口幅ったい言い方だが、あの時代の歴史を正視するにあたって、決して声にはならなかった、その時代の若い人たちが後の時代に託した「自分につながる後の時代の人たちの幸福と平和を望む」声が聞こえてくるような気がするのである。

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結局2回見てしもた。真夏のオリオン

諸々の理由により、結局2回鑑賞することとなりました「真夏のオリオン」

4月に公開されたワルキューレといい、第二次大戦を描いた作品って、別の視点から語られる作品が多くなったなぁと思う。

僕が子供の頃は、まだ実際に従軍した学校の先生とかがいたし、育った場所柄か、広島・長崎の原爆に被曝した方や、空爆の被害にあった方、半島から来て炭鉱の厳しい労働に従事した方(日本有数の石炭の産地、筑豊が目の前だったんで)なんかの話を聞いて過ごすことが多々あった。

その中で語られることは、加害であって、被害であって
人としての当たり前の悲しさと、人が人を殺す戦争という現実のむごさだったのだけれど。。。。

子供の頃から僕は、その中で見つめなければいけない何かがあるんじゃないかと
ずっと考えてきた。

それから30年ほど経って、原爆をテーマにした子供向けの作品を書くことになったのだけど、
最初に考えたのは、史実を踏まえながら、加害と被害の視点から脱却した作品を描こうということだった。

端的に言ってしまうと「なぜ誰も本質的には望んでいない戦争が起きるのか?」ということだ。

誤解をおそれずあえていうならば、世界の現実を知らずに、「戦争反対」と声高にシュプレヒコールする人たちに組みするつもりにはさらさらなれないし

ましてや、誰かの過去の過ちを責めることしか言わない人たちの言は説得力を感じないし、ましてや支持するつもりもない。

「あなたが彼らと同じ時代に生まれたとしたら、同じ罪を犯さないといえますか?」

はっきり「イエス」と明言するやつは、よほどのバカか、世界を知らない人間だろう。そんな連中が振りかざす正論は、核兵器よりも危険だ。

「なぜ本質的には誰も望まない戦争が起きるのか」
「加害と被害を越えた歴史を越えて、それぞれの国が目指す幸福を手にするにはどうすればいいのか?」

感傷的ではなく、現実的な問題として考えなければ、私たちはまた再び災厄に巻き込まれるだろう。

同時に、真摯にこの現実を見つめるなら、私たちは、火薬の砂漠の上に建てられたこの世界で暮らすための知恵を手に入れられるに違いない。

話が迂回したが、標題の本作は、史実をそのまま描いたものではない。

しかしながら、原作者、映像化にあたって脚色を加えた福井氏の史実を読み解く力は、言葉を発することができなかった当時の人たちの様々な思いを代弁することに成功しているように思う。

で、カタい話は抜きにして

映像的には細かい箇所がよく作りこまれているよな~
(米軍駆逐艦の機雷投下シーンとか、伊号潜水艦の機関室とかよく再現したもんだ)

単なるアクションシーンの連続に終わらせず、
戦いながらも、お互いに敬意を抱く二人の名将の心理を描いたヒューマニズムあふれるシーンをうまく配置していると思う。

どうでもいいけど、日本の映画って、不況になるとなんでいい作品が目白押しになるんだろうね。不思議だ。

そういえば、伊58って、原爆をテニアンに運んだ重巡洋艦「インディアナポリス」を撃沈したんだよな、たしか。

テニアンに原爆を運んだ4日後に撃沈されたはずだけど、もし原爆を移送中に撃沈されていたとしたら、その後の世界はどういうふうに変わっていたんだろう?

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June 21, 2009

水煮魚

あれこれ諸々忙しいまま土曜日が過ぎたわけですが、何をしなくてもおなかは空くわけで、夕刻にもなるとピークになるわけで

原稿を書く手を止めて、飯にしようと思ったわけであります。

中国から帰ったばかりのデザイナ氏が、水煮魚が食べたいと言う。

水煮魚? 四川料理の? あのめっさ辛い?

蒸し暑くなるこの時期、湿度が高くなると体調が乱れるので、辛いものと精のつく川魚を食べて乗り切ろうということらしい。

しかしなあ、川魚というと……そこら近所の川を泳いでる魚なぞを食べたら大変なことになるのは必至なので、どうするよ なんて話をしてたら、卸で養殖の鯉を購入してくるとのこと。

いそいそ出かけるデザイナ氏を尻目に、水煮魚のスープを
本場、四川のようなものは作れっこないので、ここはあるもので

唐辛子をフードプロセッサーでパウダー状に、花山椒も同じく

大量に粉になった両者を胡麻油を引いた北京鍋に入れて、じっくりロースト

コクを出すために、ピーナッツを練ったものと酒粕を混ぜてさらにロースト。たぶん本場のものよりは辛味が薄く、まろやかな風味になってるんじゃないかな。

ほどよくローストした中に、少しずつ水を加え、煮立たせていき、真っ赤なスープになった時点で鍋へ

根菜(本場で入れないはず)などをことこと煮ながら、豆腐などを切り分け、魚の到着を待つこと1時間

卸さんから見事、養殖鯉をゲットしたデザイナ氏が帰還。お世話さまなことに、さばいてあったので、皮を引いて、粉山椒を振って下ごしらえ
。鯉は、北京鍋で軽く油通しをして、川魚臭さを完全に殺します。

ついでに、豆腐などと一緒に皿に盛ってテーブルへ。

さてさて、スープの煮立った鍋をテーブルに移し、スタッフ一同で晩餐

溶岩のように煮立ったスープの中に、鯉をめいめいが投入。

辛い、痺れる感覚がなかなか厳しいですが、隠し味に入れておいたピーナッツと酒粕の旨みが後を引くおいしさでございました。

どうでもいいけど、飯食うだけで、これだけ汗をかく料理というのも……

でも、体の中からいらない水分が追い出されたのか、後味すっきり

これからの季節は、川魚を食べて精をつけると快適に過ごせるって、古い本に書いてあるけど、たまにはアリかもですね。

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June 20, 2009

焼餅

「やきもち」ではありませぬ。シャオピン 

小麦粉を練って薄く伸ばした生地でつくるパイ

薄力粉を練って薄く伸ばして、油を塗って刻んだネギを散らして

くるくると棒状に巻いて、上からぺったんこに押しつぶす。

これをフライパンで焼くと、油の層が小麦粉をサクサクに焼き上げてくれてパイのようになります。

パン代わりにするもよし、料理の付け合せに食べるもよし

先日確保した発酵中のいわしを練りこんでみたら、なかなか

僕は食べないけど、若手の皆の衆、ご満悦


「せっかく小麦粉を練ったんだったら、刀削麺とか作ってほしかった」
とは、若手デザイナの言。

切れる庖丁じゃないと無理だしねえ。てか君たちの夜食作るのになんでそこまで手をかけないといかんのかね。

ま、おいしく食べてくれたから、いいか

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June 16, 2009

食わせてたまるか。まかない飯のひそかな楽しみ

フードコーディネートの関係なんだが、料理のお仕事終了。今日は太刀魚のソテーを作りました。
いやー太刀魚さばいて60人分もソテーするの大変だった。

なにしろ身が壊れやすいわ、銀色の皮目が色落ちしやすいわ、淡白な風味を生かすのが大変だわで四苦八苦しました。
「トマトベースのソースだと、魚の味が生きないんじゃないの?」そう心配する皆の衆を、あっと驚かせるネタで切り抜けたのは痛快でござった。(売り物料理なんで、お写真取れなんだ。ごめんね)

さてさて、業務終了後のお約束 まかないタイム

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残ったソースを、これまた残った野菜と絡めてみた。ちなみに野菜は、余った素材やら、廃棄される予定だったもの。

米ナス、ブロッコリーの茎、ソースを作った後に濾しとった、たまねぎ、ニンジンその他色々。ざざざ~っと野菜に火を通してソースに合わせて、と。

作り方はてきとー 潜水艦の中のまかない飯のような「漢メシ」
(お客様に出すんだったら、きちんと野菜をカットするけど、可食部分が減るからもったいないしねえ)

若手の料理人がいたので、同じく廃棄予定の鳩肉を入れてみましたが、野菜だけでもじゅうぶん旨みが引き出せたと思ふ。

複雑な濃い風味。ソースの味だけではない濃厚な旨みが明らかに加わったのに一同驚き。

「どうやったら、あんな短時間でこれだけの複雑な味が出せるんですか? 鳩の味だけではないですよね」とは、若手君の言

「それはね、●●をほにゃららして、いわゆる一つのチョメチョメをするとこうなるんだよ」って、わかるかい!

いや、てか説明したとおりに再現しても、同じ風味を引き出すのは無理だと思う。毎回使う野菜の鮮度や持っている旨みが微妙に違うはずなんで。

そのあたりは勘というか、なんというか。

勉強熱心な若い子の質問に答えている間に、あっという間にまかない飯は減り続けて10分後には空っぽに

小生は、これ1杯が本日最初で最後の食事となりましたとさ。

どうでもいいけど、これ全部捨てる素材で作ったんですよなあ。

日本はこういった食材を年間11兆円以上も捨てている国であります。

食料の6割を輸入して半分捨ててるわけで、

他所の国の方が苦労して作った食べ物をお金で奪って挙句の果てに捨てているわけですが……

こういうことを繰り返していたらいつかツケが回ってくるだろうし、国連安保理で物議を醸しているアジアの某国以上に、世界から相手にされない国になる可能性があるんじゃないですかね。

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June 14, 2009

俳句年鑑

編集者さんから、俳句年鑑をもらう。

つらつらと読んでみて「うまいなあ」と思うものはたくさんあるが

響くものはないなあ。
みなさん疲れきっている時代だからかしら? それとも僕が麻痺しているのかしら?

本の中に、はさんだままにしていた故人の手紙を再読
まあ、深夜に読むものではないわな。


呼ぶ声は 鬼籍の人ぞ 仏法僧

麦秋や 君の使ひし 万年筆

紫陽花の 何処に在るや 君の魂

床に落つる 前は鼓動のあった黴(かび)

逢いたくて ただひたすらに坐す短夜

じずじずと 泣く喉に添う 短夜かな

どの花も 淡かりし色ぞ 花菖蒲


ああ、深夜に俳句なんか詠むもんじゃないね。
なんかとてつもなくつまんない気分になってきた。仕事しよっと。

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June 08, 2009

豆板醤が発酵する音を聞く夜

先週もらったソラマメを豆板醤に加工中。
これは売り物にするんで、特別仕様なんだけど、基本的には、普通の豆板醤と作り方は同じ。

1・ソラマメを蒸して、すりつぶして

2・塩きりをした麹(麹と塩を良く揉んで混ぜ合わせること)に、細かく挽いた唐辛子を混ぜ合わせて

(唐辛子は、日本産のものと、韓国産の辛味が薄く、香りと色が強いもの、四川唐辛子(四川辣椒・スーツァンラージャオ)を配合)

3・すりつぶしたソラマメと、唐辛子を混ぜて練って

4・アミノ酸成分が多い、ハンドメイド丸大豆味噌を少し加えて、酵母を安定

5・ソラマメをゆでた汁を少し加えて、味噌の硬さになるまで練って、消毒済みの容器に、スキマができないように詰める(空気が入るとカビが入る)

6・表面をラップで密着させて空気を抜いたあと、保存。

約一週間経ちましたが、発酵が進み始めたのか、「さわさわ」音がします。呼吸してるのか、おならしてるのかはさておいて、炭酸ガスを出しながら、調味料に成長しているようで。

食べ物が生きてる音を聞くってのも、不思議なもんだね。

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June 03, 2009

578円の食費で過ごした先週の食生活

戯れに諸々の出費を計算してみたら、熊本取材から帰ってきた昨週は、578円しか食費を使っていないことに気付いた。

昨日のイベントで、酒肴を作るのに使ったお金がほとんど。

あとは、釣ってきた魚を加工保存したものやら、野草やらで食事をまかなってるね。

かといって、全然貧相な食卓でもないんだよな~

先週食べたもので思い出すものといえば……

●野生のタラの木の芽とツワブキの塩漬け(森の中で見つけた)

●神奈川某所で採集したクレソン

●神奈川某所で採集したあけびの新芽(ゆでると、高級和食の先付けに出てくる「じゅんさい」のような風味に)

●神奈川某所で見つけたなめこ

●商品コピーを書いてチラシを作った農家の方からバーターでもらった甘夏、きゅうり、とまと(食べ切れなかったので、キュウリはピクルスに、トマトはドライトマトに加工)

●釣り人にねだってもらった、東京湾のスズキとイサキ

洗いにして氷締めして、酒の肴に。 余ったものはフードプロセッサーですりつぶして片栗粉を混ぜて脂で焼いて、簡易さつまあげにして保存

●神奈川某所で採集した野蒜(のびる)

えらくたくさんとれたので、味噌漬けにして保存。にらと似た風味があるから、ぎょうざでも作ろうかな。

●ネット上で広告指南をして、代金と一緒にお気持ちでもらった玄米ともち米

(玄米は、20キロもらったので、そのまま保存 精米してもよいが、このまま炊くことにしよう)

●同じく釣り人からもらった早めのタチウオ

薄作りにして酒の肴に 残りは、自家製オリーブオイルで焼いて、これまたもらったトマトを加工したドライトマトで作ったソースでイタリアンに(手前味噌だが、えらくうまかった。これはお客様に出せるな)

●某食品工場を取材した際にもらったパン
一部は、イベントで使ったけど、まだ100個以上あるので取引先の冷蔵会社の冷凍倉庫の一角を借りて冷凍。3~4カ月くらいパンを買わなくていいかも

●間引きのために捨てられる予定だった小さなナス
これは、昨日のイベントでペーストにしました。すごく味がよかったな~それなのに小さいから、売れないんだよね。

残りは、塩で揉んでオリーブオイル漬けに

●同じく間引きのために畑に埋められる予定だったソラマメ

一部はゆでていただいて、残りは中身を出して生のものを機械でペースト状態に加工して塩と唐辛子を混ぜ発酵中。
もうすぐ中華料理の定番調味料「豆板醤」に化けるので、横浜中華街の某料理店に売りつける予定(ダーターの食材をお金に変えてしまうわけですな)

思い出すだけでもこれだけあるよなあ……これ、東京の青山とか恵比寿とかで食ってたら、数万円はかるーく飛んでいくわけで

てか、これだけのクオリティの食材なら、それなりの店にいかないと出てこないぞ。

そういえば大分前に、東京の某料理店で、葉山で取れたてのナスを使った…なんて賜った料理をいただいた時に、冷凍の作り置き(ビニールの臭いがかすかにした)だというのがモロバレだったんで、店の人を呼んで事情を問いただしたら、あっさりゲロしたことがありましたっけか。

口の悪い料理人の友人曰く、「舌馬鹿のくせに食通ぶる連中が多いから、店のロケーションだけで儲かる店があるんだよな。だからあぐらかいて手抜きする店が出手来るんだよ」

うーん、厳しいお言葉ですなあ。
でもまあ、仕事柄色々な料理店にいくけど、たしかに値段と料理(サービス含む)のクオリティって比例しないよね。

山の上で売られているジュースの値段が150円から180円に設定されてるようなもんでさ、たしかにロケーションだけで矢鱈値段が高いお店というのは実在します。(僕は絶対に二度と行かないけどね)

しかしまあ、よく見てみたら、金を使わず海原雄山のような食生活ではないですか。

その昔、とある茶人が、広い家を下賜されたら「豪華で広い家に住めば、わびが楽しめませぬ」といって、辞退したのだとか。

たしかに、今ないものを手に入れることを考えて行動したり、工夫しておいしいものをいただいたりする方が、楽しいは楽しいよね。

生活することは、アートですし。それなりのエネルギーはいるけどさ。

結局のところ、人間の日常の幸福って、住があって、食が非常に充実していれば、ほとんどの場合満たされるんだろうな。

しかしまあ、食材から調達して恐ろしいまでの短時間で食事を準備できるようになってしまってますが……大丈夫か? だんだん野生化しているような気が……

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June 01, 2009

甘酒を仕込む

いよいよ梅雨の気配

毎年この時期になると、バテやすいので(20代の頃は夏が強かったのにな~)甘酒を仕込むことに。

甘酒って、冬に飲むイメージがあるけど、江戸時代は夏場に飲んでたんだよね。そういえば、俳句で甘酒といえば、夏の季語だしね。

市場に出せなかったもち米を、5キロほどいただいた。良く研げば甘酒には使えそうだ。

培養している麹菌を1キロほどの蒸したもち米に移して、消毒した容器に入れてよくもみ、種麹をつくる。

ラップで密閉して冷蔵庫で保存すると、1日から2日くらいで種麹ができるので、後は粥状に炊いたもち米に種麹を加えて、保温すると甘酒になる。(容器をよく消毒することが大事)

種麹の様子を見たが、冷蔵庫ですやすや眠りながら育っている感じ。

「飲む点滴」並の栄養を持つ甘酒に、しょうがと採集したナルコユリ(昔から精力がつくとされている)を混ぜて飲んで、この梅雨と夏を乗り切りましょう。

種麹をいささか作りすぎた感があるが、「べったら漬け」や「鮒寿司」のような「なれずし」作りに使えるので、スズキやら青魚を笹でくるんでなれずしにして、酒の肴にでもしましょうか。

冷や酒によく合うんだなこれが。食が豊かだと、生活の8割は豊かになるね。

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NHK報道・自由と生存の家の開所パーティ

http://www3.nhk.or.jp/news/k10013333461000.html

アーティストと共同で四ツ谷に事務所を借りることになったのですが、その事務所というのが予算の関係で、派遣切り問題で世論の注目が集まる自由と生存の家。

そんなわけで、オープニングパーティをお手伝いすることに。

僕は、オリジナルカクテルと、前々から運動をしている「食べられるのに廃棄される食品をなくそう・賞味期限切れ食品を生活のセーフティネットとして活用しよう※」という提言をあちこちでやっているので、 賞味期限ギリギリの食品を無償でいただいてきて、酒肴に加工して提供させていただきました。(もちろん、衛生状態は万全です)

(※年間に廃棄される食べられる食品は約11兆円 これだけの食品を、生活が困っている方に配布するシステムを作れば、定額給付金並みの政策を実施できて、景気が浮揚するという考えを僕は持っています)

激しい雨に降られましたが、友人のミュージシャンのの音楽やライブペイントで大盛り上がりでした。リンク先からNHKさんの昨晩夕刻の報道が見られます。

みなさん僕が作ったカクテルやビールで乾杯してくださった時の笑顔が印象的でした。

NHKさんの報道は、ニュースだけあってシビアな雰囲気ですが、みなさん盛り上がってました。

雨が激しくなったんで、さすがにカクテルは出ないかなと思っていたら、予想外デス。
テントの中でひたすらシェーカーを振ってカクテルを作りまくりましたです。

雨の日においしい、モジートやダイキリ、キューバリブレなどといったラムのカクテルを中心にお出ししていたら、みなさんノリノリでいい雰囲気に。

とにかくカクテル売れました。
「文章もこれだけ売れたら」という一人ツッコミ入れたくなるくらい。わはは。

チーズやナスのペースト、毛皮のコートを着たニシン(赤キャベツとニシンのロシア風のマリネ)も好評でよかったです。

実は、酒肴は、見切り品(賞味期限ギリ)の決して鮮度が良くないものばかりで作ったのですが、見事に生き返ってくれて嬉しかったです。

冒頭でお話したように、「賞味期限切れ食品を有効に活用しよう。食べ物を大事にしよう」と提言しているのですが、ただ「食べられる」じゃなくて「おいしく(できれば華やかに・おしゃれに食事を楽しめる)食べられる」ようにした方がいいよねえ。

今回のイベントで、色々な方のお好みについて知ることができたのは、いい勉強になりました。

カクテルの添え物ですが、ナスのペーストは、少し残していたものを、リゾットに転用して売り切れ。

チーズと毛皮のコートを着たニシンは、遊びに来てくださったいつもお世話になっている方に、お持たせにさせていただきました。

全てみなさんにおいしく食べていただいて、見事に「廃棄ゼロ」
素晴らしい結果となりました。よかったよかった。

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