北京オリンピック 喧嘩することでもあるまいて
今週は、本作りウィークでした。
3冊の本を同時に作りながら、それぞれの段階で沈思黙考。
3冊とも書店さんに出回らない特別な本なので、それぞれのプロセスの中で、悩むことしきり。
とはいえ、どこに球を投げても必ず打ち返してくれるベテランの方々とご一緒なんで、とても心強かったです。助けていただいてばっかですねえ。最近は。
「一人でできるプロセスが多いことが、本を作る仕事の魅力だ」なんて、20代のころは考えていたふしがあります。若気の至りも甚だしい限りですが、なんだかんだで10年ほど経ってみると、人とのつながりの中で、助けていただいていることに日々気づきます。有難いことです。
「一人で仕事をしている」と思っていた20代の時期を面映く思い出します。
ううむ。願わくば、そのころよりも成長していますように。
他の方とのリレーションを考えて作業をするようになったということは、それだけ全体が見えるようになったということでもあるのでしょうけど、やはり単独で長時間作業する機会も少なくありません。
今週は、ご他聞に漏れず、潜水艦の中にいるような一週間でした。
移動以外は、全く外に出ず、ひたすら文章を書いたり、その他の仕事を行ったりするばかり。
週の半ばに、お世話なっている出版社の編集者さんと、クライアント様に面会の時間をいただいた以外は、ひたすら海中の潜水艦状態(全く外部と接触しないってことね)
世の中の流れに疎くなっても困るので、ネットやらテレビやらをたまに見たり、海外からのメールを読んだりするわけですが、経済と世界情勢のことは気になりますねえ。
北京オリンピックのニュースをよく目にしますが、なんだかなあ。
個人的に僕は、メディアの報道をそのまま真実として受け取ることはしません。
だから、余計に気になるのかもしれないですけど、報道される情報に色々な解釈や意図が入り混じるのを感じますね。
「してそのココロは?」と問われると、歴史や世界情勢の話まで、膨大な話を書かないといけなくなりますので割愛しますが、まあ、「喧嘩することでもあるまいて」というところでしょうか。
聖火リレーの妨害事件報道なんかを見ても、なんだか妨害した方が、さもその国のステートメントとしてそういった行動を起こしたような心象を受けることがあるんだけど、実際はそんなわけはないはずだしね。
どこの国にも様々な意見を持った人がいるはすだから。
そういった情報は冷静に受け止めて、4年に一度の時間を楽しめるものにしてほしいですね。
国家規模のものとはいえ、オリンピックは国家の枠組みやイデオロギーを越えた「スポーツの祭典」ですから、主張すべきことは他の場で行うべきでしょう。
オリンピックって、見る人たちのものでもあるけど、やはり一番尊重されるべきは、参加する各国の選手だと思います。
4年に一度のチャンスに、全身全霊を注いできた人たちのことを最優先に考えていただいて、1980年のモスクワオリンピックのような事態にだけはしないでほしいと思います。
若い方は、モスクワオリンピックの事についてご存知ないと思いますので、ウィキべディアででも調べてください。
なんだかネガティブな色合いのことを書いちゃいましたが、僕は今回のオリンピックが、世界がもっと近づく素晴らしいチャンスになると思っています。
選手はオリンピックスタジアムで、政治家は国連や各国議会で思いっきり戦ってください。
ただし、どちらも平和的な方法で、ね。
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Tracked on April 19, 2008 at 11:49 AM










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