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October 2007

October 29, 2007

今日のおさしみ

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某事務所でオシゴト。企画会議。
会議とはいっても、飲みながらアイデアを出し合うゆるゆるスタイル。

居酒屋さんへ移動するのもかったるいので、若手とスーパーへ買出しに。

いなだ(ぶりの幼魚)が、まるのまま販売されているのを鮮魚コーナーで発見。
まるのままお持ち帰りなら300円。お店の人にさばいて刺身に加工してもらうと700円。
よそさまの事務所だが、キッチンに調理器具があるので、そのままお持ち帰ってさばくことにした。

さばいてみたものの、血抜きをしていなかったらしく、独特の生臭さが気になる。
三枚におろして、さく取りした後、紙塩をして血抜き。
日本酒で洗ってみたら、いい具合になりました。

「つま」は、和風サラダを流用。ずぼらしましたが、やっぱり野菜を買ってきて飾り切りすればよかった。なんか見栄えが今ひとつ。

「あら」は、黒胡椒とニンニクをまぶして焼き物に。さっぱりしたステーキのような風味で、好評。よきかなよきかな。
あとは乾き物を流用して、2,3品。
焼酎をちびちびやりながら、野郎3人でアイデアを出し合う夜。よいアイデアが生まれますように。

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君は生き延びることができるか レンジャー料理

ネットであちこちのサイトを見ていたら、陸上自衛隊レンジャーハンドブック掲載のサバイバル料理なるものをみつけた。

問題になった某ファイル交換ソフトで流出した資料とかなんとかコメントがありましたが、ほんとかな?

戦闘員の非常用糧食確保のために書かれたものみたいだけど、本当に戦闘状態になったら、悠長に食料を確保してる場合じゃないんじゃないかしら?
尾ひれがついて出回ってる情報なんじゃないかな?

などとツッコミを入れてみましたが、その昔、埼玉の川口に住んでいたころ、荒川の土手に生えていた野草だけで6ヶ月生活した経験を持つ身としては、非常に気になるところ

さっそく食材の確保やレシピを拝見してみた。ふむふむ、どれどれ。

■カマキリ
羽をむしってから焼いたり、炒めたりしよう。煮てもよい。

■カブトムシ 
幼虫の焼いたものは香りもよく、一度食べたらやみつきになりそう。成虫は羽や足が焦げる程度に焼こう。

■クワガタムシ 
カブトムシと同じようにして食べる。

■カミキリムシ 
幼虫はテッポウムシという。生でもいけるし、焼いてもよい。生のあじは刺身のトロに似ている。

■クモ 
足を取ってから食べる。味はチョコレートそっくり。

■シロアリ 
生のままが最高。太くて古い幹にいっぱいいる。

■ムカデ 
あまりおいしくはないが、唐揚げにしてみよう。

■ハチの子
生でもOK。炒めたり、煮てもよい。ただし捕まえるときは親蜂に刺されないように注意すること。

■サクラケムシ 
唐揚げがよい。エビの唐揚げのような味がして絶品。

■イモムシ
焼いて食べる。ポンと皮がはじけたら食べ頃だ。

戦闘時に、唐揚げを作るような油と火と時間が確保できるかは疑問だけど、まあ的を得ているかな。

それはそうと、いくら戦闘時の食料とはいえ、衛生面は大丈夫なの? 
カマキリとかって、腸の中に、ハリガネムシとか寄生虫がいることがあるけど、火を通しただけで、大丈夫なのかしらん? 
うまいまずいの前に、そのあたりが心配。

このほかにも、かなりデマっぽいけど、なめくじとかの調理法が記載してあった。
なめくじとか、かたつむりなどの陸に住む貝、たにしやカワニナなどの淡水性の貝は、寄生虫の宝庫だから、かなり火を通しても心配だけどなあ。大丈夫なんだろうか。

以前、某料亭におよばれされた際に、鯉のあらいのそばに、生きた沢蟹が添えてあったのを見つけて、箸をつけずに帰ってきたことがあった。
(沢蟹は、宮川肺吸虫とかの宿主だったよな、たしか)

昔から、日本では、川魚や山で取れる食材を生で食べることを敬遠するきらいがあるけど、寄生虫の問題が大きいからなんだよね。
だから、いくら美味であっても、海で取れる食材ほど一般には生食が普及しなかったきらいがある。
とはいえ、昆虫とかって、高蛋白で栄養豊富なものも多いから、味のよい食材は、地方食として脈々と受け継がれているものも多い。

上の食材だと、はちのこ、カミキリ虫の幼虫は食べたことがあります。
はちのこは、わずかな甘味があって非常に美味でした。信州のほうだと、高値で取引されているんですよね。たしか。

カミキリ虫の幼虫は、弱火で炒ったものを食べたことがありますが、甘味の少ないカスタードクリームのような味がしました。
なんでも、栄養が豊富なので、若者が食べ過ぎると鼻血が出るんだとか(ほんまかいな)

ふむふむ、ところでこのレンジャーハンドブックなる資料だけど、なぜに虫ばっかか食べさせようとするのかね。
山野で潜伏するなら、植物性の食材の方が容易に調達できそうな気がするんだけど。。。。ねえ。

これまたその昔、長崎の離島の森の中に、まる1ヶ月何も持たずにこもったことがありましたが、実際、植物性の食材を調達する方が合理的だったような気がします。

(正確に言うと、食材の確保よりも、水を確保する方が、とても大変でした。衛生状態の良い水を常に確保できるようにしておかないと、たちまち病気になる可能性がありますからね)

ところで、この情報って、本物なのかな? なんか尾ひれがついて出回ってるような気がしないでもないけど。

そもそも戦闘時に火を焚くと、わざわざ自分の位置を知らせてるようなもの。危険にさらされる確率が圧倒的に高くなるから、合理的に考えると、こういった調理は、あまり推奨しないと思うんだけど。

某ファイル交換ソフトで流出したらしいけど、ひょっとして欺瞞のためにわざと流出させていたりしてね。本物はもっとすごい料理レシピが掲載されているカモ。

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October 27, 2007

セカンドライフ参入

朝から、ニュージーランド、オーストラリア、中国とメールでやりとり。

スカイプとか使ってもいいんだけど、なんかかえって話が長くなりそうなので、報告程度にまとめてみる。

仏(日本在住)のミュージシャンから、「早く入れ入れ」とうるさく言われていたセカンドライフに登録。

早速、アプリを動かしてみたら、あらら 全然動きませぬ。
マシンのメモリ容量不足かしらん? グラフィックボード変えたりしてもだめかなあ……

動いたら動いたで、遊んでばっかしになりそうだから、今日はこれでいいのかも、などと妙な納得をする夜

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October 26, 2007

小人さんのしわざ

例のごとく徹夜で原稿書き
多少の疲労もなんのその。気合入れて書く書く書く。
頑張ってましたら、朝方になって頭痛がしてきた。

一気にトーンダウン。

頭痛ってねえ、滅多になったことがないんですよ。
インフルエンザに罹った時も、頭痛とかならなかったしなあ。
いやいやいや辛いものですなあ。

さすがに作業続行できず、なんとか区切りのところまで終わらせて
1時間ほど事務所のソファで横にならせてもらいました。

とたんにすっきり。
睡眠不足とか過労とかじゃなくて、雨が急に降ってきたせいみたい。
あ~なるほど、低気圧に弱いしなあ。

うし、再び作業続行と思ったら、あれ?
やりかけの仕事が全部終わってる。

こ、これはひょっとして

小人さんのしわざではっ!

あれですよ。靴屋のおじいさんが頭痛で寝込んだ時に、仕事を手伝ってくれたような小人さんが現れたのではっ!
ありがたいことじゃあ(まんが日本昔話風に)

と思ったら、何のことはない
残り半分は、昨日のうちに終わらせていたことを思い出した。

はれれれれ、なんだか残念。小人さんに会ってみたかった。
机の上に、お菓子とか置いといたら、捕獲できるかなとか考えたんだけど。

まあ、とりあえず仕事終わったからいいか。

どうでもいいが、頭痛よりも、昨日やったことをすっかり忘れるようになったことの方が心配

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虎魚(おこぜ)と満月

昨晩は、ご紹介いただいた、食関係の交流会へ参加。
諸々の締め切りをクリアして、一路池袋へ。

毎回、すごいお料理がいただけるので楽しみなのだけど、今回もまた素晴らしいお料理に驚嘆。
縞鯛(石鯛)と活甘海老のおつくり 虎魚(おこぜ)の薄造り
鰆のしゃぶしゃぶ などなど

どれも、身が活かった魚ばかりで素晴らしかった。

虎魚の吸い物に至っては、白身の繊細な味と、きちんと引いた出汁がしっかり生きていて、舌の上で踊った味を一晩経っても忘れられない次第。至福の晩でした。

談笑しながら、食関係のプロの方や、プロクリエーターの方など、様々な方からお話をうかがう。

23時ごろに解散して、一路東京から脱出。
引き続き単行本の編集をと思ったら、別の仕事先から呼び出される。
やむなく東海道線を降りて、東京へ引き返す。

深夜に向かう時間なのに、電車は人であふれている。帰路を急ぐ人たちにもまれながら、ドアにもたれかかって一人ごちる。
窓の外を仰いだら、少し欠けはじめた月が見えた。

少し乾きはじめた空気のせいか、月の光を強く感じた。
冬が近いせいだろうか。
少し高い空にある月を眺めていると、白く輝く月が、華やぐ夜の東京の街を刺しているように見えた。

20代のころは、この季節があまり好きではなかった。
活動的な季節は夏と決まっていて、冬に向かうこの季節は、衰退する季節だと考えていたからだろう。

ほんの少し先に見える不安定な自分の未来に重ねては、この季節は全ての物を見ないようにしていたような気がする。

やたら自分をあおっては、移ろいでいく季節の音に耳をふさぎ、ただ走り続けることを繰り返していた。

静寂に身を置くことは、変化ではなく、衰退だと考えていたからだろう。
この時期は、とにかく不安感に苛まれることが多かった。

今は、そんな不安感を微塵も感じなくなった。
静寂の中に、力強さを秘めている物を知ることできたからだろうか。
むしろ、静寂の中にこそ、荒ぶる息遣いを押さえて、身を潜めている者が多く存在する。

そのことを知ってから、この時期は全てを研ぎ澄まし、息を潜める存在の声に耳を傾けるようになった。

そのことを感じ取れるのは、孤独ではなく、私自身の強みなのだろう。
そう思えるようになったのは、幸運なんだろうね、きっと。

静寂な空の中で、まばゆい光を放っている月が荒ぶっている。
澄み切った虎魚の吸い物の味と、静寂の中で、荒ぶる月の光が重なるのを感じた。

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October 21, 2007

公開まであと7日 映画「犯人に告ぐ」

10月27日に公開になる映画「犯人に告ぐ」の試写にうかがった際のレビューを再掲載。
ネット媒体のレビューですが、@Niftyさんの旬の話題でも拾っていただいたみたいですね。

10月27日に公開になる映画作品「犯人に告ぐ」のプレミアム試写を鑑賞してきました。

小説家 雫井脩介氏原作ミステリの映像化作品ですが、ずっと楽しみにしてました。なにせ、おそろしくクオリティの高い原作の映像化作品ですからね。

どこのあたりがクオリティが高いかって言うと、いくつもの伏線が存在する中で、「見えない犯人」を追い詰めていくという、ミステリ小説の王道とも言えるストーリーを本流にすえていることがまず1つ。そして、もう1つは、警察内部の対立から起こる捜査妨害や、様々な人間模様を見事に描ききったところでしょうか。
実際、双葉社から刊行された原作は‘04に刊行された文芸作品の中でも、圧倒的な読者の支持を得ています。(05年の本屋大賞ノミネート作品にもなりましたね)

圧倒的な作品は、何度も読みたくなるのが本好きの性。
何度も原作を読み込むと、自分の中で物語世界が出来上がってしまうもの。既に自分の中で出来上がった世界を超える映像が見られるかどうか、一抹の不安を感じながら試写に参加させていただいたのですが……いやいやいや、心配無用でした。原作のエッセンスを力強く映像化した見事な作品でした。

ストーリーの本流であるミステリはもちろん、この作品のもう一つの魅力になっている、警察内部の人間模様や対立を、一つの絵として絡ませながら、見事に描ききっていましたね。

まずは、ネタバレにならない程度にストーリーの概略を。

■犯人に告ぐ
2007年日本作品(117分)
2007犯人に告ぐ製作委員会
製作 WOWWOW ショウゲート
原作:雫井脩介(双葉社 犯人に告ぐ)
監督:瀧本智行
脚本:福田靖
音楽:柴主高秀 池 頼広
出演:
豊川悦司
石橋凌
小澤征悦
笹野高史
松田美由紀
片岡礼子
崔洋一
井川遥
石橋蓮司
ほか

神奈川県警の警視・巻島史彦(豊川悦司)は、神奈川県西部の足柄署で、現場を指揮する毎日を送っていた。
部下たちは巻島に尊敬の念を抱いていたが、6年前の「ある事件」の責任を取る形で、巻島が足柄署に左遷されたことを知る者はいなかった。

ある日、神奈川県警本部から呼び出された巻島は、県警本部長に昇進したかつての上司 曽根要介(石橋凌)と再会する。だが、心中は穏やかではなかった。
曽根こそ、巻島が足柄署に左遷されるきっかけとなった「ある事件」の最高責任者だったからだ。

巻島は、曽根の元で神奈川県と東京都の県境を挟んだ幼児誘拐事件の現場指揮に携わっていた。

首都警察の自負を持つ警視庁と、その隣接県警察である神奈川県警は、伝統的に協力関係が結びにくい傾向がある。

案の定、合同捜査本部の設立は足並みが揃わなかったが、巻島の尽力で利害関係の調整がつき、神奈川県警と警視庁の合同捜査本部が発足した。甲斐あって捜査は進展を見せ、事件は解決するかに見えた。

だが、捜査実績と面子を意識しすぎるあまり、神奈川県警上層部は、警視庁との合同捜査を打ち切り、単独捜査を進行する決定を出す。

その決定が、人質の幼児殺害だけでなく、犯人を取り逃がすという、取り返しのつかない最悪の結果を生んでしまった。捜査の最高責任者だった曽根は、非情にも一方的に巻島へ責任を押し付けたのだった。

それから6年。事件は世間の中で風化をはじめていたが、巻島は、子供を失った被害者の悲痛な叫びを忘れることができないでいた。

そんな痛みを人知れず抱える巻島に、曽根は川崎で発生した連続児童誘拐殺害事件の特別管理官として、捜査の陣頭指揮を取るように命じた。期せずして6年前の事件は、新たな方向へつながっていくことになる。

BADMANを名乗り、次々と児童を誘拐しては殺害を繰り返す犯人。大量の捜査員を投入して半年以上の捜査が続けられていたが、捜査本部は、容疑者の手がかりすらつかめない状態が続いていた。

足柄署で部下となった定年間近の刑事「津田良仁巡査長(笹野高史)」を連れ、特別管理官として赴任した巻島は、深夜のニュース番組「ニュースナイトアイズ」に出演し、BADMANに対して挑発的な呼びかけを行う。

劇場型捜査という批判を浴びながらも、BADMANからのコンタクトを得ることに成功する巻島。捜査は急展開を見せた。

だが、初期から捜査に参加している捜査員たちは、巻島に対して醒めた態度を隠し切れなかった。捜査本部の内部分裂が起きかねない状態の中、今度はあからさまな妨害が巻島を襲う。

巻島の暴走に、上司の面子を潰された植草壮一郎警視(小澤征悦)が、ニュースアイズと対立する番組のニュースキャスター杉村未央子(片岡礼子)に、情報提供をちらつかせたのだった。
巻島は一転して、マスコミから猛烈な批判を受けることになる。

バッシングは新たな動きを見せた。今度はニュースアイズと対立する番組の中で、6年前、巻島が捜査ミスの責任を負って単独で記者会見に臨んだ映像が報道されてしまったのだ。
その結果、ついに巻島は、社会からもバッシングを浴びるようになってしまう。

BADMANとの唯一のコンタクト手段であった、ニュースアイズに出演することがかなわなくなってしまい、絶対絶命に陥る巻島。

だが、新たに入手した犯行声明から、BADMANの居所を特定し、逮捕に至る方法をつかんだ巻島は、単身ニュースアイズのスタジオへ向かい、強引に番組への出演を果たす。

番組中で、BADMANを特定する捜査方法を公開する巻島。
キャスターたちは、捜査方法を公開する大胆不敵な巻島の態度に、驚きを隠しきれなかった。
だが、巻島の態度は、全くゆるがなかった。

それは、全く手がかりすら得られなかった状態から、日本中を震撼させた幼児連続誘拐事件の犯人を、絶対に逃げられない位置に追い詰めた巻島と捜査員たち、そして日本中の警察官たちの勝利宣言でもあった。

巻島の鬼気迫る表情に、キャスターたちは次々と言葉を失い、固唾を呑む。
そして巻島は、日本中の視線を一身に浴びながら、カメラに向けて叫んだ。

「犯人に告ぐ。お前はもう逃げられない。今夜は震えて眠れ」

この作品の魅力を一言で言うと、「ミステリとしての完成度の高さ」と「人物像の濃さ」でしょうね。
警察内部の対立をミステリの伏線として、ある場面では人間ドラマとして、見事に描ききっていることも大きな魅力の一つでしょう。

原作と設定が少々違う部分もあるのですが、それが全く気にならないほど、見事な構築がされている映像だと思いました。

作品のサブテーマの一つとして、警視庁と神奈川県警の対立が描かれています。これもミステリファンには見どころの一つ。
そもそも警察の捜査は、警察法の原則の関係で、県境を越えた捜査が難しいという、現状があります。
その問題から端を発して、縄張り意識や警察上層部の利害関係といった、首都を警備する警察としての自負を持つ警視庁と、神奈川県警の対立を人間模様に託した表現は圧巻。

また、エンターテイメントとして見事に昇華されていますが、姿が見えない殺人犯を生み出してしまった現代社会の歪み。そして、家族や地域社会とのつながりが希薄になりがちな、私たちの生活の根底にある暗部を、鋭くえぐって問題提起していることも映像の見所でしょうね。

そして何より、俳優さんの演技がすごい。主演の豊川悦司さんはもちろん、石橋凌さん演じる神奈川県警本部長の「曽根要介」、キャリア警察官「植草壮一郎」を演じる小澤征悦さん。
そして、ストーリーの要所要所で意外な鍵を投げる足柄署から捜査本部に配属された刑事「津田良仁巡査長」を演じる笹野高史さん。

全部上げればキリがありませんのでやめますが、珠玉の演技を見せる俳優さんたちによって、原作の世界が「物語」ではなく、生きている人間の息吹が感じられる世界に昇華しているように感じました。

原作、映像作品どちらから鑑賞してもいいのでしょうけど、ぜひ両作品を鑑賞してほしいですね。

11・3は舞台挨拶もあるそうです。

11月3日(土)109シネマズ川崎、新宿シネマスクエアとうきゅう

■会場:109シネマズ川崎
■日程:11月3日(土)
  11:35の回上映終了後
■登壇者(予定):豊川悦司、石橋凌、瀧本智行監督

■会場:新宿シネマスクエアとうきゅう
■日程:11月3日(土)
  13:40の回上映終了後 / 16:20の回上映開始前 
■登壇者(予定):豊川悦司、石橋凌、松田美由紀、瀧本智行監督

あと7日で公開。チケットはお早めに
舞台挨拶をご覧になりたい方は、チケットの購入方法が違うので、ご注意を。詳しくはシアターのサイトをご覧ください。

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October 20, 2007

Pray短歌に祈る

じゃりじゃりと
我が身を焼く想いあり
人であること
僕であること

我が内に
研ぎ澄まされる想いあり
一人呟き
坂道を行く

父母の
ムクロヲ越えて我は逝く
人の掟に我は遠かじ。

獣の我に
神の愛を説く基督よ
人の愛の
暖かさは何処に

我一人
打ち明けられぬ
想いありて
神楽坂より
つぶやいて歩く

幼い君を
ただ父として
守りたいんだ。
その純粋な想いを疑う
この国は狂ってる

金金と
そんなに物が欲しいのか
栄華の意味を
人に説く夜

我一人
時代に知られぬ人なれど
後の世の人の
幸福ぞ想ふ

飯を食う
ただ笑う
そんな尊さを
伝えたいと思う

君が云ふ
栄華は金か充足か
我、牙を剥く四十の夜

我が感じる
あたたかさを満腹を
分かち合いたい
その願いを信じる夜

恩讐を
酒で洗い流して漢(をとこ)二人
国を越えて契り交わす夜

表現を
する者として
励まされれば
チカラ無き我に
歯がみする夜

金のため
人の不幸は屁の河童
君の国を真摯に祈る

誰よりも
はたらいている
君のために
金の修羅になる夜

パパとママを
ニポンの病院に入れてあげたいんだ
松ちゃん頼むよ。
滅多に頼み事をしない
君の苦しさに泣く夜

アリガトネ
マッチャンオレイニ
コンヤハネルヨ
君の言葉に世界を呪う

私がほんとうに欲しいのは
当たり前に
皆が笑えることなんです。
神様あなたは聞いていますか

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October 19, 2007

社長が変われば会社は変わる

最近、ビジネスライティングの仕事も多く手がけていることもあって、ビジネス書をよく読んでます。

その中から一冊。

表題の本は、ホッピービバレッジ株式会社副社長

石渡美奈氏の著書。

「ん? ホッピー?」
そう、ひらめいたあなた。そのとおりです。
ホッピービバレッジ株式会社は、関東方面の体育会系学生や、町の居酒屋の常連なら誰もが知っている「ホッピー」の製造元。

石渡氏は創業者の三代目に当たる方です。以前は、「コクカ飲料株式会社」という社名だったので、この社名に親しみがあるビジネスマンも多いはず。

石渡氏が祖父の代から続いた会社を改革し、新時代のビジネスを展開していく記録が本書の趣旨。


念のため、ホッピーをご存じない方に説明しておきましょう。
ホッピーとは、麦芽とホップを発酵させて作った飲料。
焼酎で割って飲むのがスタンダードな飲み方ですね。


昔、ビールが値が張る飲み物だった時代から、親しみやすいビアテイスト飲料として、多くの方に愛されてきた飲み物です。
ちなみに、アルコールが0.8パーセント含まれていますが、酒税法の関係から、法令上は清涼飲料の扱いになります。


焼酎で割って飲むと、たしかにすっきりしたビールを感じさせる風味。
僕の主観ですが、ドイツビールのビルスナータイプのような風味がします。
(フードライターとして、この表現はどうよ?と思いますが、そこはご容赦を)


そういえば、以前、リヨンのレストランで采配をふるっていたシェフが、フランスから来日した際に、煮込みと泡盛で割ったホッピーを供して、絶賛を得たことがありました。

ビールは、欧州の文化が生んだ酒ですが、ホッピーは日本の文化の中で、新しい命を得た飲み物と言っても過言ではないでしょう。


最近は、健康の面からも愛飲される方が増えているようです。というのも、ビールと違って、糖尿病や痛風の増悪に関与する「プリン体」を全く含んでいないため。

酵母を変えて醸造を改良した香り高い風味が時代にマッチしたこともあって、20代の若い方の中にも、おしゃれな飲料として広がる傾向があるようです。


さてさて歴史のあるホッピーが、ここに来て更なるブレイクに至るまでには、一つの物語がありました。


石渡氏は、会社の三代目として生を受けながらも、ストレートに家業の道に入られたわけではありません。


広告代理店などを経験して、数十年続いた会社に入社したものの、製造と営業が離反した体制や、衰退していく自社製品のマーケット拡大をどのように図るかなどといった、会社にとって重大な問題が山積した現状に愕然とする毎日が、本書の冒頭から綴られています。


経営の軍師の指導の元で、トライアルアンドエラーを繰り返しながら、そのような問題を一つ一つ克服しながら、自社商品のマーケットを拡大し、経営体制を着実に体制を整えていく様は、読んでいて胸が空く思いがしますね。

同時に、経営者ならずとも、組織の中で仕事をするにあたって、複数のキーパーソンを通じて組織全体の意思を統一すること。

そして、会社としての意思決定の早さや、それらの伝達が滞りなく社内全体に伝わることが、会社の安定と更なる可能性を生み出すことを教えてくれるように思います。


本書は経営者の視点から書かれた著書ですが、一人の役割を重視される会社体制が常識になった時代ですから、お勤めの方にもぜひ一読を勧めたいですね。


組織を運営する方、そして組織から雇用される方も、「経営マインド」と、組織を改革し、よりよく仕事ができる体制を作るために自分なりの意見を提言できることが、これからの時代の必須スキルになるのは間違いありません。

将来、経営陣に加わることを目指すビジネスマンの方や、自分の組織を作って独立するビジネスマンは、ぜひご一読をお勧めします。

社長が変われば、会社は変わる!

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October 12, 2007

YOKOSOジャパン 外国人ゲストのための   ニポンの歩き方

諸々の仕事ついでに、外国人ゲスト向けの日本観光ガイドとかもちょこちょこ作ってるのさ。
今時はインターネットとかもあるし、既に日本に遊びに来た人同士で情報交換してるから、ほんといろんなことを知ってるのね。

そもそも観光客のニーズがばらばらなんだから、かなり絞り込んだものを作らないと売れなさそうな気がするです。

はてさてどうしたものかと思ったら、日本文化をパロディ化したガイドブックが人気があったりするのね。もちろん、ガイドブックとしてではなく、ジョークの聞いた読み物として人気があるみたい。
こんなやつね

すし店でのマナー
すし(SUSHI)とは、日本食の中でも最も人気のあるメニューです。
一言で寿司といっても、上方寿司、箱寿司、押し寿司などといった伝統的な寿司があります。
一般的に寿司というと、東京を中心とした地区で江戸時代に発展した握り寿司を指します。世界各国で見られるようになった寿司料理も、ほとんどがこの握り鮨をモデルにしたものです。
ちなみに、トーキョーやオーサカの平日朝に見られる「すし詰め電車」とは、リーズナブルな料金で、寿司を楽しめる電車のことです。日本人にも大人気で、想像を絶するほど混雑しますので、初心者にはお勧めできません

日本にも、回転寿司のようなカジュアルなタイプの寿司店が存在しますが、伝統を重んじる寿司店では、相応のマナーが求められますので、注意が必要です。

ぜひ本場の寿司を楽しむためにも、大事なマナーについて勉強しておきましょう。

入店時の注意
一部の人気店を除いて、ほとんどの寿司店は予約を必要としません。ゲストが多く訪れる時間帯は、待たされる場合がありますが、その際は店員の指示に従って待つようにします。
なお、その際に傘やコートを預けるようにします。これは寿司を楽しむためでもありますが、武器になるものは持ち込まないという意思表示を表すものです。

寿司店の料理責任者は、ニンジャやサムライとしても活動を続けていることがほとんどです。傘を持ったままサービスを受けようとすると、刀で切りつけられる可能性があります。最悪の場合、ハラキリを命じられることもあります。

店員に傘やコートを預けることを求められたら、素直に従いましょう。
その際、店員に「苦しゅうない。よきにはからえ」と伝える事を忘れずに。
「苦しゅうない。よきにはからえ」とは、日本語で、「たくさん食べて、お店の売り上げに協力するから、早く席へ案内してくれ」という意味です

日本では、自分の要求をストレートに言葉で伝えることは、あまり好ましいこととされていません。そのため、交換条件を提示するにも、このようなやや比喩的な表現で伝えることが通例です。

日本のマナーを尊重し、お店側のメリットも考えた交換条件を提示することで、きっとあなたは最高のサービスを受けられるでしょう。

以前、フランスの監督がショートムービーを作ってるのを見たことがあるけど、意外にこういう本ってニーズがあるのかも。
ネタ考えるの大変そうだけど。

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柿ピーナッツを輸出

原稿書き以外に、会議やら売り込みやらで、それなりに忙しい日々を送っております。

加えて、外国人観光客向けのビジネス企画とかを考えなきゃいけなくて、足らない脳味噌から煙を吹きながら頑張る毎日。

円安の関係で、外国から日本観光においでになる外国のゲストが増えているんだけど、「日本ならではの」というものが感じられるツアーやイベントを企画しないと、旅行会社も競争を乗り切れないらしい。

有名どころだと、蝋細工でできたレストランの食品サンプル工場見学とかね。
最近は、消防署の地震シミュレーション体験とか、築地魚市場の見学とか、武道場の一日入門とか、工場見学とか、結構コアなテーマが人気らしいです。

とはいってもねえ……日本に住んでると当たり前にしか感じないことって多いし、よりマニアックなニーズに対応するとなると、どうしたものか。

市場調査の真っ最中ですが、調べれば調べるほど、意外なものに人気があることがわかったりして面白いものです。

昨日も、ドイツの方から柿ピーナッツを送ってほしいという依頼があったので、検疫通して国際宅急便で大量に輸出しました。

柿ピーナッツって、柿の種とピーナッツをミックスしたおつまみですけど、あれを小分け包装したものが、ドイツに限らず外国人観光客の間で大人気らしい。

空港の売店なんかも、品切れになる店が続出してるらしいんですが、不思議なものです。

さてさて、外国のお客様にとって何が面白いのか、目を皿のようにして本日は調べ物に没頭しましょう。

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October 09, 2007

オンライン小説COLOR 第8章公開

諸々の同時進行ですっかり忘れてました。

僕が製作に携わってるオンライン小説COLOR 第8章が
公開になってますね。

こちら

音がでますので、ご注意を

今回は、音楽やフラッシュ作成チームと足並みそろえないといけないので、いつもの作品とは違った空気感がありますね。
製作方針から意図的に文体を変えてる部分があるので、ギクシャクしてるなあ……と感じる部分もありますが、読者様にはおおむね好評のようでなによりです。

そういえば、めでたく1億2千万ヒットを超えたとか。
ヤフージャパンさんのオンライン作品カテゴリに登録されてから、アクセスの伸びがまたすごくなってるようですね。

ご存知の方はご存知なんですが、メルマガで延々流してる長編小説があるのですが、より多くの方に読んでもらうためには、こっちも媒体を変えた方がいいかな、などと思ったりしています。

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