« June 2007 | Main | August 2007 »

July 2007

July 30, 2007

青大きゅうりで夏料理を作る

Dscf0827

作家の金沢京子先生から、青大きゅうりをいただきました。
青大きゅうりっていうのは、戦前から栽培され続けてきたきゅうり。
写真の通り、よくみかける市販のきゅうりよりも大きいのが特徴です。

Dscf0828

見た目だけでなく、味のほうも特徴が。身がみずみずしくて、加熱してもきゅうり独特の風味がきちんと残ります。そのため、サラダや漬物以外にも、和洋中問わず炒め物や煮物にもよく使われます。

ただ、市場のニーズからか、輸送コストの問題からなのか、広島をはじめとした西日本の一部からしか出荷されていないため、首都圏ではなかなか手に入らないのが残念。

以前、設宴をまかされた際に、青大きゅうりを使うことを思い立ったものの、なかなか手に入らなくて、結局空輸してもらったことがありました。

今回は期せずして、貴重な食材が手に入ったので、あれこれ試してみることに。
青大きゅうりの一番の違いは、加熱した時にも、旨みが残ることだと思います。一番だしの中で煮物にするのも乙ですが、洋食の副菜にするのも捨てがたい。

この時期ですと、太刀魚やスズキなんかの白身魚をソテーして、コンソメを含ませながら煮た青大きゅうりの付け合せなんかも洒落てて素敵かもしれませんな。

てなわけで、生食は、伝統的な和食のレシピを。加熱したものは、洋食にと思ったのですが、あらら、全然良い魚が手に入らない。あることはあるけど、高すぎる。

仕方がないので予定変更。加熱する料理は、中華にアレンジすることにしました。まずは中華から

Dscf0837_2

青大きゅうりと赤いかの唐辛子いため

赤いか   100グラム
(他のイカでも可・写真は冷凍イカを使用)
青大きゅうり 1本
ニンジン   1本
豚ひき肉  100グラム

おろししょうが 適量
唐辛子粉    適量
みそ     大さじ1
しょうゆ   大さじ2
酒      大さじ4
ごま油    適量

作り方
イカは、一口大の薄切りに。きゅうりは少し大きめにスライスしておきます。
にんじんは、少し大きめのみじんぎりに

フライパンにごま油をしき、弱火でにんじんを炒めます。
おろししょうがと豚ひき肉を加えて、よく火が通るまで炒めます。

火を少し強くして、イカを加え、イカに火が通りはじめたらきゅうりを加えていためます。

唐辛子粉、味噌、しょうゆ、酒を混ぜ合わせたものを加え、全体に味がなじむまで炒めて完成

Dscf0842

あなごと青大きゅうりの酢の物

あなご蒲焼(市販のもの) 100グラム程度
青大きゅうり       1/2本
塩            ひとつまみ
酢            大さじ3程度

あなごの蒲焼は、短冊状に切っておきます。

青大きゅうりは、薄くスライスしておきます
(スライサーを使っても可)

スライスしたきゅうりに、塩を加え、しんなりしたら、酢を加えてよく和えます。
(きゅうりの風味を生かすため、水の中にさらして張りを出したりはしません)

酢がなじんだら、皿に盛り付け、短冊切りにしたあなごをもりつけて完成

Dscf0843

青大きゅうりの冷汁

冷汁というのは、宮崎などの南九州地方で夏場に食べられる郷土料理。冷たい味噌汁で、夏ばてする時期には食が進む料理ですね。

だし汁     2カップ(市販の出汁の素でも可)
みそ      大さじ3
長いも     100グラム程度
青大きゅうり  1/2本

青大きゅうりは、うすくスライスしておきます。
長いもはすりおろして、とろろに。

だし汁に、味噌をといて濃い目の味噌汁を作ります。
大きめの椀に、とろろと味噌汁を注ぎ、スライスした青大きゅうりを散らして、氷を加えて冷やします。

もともとは、魚の干物を焼きほぐして味噌に混ぜ、火であぶったものを湯で溶いて味噌汁にしたものを冷やすのですが、この時期、火のそばからできるだけ離れられる料理の方が好ましいでしょうから、アレンジしてみました。

暑さまけして食欲のない時にもいいですよね。きゅうりは昔から体の中の熱を冷ます作用があるとされて、夏場によく食べられてきました。
どうしても食欲が失せやすい時期ですけど、滋味あふれる野菜をうまく使って、食卓の時間を楽しく過ごせたらいいですよね。夕食のお献立の参考になれば幸いです。

さてさて、スタジオの冷蔵庫に保存した残りの青大きゅうりは、何に使いましょうか。いいお魚が入ったら、ちょいと小じゃれた洋食でも作ってみようかと思います。
それはまた次回の機会ということで

| | Comments (0) | TrackBack (0)

July 24, 2007

ピーナッツプティングの試作

507901841_187s

朝からキッチンスタジオで、ピーナッツプティングの試作
試作15回目 take15の様子。 

原材料 ミルク、卵、千葉県産ピーナッツ、沖縄産黒糖、ラム酒
その他の材料・添加物 愛情とまごころ

プリンのお肌が荒れてるのは、カメラマン女史が、指でつんつんしたため。
俺がもう一枚撮りたいっていってたのに。。。

まあでも、さわってみたくなる気持ちはわかるけどね。
黒糖ベースのプリンなのに、ミルクとピーナッツペーストのせいか不思議な白さになった。
それになんだか生き物の肌みたいな質感だしね。撮影後、つんつんしてみましたが、ふにふにしてました(結局、おまえもつんつんしたのかよ)

完成が少しずつ見えてきましたが、ラム酒とペースト状にしたピーナッツ、黒糖の比率を割り出すのが大変。

ただ単においしいだけじゃなくて、採算が取れるベースも割り出さないといけないし、きちんと確保できる食材で個性を出していかないといけない。

当然、個性的な食材を使おうとすると原価が上がって採算が取れなくなってしまいかねないので、電卓片手にとことん悩む。

酒場でデザートで出すなら、300円~500円ってとこかな。単体でデザートとして販売するなら、値段はそのままで、もう少し大きくして、食味を変えないといけないけどね。

とりあえずこのあたりで一度企画会議にかけていただきませう。

ちなみに、プリンちゃん(他に10個ほど試作)ですが、この写真を撮影した約2分後に、撮影女史チームに食べられてしまいましたとさ。。。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

July 20, 2007

国産ラム酒とピーナッツプティング

昨日は、ライター女史と渋谷の駒形で「どぜう鍋」などをつつきつつ、企画会議(と称する飲み会)その後、友人の経営するバーへ久しぶりに向かう。

奥様が航空会社時代の同僚ということもあって、ご夫婦そろっていまだに交流があるのだけど、ここしばらく、はちゃめちゃに忙しくて、足が遠のいていた。

相変わらずの繁盛ぶりで、よきかなよきかな。などとまったりしていたら、厨房に立たされることに。あらら。
奥様は国際線のCAだった方なので、カクテルはある程度熟知していらっしゃるし※、旦那は某航空会社系のホテル勤務が長かったので、酒関係はパーフェクト。
(会社にもよるかもしれませんが、一昔前の国際線のCAさんは、スタンダードなカクテルくらいはお出しできるように、講習を受けなければいけませんでした)

ただいかんせん、酒に合った料理を出せるスタッフがいない。で、遊びに行ったとたんに、厨房に立つようにオファーが。

まあ、必然的な話ではあるのだけど。バイトしに来たのか遊びに来たんだか。。。愚痴も友情の証。渡されたコックコートに着替え、厨房に入る。

飛び込みのスタッフとはいえ、コックコートに着替えたら、店側の人間にならなければならないわけで、厨房はまさに戦場。

フーズやスイーツのオーダーが入らない時間帯なのが幸い。ざっと業務用冷蔵庫の食材をチェックし、店内の客層をチェック。
想定されるオーダーを見越して、時間のかかる焼き物やごはんもの関係の仕込みを急ぎ、アミューズ(突き出し)やバーメニューの準備を5分ですませる。

奥様がサーブのために、カウンターを離れた時は、接客も忘れず、さりげなくアミューズなどを勧める。

最初のオーダーをいただいたので早速アミューズをお出しし、次の料理を複数準備。
カウンターのお客様がフーズをオーダーすると、次々とオーダーが入ることを経験的に知っているためだ。

(店内は照明を落としてあるので、カウンターに座っていらっしゃるお客様が必然的に目立つ形になる。当然、カウンターに置かれたフーズもライトを受けるので、テーブル席に着いたお客様の視点から目立つ形になるためですな)

案の定、つぎつぎとお客様からオーダーが。
もともとお店のメニューには、フーズ関連のメニューがない。
(人員的なこともあって、いわゆる乾き物とか、マスターのおまかせみたいな感じしか記載がない)

そのため、お客様のお好みと予算をうかがって、おまかせでお出しさせていただくことにした。(こっちも仕込みの時間が取れなかったので、やむをえなかったんだけど。もちろん、具体的な料理をご指摘いただいたものは作りましたが)

まあ、和洋中とわず無国籍料理。おいしいものバトルロイヤルでしたなあ……こんなのを思いつきでじゃんじゃん作りましたけど

揚げたてチップス アボカドとレバーのペースト添え
さよりのスモークスティック
小田原産あじのジャーキー
揚げ湯葉 空豆と枝豆のソース添え
クリームチーズとからすみの和え物
グルヌイユ※とレモンのアミューズ
(※フランス産のカエル・結構なお値段しますが、たまたま冷凍庫の中に見つけた。どうやら料理の仕方をしらんかったらしい。冷凍焼けは必至なので、許可をもらって放出)

かんぱちといさきの盛り合わせ
かさごのアクアパッツア
粒ウニとトリ貝のあたたかい盛り合わせ
イイダコの唐揚げ
馬刺しとたてがみの盛り合わせ
東京湾産すずきとブロシェ※のクネル
(フランス産のかわかますという淡水魚 クネルというのは、はんぺんみたいな感じの練物です)

チキンのソテー コーク風味
からすみと塩ウニのカッペリーニ
子羊肉の焼き物 ガーリックソース
ポークソテー

タコライス
ケジャリー
すっぽん(缶詰めだけど)の雑炊
茶そば
中トロの太巻き
くふぁじゅーしー(沖縄の伝統的な炊き込みごはん)

タピオカとマンゴーの冷たいソース
ハイビスカスのシフォンケーキ
バナナのパンケーキ ビターチョコレートソース添え
白玉と杏の冷たいデザート 桂花酒ソース
千葉産ピーナッツのプティング ラム酒ソース

他にもたくさん作ったけど省略
一組のお客様からオーダーを取ってお出ししたら、香りにつられたお客様からどんどんオーダーが。作戦勝ちですな。

そりゃ、飲みに行っていい気分になってる時に、隣のお客様が目に映えるおいしそうなものをオーダーしてたら、自分もオーダーしてみようかっていう気になっても不思議じゃないよねえ。

積極的な営業ができないシーンで、料理の売り上げを伸ばすにはまず香りでアピール。お店内だけじゃなくて、甘栗やたこ焼きの屋台なんかの露天でもしかり。王道の作戦が通用したということでしょうな。

デザート系や焼き物は、オーダーを見越して少し多めに仕込みながら進行したんで、少々余ったものが出たけど、材料費と自家消費をさっぴいても、飲み物系の純利益の3倍をたたき出した。

珍しい食材を料理して、報奨金をいただいてご満悦。
遊びに行って何やってるんだか。

しかしまあ、最近のバーって、飲み物出してるだけじゃ商売にならないのね。
酒とお店の雰囲気にマッチしていて、小洒落たフーズ・スイーツを出せるお店が売り上げが伸びるようで。

そういえば、数年前に恵比寿発で伸びてきたチェーン系の和食ダイニングもしかりだし、伝統的なバーもそういう路線に切り替えるお店が増えているしなあ。
時代の流れってことなんでしょうか。

予想外だったのが、スイーツの売り上げが多かったことでしょうか。
思いつきで、沖縄産のラム酒と千葉産ピーナッツのプティングをセットでお出ししてみたら、お酒しか召し上がらないとおっしゃっていた男性が完食してらしたしなあ。

お酒のお供にもいけるスイーツというのも、カップルのお客様のコミュニケーションアイテムになるだろうから、良いのかもね。

千葉産ピーナッツプティングは、沖縄の黒糖を控えめに加えて、ピーナッツのこくと香りにラム酒の風味がマッチする大人風味にレシピを編んだせいか、予想外の売り上げが。

40食ほど作ったのに、1時間ほどで完売。余ったら、マスター夫婦に試食してもらおうと思っていたら、足らなくてお客様からおしかりを受ける始末。すんません。

ハイビスカスのシフォンケーキも売り切れましたが、ピーナッツのプティングがダントツでしたな。
逆に夏らしいタピオカとかは、さっぱりでしたが……なんでだろう。

おいおい考えるとして、これだけ売れるんだったらもうひとひねりして商品化を考えてみようかな。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

July 18, 2007

売り上げランキング20位 まあ健闘というべきか

ちょいと待ち時間が発生。
すっかり忘れていたので、6月に出したau向け携帯小説の売り上げランキングをチェックしてみた。

EZトップメニュー→カテゴリで探す→電子書籍・コミック・写真集→小説・文芸→ファンタジー専門!→作家名で探す→松沢直樹

■真実に微笑みを(6・4発売)
the assassin
¥420

初出売り上げランキング20位。

意外な健闘ですな。いきなり予想外デス。
コアターゲットになる10代後半から20代前半の読者層向けの作品ではないから、ランキングインしたのは意外だった。

しかしまあ、特に販促も行わず、これだけ部数がはけるっていうのはなあ……今日び、必死こいて紙の本作っても、増刷がかからなかったりすることがザラなのに。なんか複雑な心境ですわ。

携帯というメディアに慣れ親しんだ世代だから、売れるのかどうかは分からない。
とはいえ、紙の本では企画すら通らない作品でも、携帯市場では売り物になる可能性があるってことか。

それとも、既存の紙媒体の小説をはじめとしたコンテンツ制作が、読者のニーズと乖離しているから、紙の本がどんどん売れなくなっているのだろうか。
(少なくとも僕が書いた本の中では、紙の本よりも売り上げが出ている作品が多い)

このあたりは、もう少し研究しないといけないのだろうけど、とりあえず紙の本だと売れない作品でも、携帯市場だと売れる可能性が高くなるのは間違いないようだ。

企画が通らなかった作品のストックを少し手直しして、放出しようかな。

しかしまあ、先が読めない時代になったもんですわ。。。。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

July 15, 2007

オンライン小説COLOR 第7章公開

音楽班、マルチメディアコンテンツ班から、先日入稿したオンライン小説COLORの第7章がネットにあがったとの連絡が。音楽班頑張ってますねえ。うむ。1億ヒットカウントダウンなんで、なおさらかも。

よろしければお楽しみくださいませ こちら

ストーリーの最初から読む場合はこちら

音がでますので、ご注意を

どうでもいいけど、誤植ないか心配。目がしばしばするっす。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

July 13, 2007

ハイドンと軍鶏鍋

諸々の仕事を終えて、午後一から自分の作品にとりかかる。
はていつ終わることやら、などと思いつつ、淡々と書く書く書く。没頭しはじめたころに、約束の時間を忘れかけていたことに気づく。

ベルギーに長期滞在しているハイドン兄姉が、日本に来るスケジュールに合わせて時間を取ってもらったのに、危うく失念するところだった。やば。。。

夕飯を一緒に食べながら仕事の話をしようと自分から言い出したくせに、店を押さえるのもすっかり忘れててあたふた。

東京駅へ向かう途中、たまに行く神田の軍鶏料理の店に電話を入れたら、席を確保してもらえることに。ほっ。。。。

名古屋での仕事を終えて、東京駅に戻ってきたハイドン兄妹(ヘイデンと発音するのが正確なんでしょうか? まあいいや)に4年ぶりで再会。ネット上では、ほぼ毎日仕事のやりとりしてたから、なんだか実感わかないっす。
妹のアンナちゃんがエラく大人になってて驚く。(27だから当たり前か)

背の高い外人さん二人の間にはさまれて歩くと、まるで、生け捕りにされた宇宙人みたいでしたが、まあ、そんなことは気にせず山手線に乗り換えて、いざ軍鶏料理屋へ。

和のテイストたっぷりなお座敷に、二人ともえらくご満悦。

そこまでは情緒たっぷりだったんだけど、二人とも大きいから、とにかく軍鶏鍋を食う食う。すき焼きとかにしなくてよかった。。。財布干上がるところだったぜ。

とはいえ、やはり妹のアンナちゃんは、女の子だけあって、酒と食事の後に白玉とアイスのデザートなどを頼んでましたな。あら可愛らしいこと。
うーむ、洋の東西にかかわらず、飲んだ後に、甘いものオーダーするのは、女の子の定番なのかしらん?

仕事の話もあったけど、落ち着いたばかりでいきなり切り出すのも野暮なので、しばらく秋葉原とかお茶の水界隈を散策して、某喫茶店で、酔い覚ましのコーヒーをいただきながら、仕事の話に。

お互いに、交換する形で受け持っていた企画の経過報告をする。お互い一勝一敗というとこでまずまず。とはいえ、前例のないことをやり遂げるのが難しいのは、日本だけでなく外国もそのようで。

3人してしみじみするも、気を取り直して、営業やらなにやらといったことについて、具体的な話し合いを進める。ポジティブだよねえ、よきかなよきかな。

若手の彼らに頼るのは気がひけますが、自分でやるのは不可能なので、ここは力を借りませう。

仕事が終われば、あとは気の合う仲間。二人のリクエストに応えて、再び秋葉原へ。遊びの中から、仕事の種を見つけられるのはいいことですな。

ほどよい時間に新幹線で移動。

ちょっと蒸し暑い夜になったのが残念。とはいえ気分は上々。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

July 09, 2007

ドイツの日本酒ブーム

ドイツで日本酒が浸透しているらしい。
日本食レストランだけじゃなくて、あちらのレストランにも日本酒を取り扱うお店が増えているのだとか。SAKEという言葉が欧州で定着しはじめているのをみると、ブームを通り越して、日本酒が日常の風景になりはじめているということだろう。

最近、良質な日本酒が増えていることを、以前の日記で書いた。
一般消費量がさほど増えないのに、どうして増産が続いているのかと思ったら、輸出が増えているってことなのかな。
ドイツ以外にもオーストラリア、北米、フランスでも飲む人が増えているらしい。

そういえば、仏の料理人の兄さんに、もつの煮込みと熱燗を試させて大絶賛されたことがありましたっけか。
製造方法こそ大筋で変わってはいないものの、原料の酒米の芳醇な香りを引き出す方法が採用されるようになってきているから、ワインに親しんだ欧州でも親しみやすくなっているんでしょうね。

そもそも日本酒のように、酸味が少ない醸造酒というのは、白身の魚の刺身のような淡泊な肴から、肉類のような濃厚で脂肪分の多い肴までよく合います。大量生産されている酒で、これだけ多くの料理に合う酒というのも世界的に珍しいのではないでしょうか。

日本酒がはじめてという外国のゲストに、よく辛めの日本酒とチーズの味噌漬けとか、豆腐の紅麹漬けなんかを添えて出すことが多いですが、総じて味噌をつけられた記憶がありません。

どうせならこのまま輸出が増えて、原料の酒米を増産できる体制にこぎ着けてほしいですね。

日本酒の原料になる酒米の栽培に適している水田は限られているから、一概には言えないのだろうけど、水田の作付け面積が増えれば、水害の防止や環境問題にも非常に有益ですので。

日本は、ほぼ中央に高い山がそびえたっているので、雨が降ると森が蓄えきれなかった水が平野部にあふれ出すことになる。

日本は、食料確保のために山麓部から平野部に、千年以上の時間をかけて水田を開発してきたんだけど、結果として水田が貯水池の役割を果たしてくれるようになったため、水害や夏場の急激な気温の上昇を防いできた実態がある。

戦後アメリカとの外交問題の中で、余ったお米を輸出することを禁止されたから、日本はやむをえず減反政策を実施して水田を閉鎖せざるを得なくなったんだけど、こういった形で水田を復活させることができれば、環境問題を改善できる可能性がある。

もちろん外貨獲得手段を増やせることになるし、長年果たせなかったお米の大規模な輸出を解禁に持ち込める可能性がある。

なんだかんだいいながら、どんな文明国の人間でも飯を食わなくていい人間は一人もいないわけなんで、食料を大量に供給できる国というのは非常に強くなります。
日本を攻めれば輸出がストップになって自国が干上がるとなると、おいそれとはどこの国も不用意なことはできなくなるでしょうから。
自衛隊を海外派兵する必要もなくなるでしょうし、アジアの軍縮につなげられる可能性も出てくる。平和的なお話でまことに結構。

当然ここまでくると、民間だけの力だけじゃどうにもならない部分が出てくるはずなんで、政府の偉い方もぜひ積極的に取り組んでほしいですな。
ナントカ還元水とか飲んでないで、日本酒で晩酌でもしながら、農政、外交戦略の一環として、てこ入れを図ることを考えていただければこれ幸いです。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

July 07, 2007

Go for it!

オファーのあった原稿をすべてやっつけ、自分の企画に取り組み中。同時進行5連発。マシンガンライティングで、原稿がみるみる埋まる。イケイケドンドン♪昨日の焼酎で蓄えたエネルギー炸裂中(どんなだよ)

今夏にたぶん1億ヒットを超えるオンライン小説COLORの新章のBGMがマスタリングから上がってきた。

シンセベースのブリブリ音が、80年代テクノファンの私にはたまらんですな。
よきかなよきかな。スタッフの士気も高いようですから、負けてはおられませぬ。

想像できなかったアクセス数は、音楽班、インタラクティブコンテンツ班のスタッフそれぞれが培ってきた技術と、情熱の結晶でありませう。

パソコンならではの仕掛けが詰まった作品とはいえ、やはりメインはテキスト。ストーリー構成とライティングを担当する身としては、身が引き締まりますです。まあ、気張りすぎずに楽しみませう。

しかしまあ、ここまでアクセスがあるんだったら、広告料だけで十分ビジネスになるよなあ……プロデューサーの立場としてはありがたいところですが、紙物の本を14,5年ほど作ってきた身としては複雑ですわ。時代は変わった(しみじみ)

とはいえ、紙物の本とは違って別の苦労があるのも事実です。
広告料収入を財源にしたビジネスモデルの元に収益を上げていかなければいけないので、とにもかくにもアクセスを集めなければいけない。

ヤフー、ヤフーモバイルをはじめ、R25式検索とか、読者層を集められそうな大手検索サイトにカテゴリ登録されたのはありがたかったですが、それだけじゃなくて、テキストの書き方もオンライン作品向けの書き方を試行錯誤した甲斐がありました。

既存の紙物の本のように、緻密な描写で描きたいシーンも、カットしなければならないことが多いのには、フラストレーションを感じますが、ここは結果をまず出しましょう。
ニーズにきっちり応えた文章の中で、自分のCOLORを出すのがプロの技でしょうから。

諸々の思惑を練りつつ、Mp3をチェックしつつ、フラッシュなんかのインタラクティブコンテンツ作成チームを指揮しながら、自分はテキストの直しを入れてる最中っす。

しかしまあ、最近のコンピュータの進歩ってすごいよな。パソコン一台あったら、今は作曲からレコーディング、マスタリングまで完結できてしまう。

10年前だったら、1億円くらいしたシンクラビアとかいったマシンを使ってもできなかったことが、いとも簡単にできてしまう。
要は、アイデアと技術と情熱ってとこですか。厳しいですな。
カラダはめためたにきっついですが、心は動いてます。よきかなよきかな。

さ、スタッフ諸君  Let's go for it!

| | Comments (0) | TrackBack (0)

July 06, 2007

昨日も徹夜だ。目が回る(@@)

タイトル通りです。いやさ、よくある話なんだけど、この時期の徹夜はきっついね~
湿度と気圧の変化でもうメタメタ。たかだか4000字くらいの原稿書くのに、丸一日かかってやんの。おまけに文章もよれよれ。とほほ。多少ぶっとんだ感じが面白いと言えば面白いのだけれど。

途方にくれてたら、多少、お天気も回復してきたから、なんか急に楽になったっす。とは~現金なカラダですこと。とりあえず、少々休憩して、山積みの企画やら原稿を片っ端からやっつけませう。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

July 03, 2007

インタビュー取材の原稿を起こしつつ

昨日インタビュー取材したテープを起こしつつ、諸々のお仕事片付け中。

しかしなんだね。この時期って気圧の変化のせいなのか、はたまたただ単に疲れやすくなってるだけなのか、夜とか早朝は一向に効率があがりませぬ。

ライター業で長く活動したかったら、できるだけ早朝から午前中に仕事を終わらせてしまって、午後からは別の活動をするのが理想ってよく先輩の方々にアドバイスをいただいたものだけど、つくづくそう思いますわ。

最近、抗鬱剤のお世話にもならなくなってきたんで、あまり心配はしてないんだけど。
一時のように、心身共々全く動けなくないって時は無くなったしねえ。ありがたいことです。

僕の場合、お座敷がかかったら、料理の仕事をやるのもいいのかもね。なんかうまく中和されるものがあるみたい。

板場に立つことから、フードコーディネートの仕事にうまくつなげたものの、これもまたあんまり傾きすぎると、それはそれでしんどくなりそうなんで、うまくバランスを取りたいと思いますが、まあ、今のとこはあんまり小難しいこと考えなくてもよいかな。

がむしゃらに仕事をやる時期ってのも必要なんだろうけど、快適に仕事ができる状態を作ることに専念する方が、結局いい結果が生まれるのかもね。

などと、昨日とは違って穏やかに凪(な)ぎ始めた自分の心を見つめつつ、お仕事をゆるゆると続ける曇天の日

| | Comments (1) | TrackBack (0)

July 02, 2007

生活保護を申請

↑というのはネタですが、半分マジで考えてたりします。

だって、高級外車乗り回すわ、高級住宅地街に一戸建ての自宅があるのに、税金どころか、払うもの払わずにじゃんじゃん踏み倒してる輩がごろごろしてるらしいではないですか。

話題の給食費の未払いなんか、かわいいもので、中には、出産費用を踏み倒して海外旅行に行く親がいるんだって?

日本の税務署や地方自治体も、ロシアを見習って、正当な理由なく支払う物を支払わない輩は、裁判→強制執行なんて生ぬるいことをやらないで、タスクフォースを投入して取り立てるべきですな

(注:ロシアは、税務署の中に、悪質な税金未納者から税金を取り立てる武装取り立て部隊が存在する。未納通知を無視してると、夜明けとともに、覆面してマシンガンで武装した税務署の職員から自宅を取り囲まれるという、なかなかスリリングな事態になります)

しかしまあ、日本も乱れたねえ。
払えないものを取り立てるのは酷というものですが、持ってて払わないってのはどういうことよ。ついでに言うなら、ごねりゃ「俺様キングダム」で世の中渡っていけるっていう考えは、どこから学んだのかね。

清貧どころか赤貧(逆さにしても鼻血もでない)の文筆業に毎日を横たえる身でありながら、雀の涙(いや、みじんこの小便というべきか)ほどの金額ながらも税金を支払ってる身分としては、腹の立つ次第ですな。

なにより、そのよふな不届き千万な輩に、自分の納めた税金を使って行政サービスが提供されているというのが辛抱なりませぬ。

などと言ってもごまめの歯ぎしりというのは、よく存じている次第でして。ええ。
そういえば、奥様(誰に話してんだよ)、日本政府も、明け方に社会保険庁を解体するとかしないとかいった法案を通過させたそうですな。ええ、あっしは難しい話は、とんとわからないんでやんすけどね。

社会保険庁を民間の機構にして年金を保護して支払いは確保するというのも、なんだか国鉄をJRにして、別の会社として運営は存続させるけど、ふくらんだ借金は「はて?」というお話とそっくりのような気がするのですが、どうなのでせう。

いえ、「払わないとは言ってない。金が無くなっただけだ」という日本語マジック的な、お話にも聞こえないこともないわけで。そのあたりの玉虫色なお話を明確にしていただかないと、税金やら給食費やら果ては、我が子をお医者様に取り上げてもらっておきながら(ついでに言うなら我が子を放置して)「ありがとうございます」の一言も言わずに、出産費用を踏み倒して海外旅行に出かける馬鹿親共にも、しめしがつかないような気がするんでやんす。ええ。

てなことを日本の中心のTOKIOから叫んでも、どうにもならんことは、よく存じておりやすんで、はてどういたしませうか。

とりあえず今すぐ年金を支給してもらえる方法とか生活保護が降りる方法とかがないことはないんだけど、さすがにそいつを実行するのは気がひけるんで、差し押さえされたビルかなんかにでも居座ろうかしらん。(がらがらになったU○の賃貸マンションでもよろし)

寝床ができたら、とりあえず次はそうですねえ。

外資からねらい打ちされて年金の二の舞になりそうな郵便貯金を全部引き出して、小耳にはさんだ某国のファンドが5年ほどかけてねらい打ちにしていてそろそろ仕掛けそうな○○○やら○○○やら○○○やら、ついでに○○○○○の株でもちょこちょこ買っては売り、買っては売りでもして資金を増やしますか。まあ、手持ち資金があれなので、がっぱりお銭々が入るなんてことはありませんが、パンの耳くらいは買えるようになるでせう。

まあ85パーセントはフィクションの私めのファンタジーな独り言ですが(一部、ガクブルで読んでる方とか(誰とは言わないけどさ)、「○○○の株とはなんだ」とか必死にメール投げてくる方もいらっしゃると思いますが(教えるわけないじゃん)日本も住みづらくなったよのう。
よくよく世の中の風向きを考えないと、懐からお銭々を抜かれるどころか、お命ちょうだいになりかねないってもんだ。

飲んで食ってへべれけになって、目が覚めたら「はらいそ」にいたなんていったらそれはそれでいいんでやんすけどね。そうもいかないのが、文明国ニッポンが背負った十字架かも。ああ、朝から悩みはつきませんが、とりあえず今日も一日、明るい明日を目指して、松沢二曹は、匍匐前進する次第であります。

さて、お時間となったようで、それではみなさま後ほどご機嫌よう。かしこ

| | Comments (0) | TrackBack (0)

« June 2007 | Main | August 2007 »