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March 2007

March 28, 2007

クイック・スマトラカレー

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例のごとく、スタジオで撮影したあとの食材を使って料理。
スマトラカレーを作ることに。といっても、スマトラカレーって、数時間煮こむ料理なので、とても短時間で作るのは無理。

おまけに数十種類のスパイスを使うので、材料が足らない。
ちょっと難しいと思うのだけど、なんとか再現してみることにしました。
精密な油絵と、鉛筆でさらさらと・ラフデッサンしたほどの出来上がりの違いがありますが、本物に近い方向の味がします。

そもそも、スマトラカレーってのは、インドネシアのスマトラ島に伝わるカレーのことで、日本には、第二次大戦後に入ってきたものだといわれています。

スマトラ島は、第二次大戦前まではオランダの植民地で石油資源が豊富でした。
このことから、石油の輸出を禁止されて経済封鎖を受けた日本が、軍隊を投入して「パレンバン」という都市にあった製油所を制圧した過去があります。1942年のことです。

パレンバン制圧作戦に投入された日本人兵士が帰国する際に、スマトラカレーの作り方を各々の家庭に伝え、全国に広がっていったのが、日本の家庭に普及する本格的なきっかけになったのではないかといわれています。

戦争がきっかけで、代々受け継がれる幸福な味が家庭にもたらされたっていうのも、皮肉な話ですけど、おいしさと同時に、食べ物のありがたみや、平和のありがたみをどこかで伝えていけたらいいですよね。

(もっとも、彼の地は、インドネシアの独立運動のために、第二次世界大戦が終わった後も日本に帰らずに残った日本人兵士が多数いらっしゃったそうなので、はたしてスマトラ経由で、日本の家庭にカレーが普及していったのかどうか、裏づけが取れる資料を、僕は知りません)

カレー自体、実は明治時代から日本にありました。
とはいえ、当時のカレーは、インドから直接入ってきたものではなく、インドを統治していたイギリスから伝わった「西洋料理としてのカレー」でした。

旧日本帝国海軍が採用していた「海軍主計兵調理術教科書」という、軍艦に乗る海軍兵の航海に備えた料理教科書の中に、カレーの作り方が記されています。

当時の旧日本海軍は、イギリスを模範としていましたので、海軍内で給食として出されていたカレーが、イギリス経由で伝えられたことは容易に想像できます。

(ビーフシチューを模倣して、当時の海軍付の料理長が、「肉じゃが」を発明したという話が信憑性のある話として伝わっていますから、おそらく間違いないでしょう。

ちなみに、長期航海していると、曜日の感覚がなくなってしまうそうで、兵士の時間感覚を正すため、金曜日はカレーを夕食に出す習慣がありました。この習慣は、現在の海上自衛隊にも引き継がれているそうです)

このことから、少なくとも日本が第二次世界大戦に突入するまでには、カレーが作られていたことになります。

とはいえ、長期航海に耐えなければならない海軍兵が家庭に帰還するのは、そうそうなかったでしょうから、日本中の一般家庭にカレーが普及するのは、やはり昭和に入ってからのようです。

僕の憶測なのですが、日本の家庭にカレーが普及したのは、おそらくこのスマトラ島のカレーの作り方なのではないでしょうか。

日本で、一般的に作られているカレーは、「じゃがいも」を使いますが、そもそも、インドやイギリスでアレンジされたカレーは、じゃがいもを使う作り方がありません。

じゃがいもを使うのは、当時オランダの植民地だったスマトラ島の食習慣に一致しますし、どちらかといえば、さらりとした風味のスマトラカレーは、昔の家庭で食べられていたカレーとよく似ているような気がします。

ということは、日本的なアレンジをしても、簡単でじゅうぶんおいしいカレーが作れるということかな?

スマトラカレーは、20種類以上のいためたスパイスを使い、焙煎されたスパイスの黒っぽい色が特徴のカレーです。
この工程をはしょって、短時間でなんとかすれば、似たようなものが作れるかも

てなわけで、早速チャレンジしてみました。
ふむ、本格的なものには程遠いですが、本物に近い味になってますね。

以下、作り方の例を
(材料も、作り方も松沢のアレンジですので、正統な作り方を知りたい方は、他の資料を参考にしてくださいね)

★材料

たまねぎ3個  みじんぎり   
にんじん2本  すりおろし   
じゃがいも   小さめにカット
さつまいも1本 すりおろし

にんにく、しょうが、チリパウダー、黒胡椒、コリアンダー、クミンシード、ナツメグ、クローブ、タイム、ローレル、ターメリック、レモングラス、カルダモン、シナモン
ほんとは、これに●●●とか、あと10種類くらいのスパイスを加えます。これが独特の風味を産むんだけど、とりあえず今回はカット

バター大さじ1
カッテージチーズ(ヨーグルトでも可)100cc
鶏胸肉300グラム
削ったかつおぶし1パック

★作り方

1;鍋に、たまねぎのみじん切り、にんじん、さつまいものすりおろしたもの、にんにく、しょうが、バターを加えて、弱火で火が通るまで炒めます。

こうすると、火が早く通る上に、素材の旨みが早く引き出されます。ガス代も節約になりますし、非常にお徳。

さつまいもは、入れなくてもいいんだけど、あまりにもスパイスの刺激が強くなるので、マイルドな風味を好まれる方はぜひ。僕は辛いものは苦手じゃないのですけど、入れた方がコクが出て好きですね

2:カッテージチーズ(牛乳を酢で固めたものをしぼって水分を切ったものを代用・豆腐を崩したみたいな感じになります)を加えて3分ほど炒め、スパイスの半分を投入

3:野菜に火が通ったら、水を加えて煮たたせた後、弱火に落として、削ったかつおぶしを投入して、味をなじませます。

4:フライパンに、刻んだ鶏肉を皮目を下にして敷き、弱火であぶります。

5:脂が出てきて、火が通りはじめたら、残り半分のスパイスを加え、焦げないように5分炒めます。

6:香ばしい香りがしてきたら、鍋の中にフライパンでローストしたスパイスと鶏肉を投入。
(フライパンに付いた焦げたスパイスは、鍋の中のスープで洗って、お鍋に戻しましょう。そのままフライパンをシンクで洗うと、非常においしいところを捨てることになりますし、環境にもよろしくありません)

7: 2分ほど強火で煮たら、そのまま火を止めて、塩を加えて味を調えて完成。(冷めていく段階で、味がさらに深みを増しますし、そのままコンロにかけてたらガス代も馬鹿になりませんので、こういった方法で熟成した味を引き出します)

★さらにおいしく作るために

カレーのスパイスは、ターメリック(カレーの色)とクミン(カレーのあの香りがするスパイスです)が基本。
これをベースにして、香りがするスパイスや辛味のスパイスを配合して、色々レシピを考えると楽しいです。

スパイスが手に入らなかったら、市販のカレーパウダー(100円ショップで手に入る)に、にんにくとしょうが、こしょう。唐辛子でも、似たような感じの雰囲気になると思います。(市販のカレールーを使う場合は、少し量を減らして、しょうがやにんにくといった香味野菜を増やすといいでしょう)

ブイヨンのかわりに鰹節を使ったのは、ちゃんと理由があります。
もともとインドネシアのカレーは、畜肉ではなく、魚を出汁に使うことが多いから。(モルジブという国では、モルジブフィッシュという、鰹節に良く似た魚の干物をカレーに使います)

お肉は鶏肉を。かの国は、宗教上の制約もあるので、豚肉の入ったカレーはないはず。

かといってイスラム教圏の国でよく食べられている羊肉は日本では一般的ではないので、安価に手に入る鶏肉を使ってみました。

材料をすりおろしてあるので、短時間できちんとした味が出ていて、思ったほど辛くない。と思ったら、後から利いてきました。ううう、ファイヤ~!! 

でもクセになる味ですな。ベジタリアンの方とかには、お肉の代わりに、ヒヨコ豆とかレンズ豆を使うといいかも

付け合せは、インドの無発酵パン チャパティ。

これもアレンジして、小麦粉ときなことごまの粉を混ぜたものに、ベーキングパウダーを混ぜてこねて、フライパンで焼いたものですが、なかなかほくほくした感じでおいしかったです。

ほんとは、ゆるゆるな生地(広島風お好み焼きくらい)をおたまですくって、フライパンで薄く焼き上げるのですけど、めんどかったので、どん! といった感じの固めの生地を焼きました。

写真は、若者仕様。 そうだよね。食べ盛りだからごはんも一緒に食べたいよね 俺は、これだけ食べたら胃もたれ必至だけど

食後は、チャイ(ミルクで紅茶を煮出し、スパイスを加えたもの・スパイスはシナモンとクローブにローズヒップを少しくわえたオリジナルブレンド。

シナモンがミルクの臭みを消してくれて、紅茶とクローブがミルクのほのかな甘味を引き出して、独特な東洋的な香りとこくを引き出してくれていますねえ。 
おまけに、この組み合わせが、ロースヒップの中に隠れている官能的な薔薇の香りを引き出してくれます。このレシピは記録しておきましょう。

おそらく古今東西、誰も口にしたことがないおそろしくリッチなバラの香りが漂うチャイになりました。(インド人どころか、マハラジャもびっくりっす)紅茶葉はダージリンを使いました。

しかしまあ、若手連中 もくもくと食べるようになったよねえ。みんな好き嫌いもなくなったし、いいことだ。

ダイエット中の若手女子が「やっと1キロ減ったのに、おいしいもの並べられたら拷問です」などと言ってましたが、そういう時に限って、おいしいものを作りたくなるのが松沢のひねくれたところなのだよ。うぷぷ

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March 20, 2007

小説COLOR 携帯版 連載開始

Colorqrcode1 僕がストーリーを書いてるネット小説COLORが携帯でも読めるようになりました。
とりあえずドコモ対応だけど、さっきAU携帯からアクセスしてみたら、ちゃんと読めるみたい。
ブックマークしていただいて、お出かけの際は、携帯からアクセスしてくださいませ。

上のQRコードからアクセスできない方はこちらからどうぞ

http://www.color-story.com/i/

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March 19, 2007

春キャベツのシチュー

Sichu01  いつのもようにスタジオで仕事。会議やら撮影やら、原稿の締め切りが迫るやらで忙しいのですけど、例のごとく若手スタッフのためのまかない作り

撮影済の食材を使ってお料理。今日は春キャベツのシチューです。



寒いからシチューがおいしいでしょうな。というより、仕込みさえすれば、あとは簡単だから安直にメニューを決めたんですけど

タマネギと鶏肉をオリーブオイルで炒め、鶏肉に火が通って、タマネギが透き通ってきたら、チリパウダー、にんにく、ナツメグを加えて、2,3分ほど炒めます。

そしたら、春キャベツをまるごと一玉刻んで鍋に投Sichu03 入。スパイスにローレルの葉っぱを乗せて、火をとろ火にして、しっかり蓋をします。

そうするとキャベツが「蒸し煮」の状態になって、中に含まれている水分が染み出てきて、しっかり味が出るんですね。

そのあとは、ホールトマト、じゃがいも、にんじんを加えて、約20分煮ます。

ちなみに鍋の上に乗っている緑色の四角いものは、仕事で使った昆布のだしがらです。(すでに十分火が通っているので、わずかな出汁が出た後、とろとろになって溶けてしまいます。もったいないから、再利用。これがトマトベースによく合うんだ)

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さて、ことこと煮込んで約20分後・・・・どうなったかしらん?



いい感じに仕上がりました。タマネギとキャベツを細かく刻んでありますので、早く火が通るんですね。なんか見た目が、一晩くらい煮込んだ感じでしょ?

味付けは塩だけ。ちょっと薄いかなというくらいで味付けをしたら、そのまま火を止めてふたをして、冷めるまで待ちます。

煮物って何でもそうなんですけど、冷めていく時に、味がしみるんですよね。カレーなんかも二日目の方がおいしいでしょ?
あれって、冷める時に、味がしみこんでいくからなんですよね。ガス代も節約できますから、一石二鳥

もちろん、いただく前に再度温めなおします。 盛り付けはこんな感じで
若者の食事ということで、ライスを盛って、その上にシチューをざざざっとかけてみました。
手をかけてないわりには、それなりにおしゃれな感じでしょ?

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で、この鍋一杯のシチューですが・・・・



わずか10分で全てなくなりました。おそるべし若者の食欲

まあ、お残しもなかったし、ごちそうさましてくれたからいいか。

さてさて、今夜は再び徹夜。原稿を仕上げます。

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今夜このバーで

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取材で忙しい一日でしたん。♪ 夕刻になって一段落ついたころ、久々にラッパーの友人Vから電話が。時間が取れるということで会うことに。

横浜駅近くのショットバーでガソリン補給。ジンとラフロイグ(ウイスキーです)なぞをいただきました。

はじめて入ったお店だったけど、おされで、なおかつ肴がうまい。私が文句をつけないのだから、相当の手錬です。

五千円もあれば最高の酒と肴とスイーツで豪遊できる。

東京じゃこの予算だと絶対無理だろうね。ここは隠れ家にしてしばらく一人で楽しもう。あ、お友達とか先輩の作家さんとか、松沢にとって特別な方は、お連れするかも。とりあえず松沢的には、横浜の★★★です

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March 12, 2007

晴れの日の午後

透き通るような晴れた空

たったそれだけのことなのに
生きていることを強く実感できるから不思議だ。
この国に、そのことを感じられる人は
一体何人いるんだろう

足らないものは数え切れない。
ほしいものは山ほどある。
かなえたいことがある

毎日を塗りつぶす
金と引換えのくだらない仕事は山積みだ。

そんな憂鬱な想いよりも
今、この一日を生きていることを
たしかに感じられる不思議な空

決して誰かの力でかなえられたわけではない
誰かが手に入れられるわけではない

全ての人に広がる
青く青く広がる広い空

もう二度とやってこない
あと何日あるかさえもわからない

自分の未来の
かけがえのない一日に広がった

青く青くすみわたった空

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March 10, 2007

東京大空襲・まだ世界のどこかにある現実

今日が、東京大空襲のあった日だということは、どのくらいの人が知っているんだろう。
メディアでもあまり扱われてはいないし、ネットの上を散策しても、あまり新しい記事をみかけない。

何しろ、62年前の出来事(僕は生まれていないので、念のため)だから、記録が徐々に風化し始めてしまっているんだろうか。

ちょっと前に、中学生の参考書を書く機会があって、歴史の参考資料を見せてもらったら、1991年のソ連崩壊とかが載ってるんだよね。

うひゃ~、そのころって、オイラ、ばりばり働いてたぞ……

それはさておいて、今の30代とか40代の人が青春時代に経験したことが、歴史の教科書に載るようになってるんだから、60年前の第二次大戦の記録が風化していってしまうのは、ある意味仕方ないのかもしれないね。

62年前の1月23日、3月10日、そして5月25日に、東京では戦争による爆撃で10万人単位の人が亡くなった。

3月13日は、大阪も同様の爆撃で多数の人が犠牲になった。

その後も米軍による日本各地の都市爆撃や、原爆投下によって一般市民が犠牲になったのだけど、その事実は、徐々に風化しつつあるようだ。

それは、今が平和である証なんだろうけど、世界の現実を知る機会が多いせいか、僕は果たしてそれでいいのかな、とも思う。

現にイラクやソマリアでは、日本が62年前に遭った出来事と、全く同じことが起きているからね。

その映像や記録を見たけど、日本が62年前に経験した凄惨な事件そのものだ。

62年前の3月10日
日付が変わった午前0時過ぎから、東京の墨田区・江東区を中心に、米軍は、木造家屋を焼き払う目的で開発した焼夷弾を投下した。

わずか2時間ほどの爆撃に、約38万発、2000トンの焼夷弾を投下したというから、唖然とする話だ。

なによりむごいのは、、まずは円状に焼夷弾を投下して一般市民の逃げ道を断った後、一平方メートルあたり約3発の焼夷弾を投下して、絨毯爆撃を行ったことだろう。

非戦闘員である市民が死亡することを知りながら、徹底的に都市を焼き払う作戦を敢行したわけである。

攻撃目標になった地域の人たちは、耐火性のある鉄筋コンクリートの建物の中に逃げ込んだものの、窒息死した方、火災を逃れて隅田川に飛び込んで水死した方も多数いたという。

東京大空襲を描いた有名な児童小説「ガラスのうさぎ」を再読すると、児童の読者を意識した慎重な表現でありながら、なお、むごさが感じられる描写に、いかに悲惨な事件だったかが理解できる。

なにより考えなければいけないのは、東京大空襲を指揮したカーチス・ルメイ米軍少将の「この戦争に、もしアメリカが負けていたら、私は戦犯として裁かれていただろう」という言葉ではないか、と思う。

一般市民を殺害する目的で行った戦争犯罪と追及されても弁明が難しい事件だったが、その影には命令によって人の命を絶たなければいけない立場に追いやられてしまった
戦争という「矛盾」がいくつも存在していた。

ルメイ米軍少将の言葉には、その苦悩が見え隠れしているようにも思える(彼自身、米軍内で、相当な批判を受けたことが知られている)

いずれの立場の人も、戦争が持つ「矛盾」に苦しみ続けた時代だったのだろう。

そしてその「矛盾」がもたらす災厄は決して過去のものではなくて、世界のどこかで起きている現実で、僕たちと決して無縁ではないことを知る必要があるだろう。

今日はこうやて穏やかな土曜の午後を過ごしているけど、5年後の土曜日は、僕たちの祖父母が経験した凄惨な時代と全く同じ時代に突入してしまっている可能性だってある。

世の中の風向きが厳しい時代になって、みんなが日々の生活に必至にならなければいけない時代になったからこそ、こういったことを考えなければいけないのじゃないかな。

62年前の悲惨な事件も、全く同じような経緯で起きているからね。


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March 08, 2007

検索サイトから世間が見える?

徹夜仕事で、朝になっちまっただよ。

今夜は、僕が役員を務めている(といっても無報酬なんですが。。。)関東地方の検索サイト「関東ナビ」の登録申請処理当番と運営会議参加。

http://www.kanto-navi.jp/

無料登録なんで、相変わらず登録申請は多いんだけど、登録依頼を見てみると、なんか最近の不思議な世相が見えるような気がする。

飲食店とかいった、いわゆるお金を落とすお店の登録は少ないのに、求人関係の登録がやたら増えてきたような気がする。

求人関係が増えるってことは、基本的に雇用が上向いて、景気も良くなってるってことなんでしょうけど、それなのに一般の方がお金を落とす産業の登録申請が少ないってのは、なぜなんだろう?

もちろん、サイトの知名度とかの問題もあるでしょうけど、一定期間内に区切ってデータを見てみると、求人関係の伸びが著しいような気がする。

大手データバンクなんかの情報を見ると、企業の倒産件数とかは確実に減っているから、倒産に伴って新しく仕事を探す人が増えているわけじゃないんだろうな。

複数の仕事を兼業しなくてはいけなくなったり(僕もその口ですが)契約とか派遣とかいった、一定期間の雇用が、当たり前の形で社会に浸透していってるんでしょうね。

これって、数年前にあったリストラブームと同じように、時代の流れなのかもしれないけど、結局誰も徳をしないんじゃないかなあ。

「リストラ」ブームが吹き荒れた時って、不況にともなって、企業が海外に製造拠点を移したり、人員削減を行ったわけですけど、その結果「もの作り」で名前を馳せた日本企業は品質管理とかいった新しい問題が出てきて、対応に苦慮しているというお話もよく聞きますからね。

とりあえず、中国のオリンピックとかの関係で、製造関係がまた上向いてきてるみたいだけど、不況の時にリストラを敢行した結果、受注に追いつけなくて収益のチャンスを逃したり、ニーズのある製品を提供できなくなって、結局仕事を得られなくなってるケースも増えてるみたいです。

その結果、企業収益が下がってしまって、若い人を雇用できなくなってしまって、企業自体の存続が危うくなってるケースもあると聞きます。

それに加えて、今年は、戦後のベビーブームだった世代の方が一斉に退職する年なんだけど、一時リストラの嵐が吹き荒れた際に、中間の世代が抜けてしまっているから、その技術やサービスを引き継げる人がいなくなってしまうわけだよね。

そうなると、企業の中には、存続が危うくなるから、さらに人員整理を進めないといけない企業も増えてくるはず。

仮に現状維持ができるとしても、若い人の雇用が進まないと、新しい消費が起きないから、10年~20年のスパンで見ると、日本自体が危うくなってくる可能性すらでてくるんじゃないだろうか。

外資と提携して企業存続を図る会社も増えてるみたいだけど、やはりお金を稼ぎ出すのは一人ひとりのスキルと、みんなが強力して仕事を進められる力だと思うんです。

会社としての共同体を作ることで、こういった力をつけてきた日本が、本当に回復する力を養うのって、何か手を加えないといけないんでしょうけど、どうしたらいいんでしょうね。

とにかく複雑な世の中になったことは、たしかなようです。

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March 06, 2007

乱気流サヴァイブ

おそまきながら(ほんとにおせーよ)誕生日のお祝いメッセージありがとうございました。

有難いことに、3月3日は、50通近くメッセージをいただきまして、すごい時間かかっちゃいましたけど、みなさまに返信させていただきました。これからもどぞよろしく。

はてさて、当の本人といえば、誕生日などといって浮かれている時間もなく、あちこちでお仕事させていただいていたのですけど、月の加減やら気圧の変化でめろめろになりながら、なんとか任務を遂行しました。

以前、日記の中でもカミングアウトしてますが、お天気が乱れたり、月の満ち欠けの時期に差し掛かると、どういうわけか、身動きできなくなるほど体調が悪くなるときがあるのですね。

ふだんから、ドクターから処方していただいた精神安定剤を服用してますが、全く効果なし。かといって仕事は休むわけにはいかず、まるで、エンジンのかからないバイクにまたがって、必死こいてキックを踏み続けてエンジンに喝を入れてるような気分でした。

大袈裟な言い方したら、乱気流に突っ込んだ飛行機に乗ったような気分でしたが。

ここ数日は、そんな日が重なったようでしたが、どうやら復調。

この時期って、もたもたしてられないことが多いですから、遅れた分、頑張ってサクサク仕事を片付けませう

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March 02, 2007

月が見ている

急な取材で丸々2日ほど飛びまわりました。 くたくたっす。

おまけに、天候の変化やら睡眠不足の影響で「ぶつ切り」の文章しか書けない状態でしたので、ブログの方は、ちと沈黙させていただいておりました。ゴメンネ

以前も書いたことがあるけど、天候不良の時期とか月の満ち欠けの時期は、著しく生産性が低下します。原稿を書くのもスロウダウンすることがほとんどだし、時々じっとしているのですら、しんどくなることもあったりします。

(周囲の方に聞いてみると、なぜかクリエーターさんにそういう方が非常に多いんだよね)

もちろん科学的な根拠があるわけじゃないけど、突如書くのがしんどくなる時って、なにか身辺に変わったことがあるわけでもないことがほとんど。

で、潮見表とかで月の満ち欠けを調べてみたら、見事にそういう時期に重なってたりする。

あらら、今回もそういう時期だったのね。でもまあ、とりあえずいつも以上に動き回って、取材でネタ拾えたからよしとしましょう。

とにかく自分的にはしんどい時期なのだけれども、悪いことばかりではない。

肉体的には、しんどい事が多いのだけれども、反面、精神的にはおそろしくセンシティブになるから、色々なアイデアをまとめたり、新しい企画の全体を見渡したりすることができる。
うーむ、まさに「ルナティック」ですねえ。

以前はこのギャップに、自分でも躊躇したものだけど、最近はさほど悩まなくなったかな。
きっとこれが自分のリズムなんだろうから。

そういえば、明日は誕生日だっけ。
大きなリズムの節目の前の日に、そういったことを考えられるようになったのは、何か意味がありそうだね。

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