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September 2006

September 29, 2006

ううむ、ガマンならん!

キューピーのたらこ?

たらこキユーピーなるものが流行ってるらしいな。
おまけに海外進出の噂まであるらしいじゃないかっ!

ううむ、ガマンならん!

たらこキユーピーだか、キモカワだか、
なんだかしらんが、一言いわせてもらおう。


博多の明太子もよろしくね(*^_’)ノ


いや、なんでもない。ただの郷土愛

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京葉線の事故ってなんだったの?

京葉線が、朝方復旧したらしいね。

関東地方以外にお住まいの方は、分かりにくいと思うので
説明を加えると
京葉線っていうのは、
東京駅から、千葉県の蘇我まで、
東京湾の北部湾岸沿いを東に走るJRの路線。

沿線には、全国的に有名な、某巨大遊園地がある。

それにしても、結構大変なトラブルだったんだね。
京葉線だけじゃなくて、武蔵野線とかも
遅延してたみたいだから
ほぼ一日、首都圏の路線が麻痺してたってことか。

公的なHPでの発表からすると、東京駅地下の信号機器と
変電所内機器の一部が故障して停電事故が原因らしいけど、
そういった事故で、丸1日電車が
ストップしかねないようなことが起きるのかな?

鉄道のことは素人だから、
なんかよくわかんないんだよね、うーん

最近、やたら停電事故が多いような気がする。

8月14日(終戦記念日の前日)も、
首都圏で大規模な停電が起きたけど
あれもなんか不思議なんだよね。

江戸川にかかる電線が1本切れただけで、
100万戸以上のおうちが
停電するとは思えないんだけど。
しかも、横浜や川崎まで停電してたみたいだし。

ま、偶発的な事故だったら仕方ないんだろうけどさ

なにはともあれ、事故とかは起きないことを祈りたいよね

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September 27, 2006

さて答えは

鵺 (ぬえ)

釈迦牟尼佛 (にぐるべ)

番長(まを)

四月一日 (わたぬき)

八月一日 (ほづみ)

十八女 (わかいろ)

成長 (おいさき)

みなさん読めました?

釈迦牟尼佛 (にぐるべ)なんて、絶対読めないよなあ。
これって、とある方の苗字なんだけど、
名刺にはさすがにルビがふってありました。

鵺(ぬえ)ってのも、あまり聞かないよねえ。

鵺ってのは、想像上の動物で、
頭は猿、しっぽは蛇、体はたぬき、
手足は虎という得体の知れない動物。

人にとって害をなす動物で夜中に活動し、
暗闇の中でトラツグミのような物悲しい声で鳴くと、
ものの本に記載があります。

そういえば、横溝正史の「悪霊島」っていう小説が映画化された時
CMで「鵺の鳴く夜はおそろしい」なんてフレーズがあったよね。

かなり強烈なフレーズで、すごく怖かったのを覚えてますが

今、再読してみると、横溝正史のホラーって、実話を元にしてある
話とかがあるから、リアリティがあってかなり怖い。
八墓村とかさ。

あれって、たしか戦前に岡山の方で戦前に実際に起こった
津山三十人殺しっていう事件がモデルになってるんだっけ。

横溝正史が書いたのとは別に、ノンフィクションの作品があって
犯人の22歳の青年が犯行に至った経緯なんかが詳細に書かれて
いたのを横溝氏の著書と比較しながら再読した覚えがある。

八墓村のモデルになった津山三十人殺しっていう事件は、
現在でも検事の聴取記録や
検死報告書なんかの資料が残っているらしい。

そういえば、犯人の22歳の青年が母親に甘やかされて育った経緯や、
社会性がなく、自宅の屋根裏部屋に部屋を作って
ほとんど外出しなかったなんてことが書いてあったような。

犯人の青年は、当時社会問題になった
「安倍定事件(知らない人はネットで調べてみよう)」に
異様な関心を示していたらしい。

そういえば、女性を次々と殺害したことで、未だに
犯罪心理の研究の対象にされる大久保事件の犯人
大久保清も、30近くになるまで、
母親から「ぼくちゃん」とか呼ばれて溺愛された上に、
社会性が薄かったことや、性について倒錯した思考が強い
傾向があったようだ。

猟奇的な事件なんかが、たびたび起きて問題にされてるけど
こういった社会病理は、かなり昔から潜在的に
あったのかもしれないね。

そういったことを考えると、往年の名著を書いた大作家先生の
名著を再読してみると、現代が見えてくるのかも
また、書き手としては、「現代」という的を射抜く
求心力のある作品が書けるのかもね。

もっとも、僕は、ホラーとか推理物とか
あまり書けそうにないんだけど
(ただ、社会情勢に鈍感だという話もあったりして)

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September 26, 2006

漢字ってむずかしい

自分の作品も書かないといけないのだけれど、
とある資格試験の参考書と試験問題作成に
時間を食われている。
うう、難儀じゃのう。

専門の分野ではあるが、書いてて楽しくはないわな。
米びつを潤すありがたい仕事ではあるが。
売文稼業も難儀な時代よのう 、うむ。

最近、参考書とか実用書の類を執筆していて驚くのは、
漢字が読めない方が増えたなあ……ということだ

文部科学省(だっけか、ひょっとすると後援だったかもしれないが)が
行ってる漢字検定に出題されるような難解な漢字ではなくて、
常用漢字といわれるような平易な漢字が
読めないというクレームを受けることがある。

小学生とか児童向けの本ならいざ知らず、
専門家としての知識を問われる成人対象の実用書や参考書で、
常用漢字が読めないというのは、どうかと思うのだけれど。

特に資格試験の参考書なら、
中学校で勉強する程度の漢字が読めない時点で、
合格はおぼつかないと思うのだが、そこは雇われの身。

きちんとルビ振るなり、ひらがなに直してしまいます。

この前、古本屋で調達してきた、
サマセット・モームの邦訳版(龍口直太郎訳・1960)を
読んでいるのだけれど、かなり難解な漢字が多様してある。

今から46年前の本だけど、この50年の間に、
それだけ活字を読む機会が減って、
日本人全体の読解力が落ちたということなのだろうか。

売文稼業の身としては、この辺りも考えないと、
売れる本は作れそうにないな、とか考えたりする。

それにしても難しい漢字ってあるよねえ。
かなり読書量が多い人に尋ねても、
全く読めなかった漢字とかって結構あるよ。

みなさんこれ読めます?

釈迦牟尼佛

番長(「ばんちょう」ではないですよ)

四月一日

八月一日

十八女

成長

答えは明日にでも

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September 24, 2006

涼しいんだか寒いんだか

さすがに涼しくなったね

今年の夏場は、取材がらみの仕事でずっと
外を回ってたので、このお天気はありがたいんだけど
急激なお天気の変化はつらいよなあ。

それちゃったみたいだけど、台風が近づいてきてた時って
体調悪くて仕方なかったしさ
落ち着いたと思ったら、やはり取材で外に出て
あちこち動き回れば、蒸し暑さを感じる

かといって日が落ちたら
なんだか肌寒さを感じる時もあるよね
気をつけないと風邪ひきそうだ

そろそろ燗酒とか鍋物なんかが
恋しくなってきましたなあ

みなさんも夏の疲れとかでてませんか?
風邪ひかないように気をつけてくださいね。

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September 22, 2006

おしらせ

このブログじゃなくて、僕の個人サイト
Epsilon Cafeの携帯版HPが
http://homepage2.nifty.com/epsilon-cafe/i/

ヤフーモバイルに登録されました。

登録カテゴリは

ホーム>教養・カルチャー>芸実と人文>文学>作家
です。

携帯メインでサイトを閲覧される方は、
ぜひあそびにきてくださいね。

こちらのQRコードからもアクセスできます

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パソコンお持ちの方は、パソコン版HPのトップページ
http://homepage2.nifty.com/epsilon-cafe/

に貼ってあるQRコードからもアクセスできます

URL打ち込むのが面倒な方は、
ヤフージャパンで検索すると
「小説家」カテゴリにパソコン版HP登録されてますので、
すぐにアクセスできます。ご活用くださいませ)

携帯版HPは、まだあまり作りこんでないですけど、
コンテンツ充実していきたいと思います

よろしくお願いいたします。

ではでは

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September 15, 2006

ミュールとオムレツ

こんばんは

ミュールとサンダルの違いが分からなくて
女性誌の連載を取り逃がしたライター松沢です。

ええ、ええ、ファッションには縁がない男なんでさ。
いいんだよお、どうせ連載もらっても、
5週ぐらいで打ち切りになるのが目に見えてるし、
チキショー(小梅太夫風に)


どうでもいいけど、ミュール=サンダルじゃね?

ミュール(mule)って、仏語でいうサンダルのことじゃね?

要は「つっかけ」で、あっちでは、
おなご用のファッショナブルなやつも、
野郎用のごついのまで、
み~んなまとめてミュールって
呼んでると思うが?

てなわけで、ファッション辞典なるものを
調べてみました。
ふむふむ、で?

「サンダルとミュールは違い、
バックベルトやネックベルトのあるものがサンダル。
ベルトのないものがミュール」

そうかあ? 日本にありがちな
外来語の変化なんでしょうな。
もともとミュールって、靴の上にはいた、
泥除けの下駄みたいなものだったみたいだしね。

ふむふむ。仕事はボツになったけど、
こうしてみると、食とかファッション(ひいては藝術)って、
日本とフランスはずいぶん接点があるんですなあ。

ゴッホが浮世絵のコレクターだったことは
よく知られてるし、
16世紀のフランス製の楽器とかを見てみると、
蒔絵で装飾されたものとかがあったりする。

フランスのコース料理なんてのも、
もともと茶道の懐石料理の影響を
受けているといわれているし

19世紀には、日本料理の影響を受けて、
レモンも塩もかけない魚の切り身(刺し身だね)を
出してる店があった。

ヌーベルキュイジーヌ
(70年代から起きた、
栄養過多などによる生活習慣病を
防ぐための、
生クリームやバターを控えた新しいフランス料理)も、
日本の懐石料理が
強く意識されているといわれています。

これがまた、日本に逆輸入されて、
日本人のフランス料理のイメージとして
浸透しているといわれてますね。

とはいえ、いくらおしゃれや食にこだわる国でも、
そんなかしこまったものばかり食べてるわけじゃない。

日本人だって、毎日懐石料理や
鮨ばっか食べてるわけじゃないように、
家庭料理というものも存在します。

意外なことに、「ネギ」とか、
およそフランス料理の食材では
想像できないものを使った料理も多かったりして
驚きますが、
代表的なものは、煮込み料理と卵料理でしょう。

最近では、ラタトゥュ(野菜の煮込み)
ポトフ(pot au feu ・火にかけた鍋・まんまですがな)
などといった煮込み料理が
よく知られるようになりましたが、
ふだんはみんな、あんな感じの素朴なものを食べてます。

あとはチキンや卵料理だけど、
ポピュラーなものといえば オムレツ。

今でこそ、世界中でふつうに作られてますが、
もともとオムレツってフランス料理なんですな。

なんでも、おなかをすかした王様が
(ルイさんあたりでしょうか)
民家に立ち寄って、なんでもいいから
食べさせてくれと注文したら、
あっという間にオムレツが出てきたらしい

王様もあまりの速さに驚いて
「ケル オム レット!(めっちゃはやっ!)」
といったことから、この名前がついたとか。

実際、外がしっかり焼けてて、
中がとろとろのオムレツを焼くのは、

大体40秒前後で焼き上げるのがふつうですので、
王様が驚いたのも不思議はないのかもね。

上手にオムレツを焼くのって、かなり難しくて、
コンスタントに同じ形のものを焼くには、
熟練した技術がいります。

加えて、熟練した料理人は、
専用のフライパンを用意します。

新品の鉄製のフライパンをおろして、
一度たわしでよくあらい、
強火でかんかんに焼いた後、
油を塗ってさましては強火で焼く。

これを最低2週間はやらないと、
きめの細かいオムレツは焼けないと言われてます。

当然、使い込んで油がしっかりしみたフライパンほど、
使い勝手がよくて、
ほんとにびっくりするようなものが焼けます。

出入りしてる料理スタジオにあるフライパンを、
現在調教(?)してるのですが、楽しみですな。

暇があると、オムレツを焼いてますが、
プレーンだけじゃなくて、最近お気に入りなのが、
鮭をほぐしてまぜこんだオムレツ

卵をあわ立て器でよくほぐして、
シノワ(じょうご型をした裏ごし器みたいなものです)で
裏ごしして、生クリームと、ほぐした鮭を混ぜ込んで焼くと、
混ぜ込まれた鮭が、ほんのりピンク色に見えて、とてもきれい。

材料費かからないし、もうちょっといじると
おもてなし料理になりそうなので、
レシピを改良ちうの日々です。

話かわるけど、年齢問わず女性の方って、
オムレツとかオムライス好きな人多いよねえ。

この前も、取引先のおぜうさん(4歳)と
おデート(日本語で子守という)した時に、
オムレツの話をしたら、
「作って作って」とえらくだだこねられました。

知り合いの女の人の中でも、
オムレツとかオムライス嫌いって人は
あんまり聞かないけど、
何か秘密があるのかしらん?

いずれにせよ、女心とファッション雑誌は、
あっしにとって永遠の謎でござります。

あ、また、ファッション雑誌の
連載流れたの思い出しちゃった……

チクショー

と、最後に小梅太夫みたく叫んでみる
さ、お仕事お仕事

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September 13, 2006

作品とシンクロする現実の恐怖

ニュースチェックは、ほぼ毎日やりますが、
最近驚くことが多いですな。
いやさ、自分の書いてる作品の中で
フィクションとして設定したことが、
現実に起きることですよ。

COLORという作品の中で書いた、
都心のいきなりの大停電

それから、休載してたけど、
まぐまぐでメルマガ流してる「桜の舞う空の下で」
という小説ででてくる、
自衛隊基地から銃器が紛失するという事件。

これね

http://www.mag2.com/m/0000113314.html

ストーリーの概略をば。

大学の工学部に通う「柳井龍之介」の彼女、
「呉美華」は台湾からの留学生。

春期休暇のある日、柳井が大学内で
起こした先輩との喧嘩が、傷害事件に発展したのを
きっかけに、美華は消息を絶ってしまう。

龍之介は、
アルバイト先の同僚、ミュージシャンのタカさんと
一緒に美華の行方を追うが、
どういうわけか身の危険にさらされる
羽目になった挙句、美華を追う手がかりが
全くなくなってしまう。

やむをえず、タカさんの知り合いの天才ハッカー優に、
美華の足取りを探ってもらうと、
龍之介の知らない美華の姿が
次々と浮かび上がってきた。

その後、龍之介とタカさんを追ってきた
公安の刑事・氷室によって
美華が、実は防衛庁や警察庁警備局がマークする
テロリストだったことを知る。

同日、美華は防衛庁や警察庁警備局の
監視の目をかいくぐった後、
地下鉄の乗客に偽装し、

都内に潜伏していたテロリスト集団を率いて
複数の民間人を盾に、
首相官邸、国会議事堂、政府機関の立ち並ぶ駅
国会議事堂前駅を占拠する行動に出た。

テロリストのキーマンは、ネットにストリーミング映像を流し
自分たちが警視庁SATなどの凶悪犯鎮圧部隊より
はるかに戦闘能力を超えるという声明を出した。

その声明を無視し、駅構内に突入した
警視庁の機動隊員が射殺されたことで、
マスコミをはじめ、警察組織、政府組織は
突如降りかかってきた危機に震撼する。

それに追い討ちをかけるようにテロリスト集団は、
首都圏を殲滅できる小型核と生物兵器を保持している
という声明を、ストリーミング映像を使って全世界へ配信した。

政府や警察組織が手をこまねいている中、
美華の恋人である龍之介は、天才ハッカー優を指令塔に、
命令を無視して警察庁警備局から追われることになった刑事
の氷室、そして美華の入国の際に携わった元活動家の弁護士
吉村とともに、
国会議事堂前駅を占拠している美華を奪還にむかう。

以上が梗概

(まだ連載中なので、ぼかしいれた形でしか書けなんだ
すいませぬ)

で、その中でさ、外交官パスポートを持ってて、
東京・赤坂のアメリカ大使館に出入りする在日アメリカ軍の要人が、
美華とともに、陸上自衛隊練馬駐屯地から
89式自動小銃と、対市街戦用特殊迷彩服を盗み出す
シーンが出てくるんだけど、

まさか本当に銃火器が紛失するような事件が
起きるとは思わなんだ。

自衛隊の武器や銃火器は、
弾丸一発まで防衛庁のシステムに記録されて
厳重に管理されてるはずだけど、
実際に武器を保管している保管庫の状態まで
リアルタイムに把握してるとは限らない。

何者かが帳簿上、数をそろえて
盗み出すことも不可能ではないとも考えられる。

その脆弱性に気づいたテロリストが
自衛隊員を抱き込んで
武器を盗み出すという展開にしたのですが、

(もちろんフィクションだけどね。取材不足だったので、
このあたりはさらさらと書いてぼかしてるのだけど、
実際にはこんなことは、まずありえないはず)
うーむ……

今回紛失したのは、別の型式の自動小銃らしいけど、
もともと、自衛隊に配備されてる自動小銃って、
警察官が持つような拳銃なんかとは比べ物にならない
貫通力があるはず。
人が撃たれたら、それこそ一発で絶命しかねない。

紛失したのは銃だけで、実弾は装填されて
なかったらしいから、
このまま事態が収束してほしいね

ちなみに僕が書いてるストーリーは、
テロリスト集団が、陸上自衛隊の自動小銃に加えて、
外交官パスポートを持っていた米軍のキーマンを通じて
テロリスト集団が、米海軍横須賀基地が秘密裏に隠し持っていた
小型核と生物兵器を強奪する流れになってたりする。
(もちろん、フィクションです。念のため)

日本は当然、国際社会へのスタンスとして
国内に核を持ち込まないという大前提がある。

おまけに、国際法に違反しかねない生物兵器を
米海軍が日本に持ち込んでいたという証拠資料を
国際社会にネット上で発信することをちらつかせて
テロリストが、日米両政府を相手に
巧みに交渉するという感じ。

(もちろん、大どんでん返しのラストが待っているのだけど、
 それは最後のお楽しみということで)

しかしまあ、フィクションのつもりで書いたことが
こんなに現実に近づいてくるとはね。
何もなく収束してほしいなあ

この作品を連載しはじめたころって、
2年前だから
米海軍横須賀基地に
イージス艦や原子力空母が入港することが
決定するはるか前のことだったんだけど、
なんだか
奇妙なくらいリアルなストーリーになってきました。

もっともこういうったことは、小説の中だけで
実際は
おだやかな毎日が続いてくれることを
祈っていますけどね

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連載小説 COLOR 第二章公開

さてさて、複数のアーティストさんと
コラボ企画として進めていました
連載小説COLORですが、
第二章が無事公開と相成りました。

第二章トップページ

まだ読んだことないという方は
第一章からぜひぜひ

第一章トップページ

いずれも音が出ますので、
ご注意くださいね
(職場なんかで読んでると顰蹙ものですぞ)

去る8月21日は、ヤフージャパンの
オンライン作品のカテゴリに登録されるわ
300万ヒットを記録するわで
なんだかすごい状態になってる
プレッシャーもあってか
第二章の製作も大変でした。

フラッシュや音楽コンテンツとの
シンクロを考えないといけないし
横書きの日本語になるので、どうしても
読みづらくなってしまうから
相当原稿を削ることになりました。

書き手としては、このあたりにジレンマを
感じますが、今後の課題ですね。

せっかくですから、ハイライトシーンをちらっと

第2章 キックスタート・マイハートより

僕の二度目のサヨナラの言葉だった。
気まずくて、残ったコーヒーをすすった。
顔を上げると、しばらく沈黙が続き、
麻美と僕の視線が重なった。

「賢一も京介も変わったよね」

「何が?」

「お金のためなら、周りの人を叩き落しても
成り上がる事を、正義だと思うようになったでしょう」

「正義だなんて、思ってない。
ただ金が必要なだけなんだ」

「それが嫌いなのよ。お金のためなら、
何でもやるってことじゃない」

「僕の会社は、1000人近い人間がいる。
そのほとんどが、ニートだったり、
僕たちみたいなギャングだった、社会不適応な子だ。

実際、ほとんどの子が、入社した後、
一度も会社に出てきていない。
ネット経由で仕事をしていて、
ふだんはどんな生活を送っているかもわからない。

ただ、彼らは僕の会社の社員には違いないんだ。
引きこもりに近い状態でも仕事を続けることで、
金をもらって、生活を支えている。

中には、両親が職を失って、
引きこもりを続けられない絶対絶命な状態な中で、
両親を養いながら、今の生活を維持している子もいる。

みんな何かをつかもうと必死になってるんだ。
彼らを支えるために、僕は金を稼がないといけないんだ」

「自分を正当化することまで覚えたのね」

麻美は、切りつけるような視線をぶつけてきた。

「僕も迷ってるよ。本当にこれでいいのか分からない。
ただ一つだけはっきり言えることがある。
たぶん彼らは意識してないだろうけど、
ネット経由で仕事をすることで、何かをつかみはじめている。
社会に貢献しているという意識が、
彼らに誇りを持たせていると思うんだ。

実際、僕の会社は、何もしなくても基本給だけは出すから、
引きこもりたいだけなら、給料泥棒を決め込めるわけだしね。
生憎、そういう子は一人もいない。


ほとんどの子は、企画を持ち込んできたり、
プログラムを納品してる。
僕は、彼らの努力を無駄にするわけにはいかない。
だから、金を稼ぐんだ」

「ただの言い訳よ、そんなの。
引きこもりの子のスキルを買い叩いてるだけじゃない」
麻美は、鋭い視線を僕にまた投げた。

続きは、サイトでお楽しみくださいませ。ではでは

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September 12, 2006

グラウンド・ゼロ

9・11から1日がすぎた。
僕にとっては、とてもとても幸福な一日だったけど、
ネットで世界を見て回ると複雑な気分だ。

言うまでもなく9・11はNYのテロが発生した日である。
あれから相応の時間が過ぎたが、色々な意見があるようだ。

NYのテロによって倒壊した
WTC(世界貿易センタービル)の後を
グラウンド・ゼロと呼ぶのに不快感を示す人もいるらしい。

第二次世界大戦の原爆、
ベトナム戦争での化学兵器に等しい枯葉剤の散布、
湾岸戦争の精密誘導爆弾や劣化ウラン弾、
アフガニスタンでの武装テロリスト制圧

世界中のありとあらゆる場所で戦争を引き起こして、
60年の間に数え切れないほどの民間人を犠牲者にしておきながら、
たかだかビル一つ壊されたくらいで、ガタガタ言うな

とある英文で書かれたブログに、
怒りに満ちた言葉が踊っていた。

「私たちはテロを許さない。自由のために断固戦う」
そう叫ぶ意見もあった。

その意見に反論するかのように、
アメリカ軍の攻撃によってできたビルの残骸に
「MADE IN USA」と書かれた垂れ幕を下げている写真を
掲載したブログもあった。

どの心情も理解できるが、不毛な論争だと思う。

あの事件の根源を探ることをしなければ
問題の解決は見つからないし、
新たな問題が膨らむだけだと思う。

なぜ、航空機の操縦ライセンスを取得できるほどの
知力のある人たちが、次々とハイジャックを行って、
自爆テロを行ったのか。

なぜ、アメリカと国際世論の協調を見せる国は、
テロの標的にされなかったのか?

それらのことが、鍵になるのではないか、と思う。

実際、アメリカをターゲットにしたテロは、
NYのテロだけに終わらなかった。

炭疽菌を使ったテロなど、執拗な攻撃が続いたことを
記憶している人も多いだろう。

アメリカ政府は、それらの攻撃に対して
事件の根源を探り、国際社会と粘り強く話し合う選択よりも、
戦争による鎮圧を選んだ。

結果、アメリカの市民や
兵士の犠牲を増やすことになったことを、
アメリカ政府はどのように考えているのだろうか

残念ながら、アメリカ政府が取った「戦争」という政策は、
アメリカ国民をさらに危険にさらすことになった。
その脅威はさらに増している。

イスラム圏だけではなく、
南米にも同じ動きが出始めている。

アメリカと交易を盛んにして、外貨を獲得しようとする国を
他国が非難する意見が日に日に強くなっている。

この動きを、アメリカ政府はどのように考えているのだろうか。

僕は、とてもアメリカ国民の安全が守るための政策が
取られているとは思えない。

残念ながら、そのことはアメリカの中でも
論じられる機会は薄いようだ。

こういった事実も、大事な人を失った悲しみや
増幅する憎しみの前では
簡単に消されてしまうのだろうか。

憎しみは作られ
そして誰かにとってかけがえのない尊い命が消されてしまう。
そのことが残念でならない、と思う

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September 11, 2006

亜熱帯化する東京

9月になって取材やら、力仕事的なことで
都内を中心に首都圏を回遊する日々を送っています。

どうでもいいけど、ほんと暑いよね。
ここ数年、年を追うごとに暑くなっていってるような
気がする。

どうやらそれは、僕の主観じゃないらしい

今年の8月の東京は、沖縄より暑い時期があったんだとか

温暖化とかヒートアイランド現象とか
諸々の事があるみたいだけど
東京を中心にして首都圏の人口密集地域が
亜熱帯に近い気候になっていっているらしい。

東京の都心のある街では、
誰かがおいていったハイビスカスが自生しているらしいし
本来、関東にはいなかったはずの
クマゼミ(九州に住んでた時によくつかまえた)
とかいった
大型のセミをよくみかけるようになった。

夕刻になると、突然雨が降り出すこともある。
いわゆる夕立じゃなくて、
ほんとスコールに近いような感じの雨だ。

そういえば、昔、木枯らしなんていうと10月に
言われることだったし
11月に入ると霜が降りることがふつうだった。

今は、11月に入っても、下手すると
長袖1枚だけでも過ごせそうな感じだもんね

気温がこのまま上昇して、亜熱帯化が進むと
マラリアなんかの熱帯病を媒介する昆虫が
あちこちで発生したりするんじゃないか、とか
色々心配する声も聞こえてくる。

それも怖いけど、これ以上暑くなったら
ほんとに昼間は活動できなくなっちゃうよね

クールビズどころじゃどうにもならなさそうだけど
はてさて、なにかいい方法があるといいんだけど

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September 09, 2006

ネットでモノを売る秘策

ふと気がついたら、ここ数年、
小説を書いたり雑誌記事を書く
活動が主体になってます。

とはいえ、一応、コピーライターもまだ続けてまして
ここ最近
どうやったらモノが売れる広告が作れるのか
ホームページ経由でどうやったらモノが売れるのか
とかいったご質問をいただくようになってきました。

あ、コピーライターってのは、いらなくなったコピー用紙を
ライターで燃やして処分する人のことです。

うそです。

効果的な広告の宣伝文句を考える事を生業としてる輩の
総称です。

一昔前は、「文案家」とかいったそうですが、
最近は何でもカタカナ読みするようになったせいか
コピーライターなんて呼ぶのが普通になりました。

最近は、純粋に広告文章を書くだけではなくて
商品開発から、宣伝・販促までの幅広いプロデューサー的な
仕事を行うのが求められるようになってきてますね。

で、僕のようなフリーのコピーライターのところに
仕事の依頼が増えるのは、
おそらく脱サラで独立したとか、SOHOで副業を始めたとか
そういった方が増えたからなんでしょうね。

個人ベースや小さな法人で
モノを売ったり、サービスを提供してお金を稼ぐ場合

ホームページが強力な営業ツールになるのは
みなさんよくご存知のようなのですが

残念ながら、「売れる」ホームページを作っている
方は、ほんとに一握りのようです。

ホームページは作ったものの、
お客様の問い合わせがこないので
どうしたらいいのでしょうかといった、
ご相談のメールをいただくのですが

ホームページを拝見すると、例外なく
「なるほど、こりゃ売れんわなあ」
と逆に納得してしまうホームページ
だったりします。

不思議なことに、こういうホームページを
作っている方って
料金をお支払いいただいて
売れるためのホームページに改造する
分析報告を差し上げても
まず、ホームページを
改良しようとはしないんですね。

きっと、ご自分で作った
こだわりとかがあるのでしょうけど
残念ながら、ネット上に限らず

自分と同じモノやサービスの
提供を行っている人は
多数いらっしゃるので、
効果的に販売促進をアピールする
改良を行わないと、
まず売れるようにはなりません。

広告というのは、よく魚つりにたとえられます。

魚のいるところに、釣り糸を垂れても
必ずしも魚が釣れるとは限りませんが

魚がいないところに釣り糸を垂れたら
どんなに頑張っても100パーセント
魚は釣れないのです。

モノが売れなかったり、サービスが売れないという
方は、魚が1匹もいない場所に釣り糸を
垂れている可能性が往々にして
あるということですね。

「ここに魚がいるんじゃないのか?」
ではなく
「これこれこういう理由で、
ここに魚がいるのは間違いないから
こういう狙い方で魚を釣ってみよう」
というロジカルな考え方を持てるように
ならないと、モノは売れるようにはなりません

ではなぜ、
そのことについて納得するアドバイスをもらっても
行動に移せないか?

これは人間の心理のなせる業なのですが
なぜそうなるかということを知り、
自分自身をコントロールすることが
ネットでモノを売ったり、サービスを提供して
売り上げを伸ばす秘策につながるといえます。

私もビジネスですので、そのことはここに書けませんが
ここ最近増えてきた、お問い合わせの無償サービスと
させていただきたいと思います

どうしても詳しい相談を、とお考えの方は
お気軽にお問い合わせください
(ただし有償になりますが……)

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September 06, 2006

点字の本になりました

今春、電子書籍という形で刊行させていただいた
原爆をテーマにした児童向け小説
「ぼくたちの空とポポの木」が、点字の本になりました。

有志のみなさまが、点字に翻訳してくださったのですけど、
有難い限りです。

今回電子書籍で、この作品を刊行させていただいたのですけど
そもそも、刊行の時点で
電子書籍のブックリーダーソフト「T-time」を
開発してるボイジャーって会社さんが、
視覚障害者の方も楽しんで読書できる工夫を、
ブックリーダーソフトに盛り込んでくださってるんですね。

文字を拡大したりするルーペ機能とか、
自動的に音声読み上げをしてくれる機能を
付加してくださっていて、
これがまたとても素晴らしい出来栄え。

実際、僕もメルマガとかで実験的に
自分の作品を配信してたりした時に、
視覚障害者の方から、メールをもらうことがよくあった。

お金を払って、作家さんの最新の本を読もうと思っても、
点字の本や、オーディオブック(朗読した本)がないので、
読書が楽しめないのだそうだ。

今でも、メルマガで「桜の舞う空の下で」という
ミステリ小説を配信してるんだけど、
150名ほどの読者の中にも、音声読み上げソフトを使って、
僕の小説を鑑賞してくださってる視覚障害の方がいらっしゃる。

ご不便をかけてるのは心苦しいし、なによりみなさんが
楽しんで読書していただける環境があれば……と思っていたので
ボイジャー社の電子ブックリーダー「T-time」の機能追加は
共感できるし、頼もしいと思っています。

今回出させていただいた
「ぼくたちの空とポポの木」という作品は、
原爆をテーマに扱った、社会性の高いテーマの作品なので、
電子ブックリーダーに音声読み上げの機能がついたのは、
とてもありがたいと思っています。

ただ、中には、視覚障害と聴覚障害の両者と付き合いながら、
点字の本で、読書を楽しんでいらっしゃる方もいます。

もちろん、視覚障害のある方の中には、
音声読み上げの機能に頼るよりも、
読みなれた点字の本の方がいいと
おっしゃる方もいらっしゃる。

そんなわけで、より多くの方に読んでいただけるために、
埼玉にお住まいの有志の方から点訳を申し出て
いただいたのですが、有難い限りです。

読者様の中には、他の方に勧めてくださったり
ブログにコメントやトラックバックを張ってくださる方も
増えてきました。

こうやって、共感して下さった方が、
お力を貸してくださったおかげで、
いろいろな人の心に作品が旅していくのを見るのは
すごくうれしいです。

先日、NBC・長崎放送の記者だった伊藤さんって方が、
1971年から全国を回って、
広島や長崎で実際に被爆した方の証言を
記録した音声ファイルを公開していらっしゃる
HPをネットでみつけた。

あつかましくも、リンクをはらせていただくことを
お願いさせていただいたのだけれど、快諾してくださって
僕の個人サイトにリンクを張ってくださった。

ヒロシマ・ナガサキ わたしたちは忘れない

そのおかげで、またこの作品は、
多くの方のところへ旅することができるようです。

この作品って、史実を元にしたフィクションにしたんだけど、
執筆の際にずいぶん悩んだ。

歴史的史実に基づいた作品にすべきなのだろうけど、
ノンフィクションという形で書いたら、

あまりにも凄惨すぎて、
この問題を客観的に考えることが
できなくなるんじゃないかなあ…とかさ。

特に児童向けの作品だから、
偏った考えかたを植えつけたくはなかったしね。

だから、取材したり、実際僕が記憶していることの中で、
書かずにカットしてしまわなければいけないことが
山ほどでてきてしまった。

そのことを盛り込むべきだったかなあ…とか、
実は今でも悩んでたりしてます。

僕は、戦争が終わって23年経って
生まれたのだけれど(昭和の男でござんす)、
僕が高校を出るくらいまでのころは、

やはり戦争や原爆の残した
爪あとがそこかしこに残っていた。

ここでは詳しく書かないけど、
そのことは、やはり忘れられない。

僕が生まれる23年も前に終わっていた戦争は、
違った形で、
きな臭い憎悪を吐き出し続けていたんだよね。

残念だけど、今でも全ての人が、
過去の戦争と決別できたわけじゃない。
今も、61年前に終わった戦争が残したものに
苦しんでいらっしゃる方もいる。

そして、平和で裕福な暮らしをしている
この国の外では、
日本が61年前に経験したことと
全く同じような凄惨な状態に見舞われている国が
たくさんある。

この作品を読んでくれているお子さんと同い年くらいで
南米や、アフリカに住むお子さんの中には
本やおもちゃやお菓子を与えてもらう前に

銃を持って、人を撃つことを教えられているお子さんが
30万人以上もいる。

やるせない話だよね

そして、僕たちが住む日本も
そんな不安定な世界の中で、毎日を過ごしていて、
いつまたそんな危機を迎えるか分からない状態にある。

そんな矛盾を解決する方法を、
この作品を読んでくださった世界中の方
一人一人が、
考えてくださるきっかけになって

いつか本当に
戦争という危機がこの世界から
無くなる日がくればいいなあ……
とか思ったりしてます。

国際政治のことは、それなりに知識があるし
歴史的な事件を目の当たりにして
取材を重ねてきたから

戦争の危機が
この世界から消える時代を作ることが
とても難しいことだということは
よくわかっています。

とてつもなく無謀な望みのようだけど、なんだかね
いつかきっと叶うような気がするんだよね。

なぜかわからないけど、そうなるといいなあ

一字一字
祈りを込めて書いたこの物語が
世界を変えてくれるきっかけを生む力に
なってくれますように

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300万Hit&Yahooカテゴリ掲載

僕がシナリオ作成・小説原稿を書いてるオンライン小説
COLORが、おかげさまで昨日
350万アクセスを突破しました

http://color-story.com/index.html

音が出ます・ご注意を↑

ひょええええ!
公開数日で15万アクセスを超えたとは
聞いてましたが、はちゃめちゃに
アクセスのびとりますがな

おまけに、ヤフーのオンライン作品のカテゴリに
登録されたそうです。

http://dir.yahoo.co.jp/Arts/Humanities/Literature/Literary_Fiction/Web_Published_Fiction/

あ、確かに、真ん中くらいに掲載されてますね。
よきかなよきかな

僕の個人サイトも、ヤフーのカテゴリに登録されてるのに、
全然アクセスのびないのはなぜなんだろ?

それはよしとして、
これだけ読んでもらえるとありがたいですな。

他の仕事とやりくりして
2章を書いてますが、なかなかタイトでございます。

時間を管理するのも仕事のうちだから、
頑張らないとね
とにかく、フルガッツでサクサク頑張ります♪

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September 01, 2006

宴のあと

三島由紀夫の小説ではありません。

依頼されて、先日から準備を進めていた設宴が無事終了。
脱力しきっちょります。
無事、大役を果たして、
クライアントにご満足いただく皿を出すことができました。

さすがに相手側も公邸での料理人の経験を持つだけあって
すごい皿をぶつけてきましたが、
あの手、この手を使った献立で逃げ切った感じですな。

思いっきり「ジャポネスク」といった伝統的な日本食を出そうか、
ずいぶん迷ったのですが、
クライアントは、やはり脂肪分の多い洋食で育った
欧米の方なので、変化球をつけた献立にしてよかった。

禁じ手ともいえるような、食材を使って献立を組み立てたのが、
功を奏したようです。

勝因は、やはり、先日から用意していた自作の調味料。
特に2週間かけて仕込んだ煎り酒が破壊力抜群でした。

献立を考えている最中にたまたま見つけたのだけど、
これがブルーチーズのような、癖の強い乳製品にも結構あう。

正直言うと、私自身、あまり乳製品は好きではないのだけれど、
(小学校の時、給食の牛乳を飲んで腹を壊して以来、
トラウマになってる。ええ、ええ、いいもの食べて育ってませんので・苦笑)
これは使えそうだ。

設宴に招くクライアントが、日本食に造詣が深いとはいえ、
やはり脂肪分の多い食事になれた欧米人ということを考えると、
この組み合わせを使わない手はないだろう。

結局、先付け(まあ、前菜みたいなものですね)に、使いました。
献立は、改良して、また商売で使うので、公開できませぬ。(すまんこってす)

ところで、和食と乳製品というと、
なんだかずいぶん縁遠いような気もしますが、
奈良時代以前の昔は、普通に食されていたのだとか。

欽明天皇の時代には、献上されたバターの風味を楽しむという
習慣があったそうだ。
(古代ギリシャでは、バターは食品ではなく、
高貴な女性が化粧用に使っていた時代がある。)

おそらく渡来文化なのだろうけど、
牛から取った牛乳のことを「蘇」と呼んでいたらしい。
(そういえば、今でも阿蘇なんて地名がありますな)

その蘇を煮詰めたものを「酪」、さらにそれらを発酵させた食べ物を
「醍醐」と呼んでいたらしい。(醍醐味というコトバはここから来てるらしい)

そういえば、蘇我氏とか、醍醐天皇なんて人物が
日本史に出てきますわなあ。

当時から、栄養価の高いものとして、
評価されていたのだろうけど、
こういうコトバから、日本の古代史を
うかがい知ることができる部分がありますな。

ちなみに、日本人が乳製品を食さなくなったのは、
奈良時代の天武天皇が仏教に信仰が厚く、
畜肉類などを食するのを禁じたからだとか。

日本の歴史も、謎の部分が多いのですね、うーむ

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