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February 2006

February 28, 2006

本日で絶版(ありがとうございました)

以前より、アナウンスさせていただいておりましたが、

拙著小説単行本「月下美人」が本日で絶版となります。

楽天ブックス、全国での書店注文をはじめ

様々な方法でプロモーションを展開してまいりましたが

残念ながら諸般の事情により本日を持って絶版に至ることとなりました。

お手にとっていただいた読者の皆様には感謝申し上げるとともに

出版に先立ちましてお世話になりました関係者の皆様、

営業をお手伝いいただいた皆様、そしてファンの皆様には

御礼を申し上げますとともに、ご期待に添えなかったことを

深くお詫びいたします。

関係者の皆様には、後日、清算業務を含めましてご連絡差し上げますので

よろしくお願い申し上げます。

なお、当方は、今後とも精進し、

文筆活動を続けてまいる所存でございますので

なにとぞご高配を賜りますようよろしくお願い申し上げます。

絶版となる「小説 月下美人」ですが本日一杯までは、

楽天ブックスでお買い求めいただけますので

興味をお持ちいただいた読者様は、お手にとっていただければ幸いです。

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February 27, 2006

王様と金貨

むかしむかし、四方を大きな国に囲まれた小さな国がありました。

海もない山もない小さな小さな国。人々はみんな仲良く暮らしていましたが、わずかに耕せる畑しか持たない小さな国の人たちは、パンを一日に一枚食べるのがやっとでした。

小さな国の人たちは、いつもおなかをすかしていました。チキンやおさかなや果物を好きなだけ食べられる、大きな国の人たちをうらやましいと思っていました。

「ああ、金貨さえあれば。いや、せめて金貨を手に入れる知恵さえ私にあれば。
隣の大きな国から食べ物を買って、この国の民に分け与えることができるというのに。

せめて年に一度のクリスマスくらいは、貧しさに苦しんでいるこの国の民に、豊かな時間を過ごさせてあげたいものだ」

でも、王様の願いは神様の元には届きませんでした。クリスマスが近づくにつれ、ご馳走どころか、毎日食べるパンも手に入れられない人がどんどん増えていきました。

それを見た小さな国の王様は、いてもたってもいられなくなりました。

ある日、小さな国の王様は、馬車を仕立てて国を出て、四方の大きな国の王様たちに助けを求めました。

「小さな国の王にございます。どうかわが国の民が豊かなクリスマスを過ごすために、お力をお貸しください。お願いでございます」

小さな国の王様は、金貨を一枚も持っていません。
四方の国の王様たちは、小さな国の王様の願いを、誰も聞こうとはしませんでした。

「神よ、私にはもう何もすることができません。どうかあなたの力でこの国の民を救ってください」

大きな国の王様たちから見放されてしまった小さな国の王様は、国に戻る馬車の中で、神様に必死に祈りを捧げました。
するとどうでしょう。馬車の上から優しい声が降ってきました。

「小さな国の王よ。よくお聞きなさい。そなたの民を思う心に免じて、奇跡を手に入れる預言を与えましょう。そなたの国に、姿を変えた大天使をつかわします。

 貧しき者をいたわる心に一点の曇りもなければ、そなたは大天使を見まごうことなく迎え入れ、そなたの願いはきっとかなえられることでしょう」
 
突然差し伸べられた神様の救いの声に、小さな国の王様は馬車の中でひれ伏して、神様に感謝の祈りを捧げました。

大急ぎで国に戻った王様は、姿を変えて小さな国にやってくるという大天使様を待ち続けました。でも、大天使様らしき人はいつまでたっても現れません。

そうこうしているうちに、クリスマスの日が訪れ、
王様はいつのまにか、馬車の中で聞いた神様のお告げを忘れてしまいました。

「ああ、とうとうクリスマスがやってきてしまった。
 年に一度のクリスマスだというのに、ご馳走も食べられなくて、みんな、さみしいクリスマスを過ごしているのだろうなあ。愛するこの国の民よ、どうか、力の無い私を許しておくれ」

クリスマスのご馳走を、貧しい人たちに与えてあげることができなかった王様は、とても悲しい思いで、窓の外を見つめていました。
その時です。窓の外から明るい声が響いてきました。

王様が驚いて目を凝らすと、寒空の中、王宮の広場にたくさんの人があふれかえっていました。

「あれは、一体何事じゃ?」

「は、いずこともなくこの国に入ってきた吟遊詩人のようでございます。身なりは、あのようにみすぼらしいものの、竪琴の腕と歌声は素晴らしく、通りかかった民は誰一人としてその場を動こうとしませぬ。それゆえ、あのような人だかりができておりまする」

「なるほど、たしかにみすぼらしい身なりじゃ。しかしまあ、それに比べて竪琴の音と歌声のなんと素晴らしいことよ。神の賜物とはまさにこのこと。神はクリスマスの日に素晴らしい祝福をお与えくださった。余もぜひ近くに参ろう」

王様が家来を従え、王宮の広場に出てみると、噂を聞きつけたこの国の民全てが集まっていました。

おなかがすいてたまらないはずなのに、どの人も微笑みをたたえ、幸せそうに歌声に聞き入っていました。

吟遊詩人の歌と竪琴の音を聞いていると、まるで上等なぶどう酒を飲んだ時のように、心が温まってくるのです。

王様は、民に混ざって、吟遊詩人の竪琴の音と歌声に聞き惚れ、クリスマスの訪れを祝いました。

「先ほどは、素晴らしい歌を賜った。今夜は王宮でくつろいで疲れを取られるがよい」

歌が終わった後、王様は吟遊詩人を王宮に迎えました。

「恥ずかしい話だが、クリスマスだというのに、この国には、そなたをもてなす充分な食べ物がないのだよ。

せっかくあのような素晴らしい歌声を賜ったのに申し訳ないが、せめてこれで体をあたためてくだされ」

王様は、吟遊詩人を食卓に招くと、麦とミルクのそまつなお粥を差し出しました。

「失礼ですが、なぜ満足な食べ物が得られないのですか?」

 吟遊詩人は、麦とミルクのお粥を目の前にしたまま、王様に尋ねました。

「この国は小さい上に、満足に耕せる畑がない。
 しかも商いに長けた者がおらぬゆえ、となりの国から食べ物を買うための金貨もない。

 せめてクリスマスの夜くらい、この国の民全てに
 ご馳走を食べさせてあげたいと思って
 四方の大きな国全てに食べ物を分けてもらえるよう
 頼みに出かけたのだが、どの国の王も救いの手を差し伸べてはくれなかった。

 冬の蓄えもどんどん無くなっていくというのに
 一体、これからどうやってこの国の民を支えていけばよいものか」

王様は、そう答えると、力無くうなだれました。

「なるほど、そなたの貧しき者への祈り、まことのものと見極めた」

その時です。さっきの歌声よりも美しい声が響いたかと思うと
みすぼらしい姿をした吟遊詩人は、白い羽と光り輝く衣をまとった大天使に姿を変えました。

「王よ。預言の通りそなたの願いを叶えてやろう。貧しき民を救うために、この竪琴を受け取るがよい」

突然の出来事に、おそれおののいてひれ伏す王に、大天使は優しく声をかけ、手にしていた竪琴を差し出しました。

「おそれながら、この竪琴でどうやって、この国の民を救うのですか?」

おそるおそる王が顔を上げて問いかけると、大天使は微笑んで
竪琴の弦をやさしくはじきました。
するとどうでしょう。竪琴の音が響いたとたん、金貨が数枚床の上に落ちました。

「この竪琴は、弦をはじくとその音が金貨に変わる奇跡を産む。そなたの望み通り、この竪琴を用いてこの国の貧しき民を救うがよい」

王は、ひれ伏して両手を頭上に掲げたまま、大天使に感謝の言葉を述べて竪琴を受け取りました。

「王よ。分け隔てなく貧しき者をいたわるその心を忘れないように。

もし、汝が神に誓った志を忘れた時、その竪琴は、そなたとそなたの国と民全てを滅ぼす災厄をもたらすであろう」

そう言い残すと、大天使は消えてしまいました。
大天使が姿を消した後、王はおそるおそる竪琴の弦をはじいてみました。
そうするとどうでしょう。澄んだ音が鳴り響くと同時に、金貨が数枚床の上に落ちました。

もう一度弦をはじくと、また金貨が床に落ちました。

王が続いて竪琴の弦をはじくと、あれよあれよという間に、金貨は部屋いっぱいになりました。

「ああ、ありがたいことだ。さっそくこの金貨で、四方の国から食べ物を譲ってもらおう」

王様は、馬車を用意して金貨を積み、四方の国へ使いの者を
走らせました。
小さな国の使者の持ってきた山のような金貨を見て、四方の大きな国の王たちはあわてて国中の商人たちに、小さな国へ食べ物を届けさせました。

「ああ、ありがたいことだ。私たちを想ってくださる王様のお気持ちに神様が応えてくださったに違いない。神様と王様に慈しまれて、私たちはなんと幸せなのだろう」

小さな国の人々は、クリスマスの贈り物を快く受け取り、王様と奇跡を与えてくださった神様を口々に讃えました。

「そうだ。金貨でたくさんの牛や馬やにわとり、ひつじややぎ、そして農具を買い与えてやろう。

そうすれば、新しい畑が作れるし、ミルクや卵がいつでも手に入るから、食べ物に困ることもなくなる。それに、羊や山羊の毛で服を作れば、寒さに凍えることもなくなるだろう」

王様は突然の贈り物に喜ぶ民を見ると嬉しくなって、また竪琴の弦をかきならして金貨を手に入れました。

王様の贈り物に、小さな国の人々は小躍りして喜びました。

もともと働き者だった小さな国の男たちは、冬の寒い中、新しい農具と牛や馬を使って荒れ地をどんどん切り開いて、新しい畑を作りました。

新しい畑を作るのを手伝えない子どもやお年寄りたちは、
牛や馬、ひつじややぎ、そしてにわとりの世話をする小屋を作りました。

女の人たちは、羊や山羊の毛で織物を作る工場を作りました。

あれよあれよという間に、小さな国は緑豊かな国に生まれ変わり、次の年の春が来る頃には、寒さで凍えたり食べ物に困る人は一人もいなくなりました。

「王様ばんざあい、聖なる竪琴ばんざあい」

小さな国の人々は、口々に、王様と奇跡を与えてくれた竪琴をほめたたえました。

「いやいやいや、まだまだ足りぬ。病める者のために、病院を作ろう。遠い国から優秀な医者を集めて、病に苦しむ者を助けるのじゃ。
そうじゃ、商いのできる者を育てねばならぬ。学校を建てて、子どもたちに学問をさせて優秀な若者を育てるのだ」

王様は、竪琴を弾いて得た金貨で、病院と学校を建てました。

優秀なお医者さんから病気を診てもらえるようになった上に、子どもたちを学校に通わせられるようになって、人々はますます裕福になりました。

それから数年もすると、優秀な若者たちは、商いに長けた商人になり、優秀な医者や学者になり、小さな国をますます豊かにしていきました。

ある年の秋のことです。
遠くの砂漠から旅してきたバッタの大群が、四方の大きな国の畑を襲いました。

空が真っ暗になるほどの数のバッタは、あっという間に、大きな国の畑の麦や作物を食べつくしてしまいました。

それだけではありません。食べ物がなくなった四方の大きな国は、あっという間に病気が流行り、熱を出して苦しむ人があふれかえりました。

やがて小さな国もバッタの大群に襲われました。

でも、豊かになっても、まじめに働くことを忘れなかった小さな国の人々は、一足早く麦や作物の刈り入れを終えて蔵にしまっていたので、麦ひとつぶですら、バッタに食べられることはありませんでした。

「ああ、危ないところだった。難をのがれられたのも、王様と神様のおかげにちがいない」
四方の国の様子を知らない小さな国の人々は、口々にそう言いあってよろこびました。

そうこうしているうちに、四方の大きな国は、どんどん食べ物がなくなり、病気で苦しむ人が増えていきました。

「小さな国の王よ。どうか助けてほしい。病める者の手当てをするために、薬をわけてほしい。医者を呼んでほしい。食べ物を少しでもいいからゆずってほしい」

 四方の国の王は、こぞって小さな国の王に助けを求めました。でも小さな国の王様は、決して願いを聞こうとはしませんでした。

「四方の国の王よ、そなたたちの中に、わが国の民が苦しんでいる時に、手を差し伸べてくださった方はおられたか? それなのに、自らの国の民が苦しむ時は助けてくれという。これはいかなるお考えか?」

 小さな国の王様にそう言われると、四方の大きな国の王様は何も言えなくなって、みんな自分たちの国へ帰っていってしまいました。

 けれども、小さな国の人々は違いました。大きな国の王様たちが訪れたことで、四方の国の様子を知った小さな国の人々は、自分たちが貯えた麦や作物やミルクや、やぎやひつじの毛で作った服を分けてあげました。

中には、金貨を分け与える人もいました。

貧しかったころに、みんながお互いを助け合って過ごした頃を忘れていなかったのです。

「ああ、ありがたいことだ。自分たちが間違っていた。昔、小さな国の人たちが苦しんでいる時に、自分たちは見向きもしなかったのに、小さな国の人たちはおしみもせず食べ物を分けてくれるなんて。これからは小さな国の人々に親切にするようにしよう」

 四方の大きな国の人々は、小さな国の人々の優しさに、心から感謝しました。
ところがこれを知った小さな国の王様は、かんかんになって怒りました。

「我が国の民が、四方の国の民に食べ物や金貨を分け与えているそうではないか。ならんならん。もとはといえば、その食べ物も金貨も余が授かった竪琴から生まれた物。

余の許しなく四方の国の民に、食べ物や金貨を分け与えることはまかりならん」

 王様は、国中の人に命令して、四方の国の人に食べ物と金貨を分け与えることを禁じました。

「そうじゃ。そのうち、四方の国の民が、我が国に流れ込んでくるに違いない。そうすれば、我が国にも病が流行るし、この竪琴を狙う者が現れるであろう。

国中の若い者を兵として国境に立たせよ。商いをなすものに金貨を渡して、兵に必要な剣や銃を用意させよ。四方の国から、我が国を守るのじゃ」

 小さな国の若い人々はみんな嫌がりましたが、王様のことを信じていたので、いやいやながら兵士になって国境へ向かいました。

 四方の国の人々は、昨日まであんなに優しかった小さな国の人々が兵士になって現れたので、驚いて逃げ帰ってしまいました。

「いやいやいや、まだまだ足らぬ。そのうち、魔法の竪琴を狙う者が必ず現れるに違いない。もっともっと武器を用意して、四方の国を攻め滅ぼしてしまえ」

「ああ、なんと言うことだ。王様は心を失ってしまわれた。もうたくさんだ。これだけ金貨があるのなら、みんなに分けてあげればいいじゃないか」

「そうだそうだ。もともと金貨を生む魔法の竪琴は、神様からみんなに授かったものだ。王様のものじゃない。みんなで魔法の竪琴を取り返して、四方の国の人たちに金貨を分けてあげよう」
「そうだそうだ! 魔法の竪琴を取り戻せ」

 兵士になって国境に向かった若者たちは、次々に剣や銃を捨て、王様のいる城へ戻りました。一人、二人、やがて全ての若者が王様のいるお城へ向かって歩き出しました。

「おい、見ろ! あれを」

 小さな国の王様のお城まで来た時のことです。それまで響いていた竪琴の音が止まったかと思うと、お城の塔が壊れて、空から金貨が降ってきました。

「いったい、どうしたんだ?」

 王様が、竪琴を鳴らしすぎたせいで、たくさん金貨があふれ、重みでお城が壊れてしまったのでした。若者たちは、手分けして金貨の山の中を探しましたが、とうとう竪琴と王様を探し出すことはできませんでした。

王様はどこへ行ってしまったのでしょうか。

それは誰にもわかりません。でも、お城が壊れる時に、塔の中から黒い大きな鳥が飛び出していくのを見た人がいたそうですから、ひょっとすると神様が罰を与えて、王様を鳥に変えてしまったのかもしれません。

その後、小さな国と四方の大きな国は一つの国になりました。人々はお互いを助け合い、いつまでもみんな仲良く暮らしました。

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February 22, 2006

すまんの

キャパを越えるくらいの仕事をこなしてるので

メルマガが流せなんだ。

ヘルペスは出るわ、熱は出るわでそりゃもう大騒ぎ

そんなわけなんで、ちょっと待っててね

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February 20, 2006

全体が見える仕事は楽しい

相変わらず徹夜が続いてタイトな状況にいる。

小説家として自分の作品をリリースするために

作品を書いたり取材を重ねるのはもちろんだけど

依頼された原稿を書いたり(小説以外のね)

プロデューサーとしての仕事を今は5つほど抱えて

いるんで、頭の切り替えが大変。

実験的に、ネットやデジタルコンテンツの企画をやってるんだけど

仕事として成立しそうなので、事業化の企画も立てないといけないし

クライアント様から依頼のあった医療関係の仕事のプロデュース

なんかも同時に進行してる状態。

寝る暇もないくらい忙しいけど、全体の見える仕事は企画ややるべきことを

考えるのに時間がかからないし、体力が許せばいくらでも同時に

こなすことができるから楽しいね。

ライティングに限っては、いろんなクライアント様にお会いするうちに

エンタメ事業の企画のインスピレーションを得たりすることが

できるから、まさに仕事が仕事を生む状態。

こういう循環をどんどん作り出せる年なのかな

今年は

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February 13, 2006

ひさびさに

メルマガ小説「桜のまう空の下で」の続きが

やっと配信されてきた~!

というメールをファンの方からいただきました。

すいません。ほんとめちゃくちゃ忙しくて

原稿書く時間がなかったのですよお……

でね、ちと言い訳すると、ヒロイン美華が

テログループの人質に偽装して国会議事堂駅前に

潜伏するシーンとか、トリックに使うシーンの検証とか

その関係をずっと取材してたんですわ。

(なんのことがワカランという方は、メルマガ小説「桜の舞う空の下で」の

バックナンバーをご覧くださいませ

http://www.mag2.com/m/0000113314.html

これがまたものすごく大変。なるほど、多くのミステリ作家さんの

単行本の最後に、参考図書とかの名前がずらりと並んでるけど

分かる気がするわ

最近は、台湾とかカナダ、アメリカ、フランス、オーストラリアからも

バックナンバーを見ているというメールをいただくようになりました。

ありがたいです。ええと、できればまぐまぐさんに登録していただくと

リアルタイムに読めますので、登録よろしくです。

さてさて、物語は、いよいよ中盤を越えました。

新宿・歌舞伎町の風俗店で働いていた事実が発覚したとたんに

突然失踪した台湾の留学生の恋人「美華」を追う龍之介。

米軍のネットワークですらたやすく侵入してしまう

天才ハッカー優の力を借りて探し当てたのは、

歌舞伎町に根を下ろすアジア系黒社会でもなく

姿を決して見せないテロリストグループだった。

日本政府を脅迫するという彼らの予告を、龍之介は半信半疑で

受け止めるが、自分たちを追っていた公安警察のマークが外れたこと

そして美華が警察庁公安部外事課指定のテロリストだったことを知り

龍之介は、成り行きを見守るしか術を失ってしまう。

やがて、テロリストグループの予告通り、地下鉄の駅が占拠されるが

彼らは、武装した警官隊ですら全く歯が立たない圧倒的な戦闘能力を持つ

集団だった。

「知は武より勝る」と言い放つ天才ハッカー優は、必ず美華を奪還すると

宣言するが……

さて、続きはメルマガでお楽しみくださいませ

ではでは

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February 11, 2006

お仕事募集してます クライアント様各位

これだけ放置する もの書きのブログも珍しいですが、

久々の更新でございます。

ようやく小説の決定稿を出したのですが、連日打ち合わせや

原稿書きに追われておりまして、

なかなかPCに向かえる時間もない有様。

楽しみにしてくださってる方には申し訳ない限りですが、

最近、HP経由で広告代理店様や、出版社様、

その他の企業様から執筆の依頼や

ご相談をいただいていまして、

目が回るような忙しさなんですな。

なぜかヤフーでは「小説家」カテゴリに

HPが登録されてますが、

小説以外にも雑誌記事を企画執筆したり、

商品広告のコピーライターとしても活動していますので。

(むしろ、小説家としての仕事よりも、雑文を書くほうが

商業用原稿の量は多かったりします)

広告代理店さんや、出版社さんから

問い合わせをいただくことはあったのですが、

最近、一般の企業様からもお問い合わせをいただくようになりました。

ご依頼の内容は、社内誌やウェブに文芸作品を掲載したいとか、

コラムをほしいとか、自社商品をアピールするためのコピーや

説明文章製作など、実に様々ですが、

どんなご相談にも対応しておりますので、

ご用命がありましたら、

どうぞお気軽にご相談くださいね。

あまりにも専門性の高い分野の原稿執筆

(たとえば原子力発電所のタービンの取り付け工事の

説明マニュアルの製作とか・実際にあったわけではありませんが)の

ご依頼などは

対応できかねない場合がありますが、

クライアント様のニーズに対して、

柔軟な対応が可能かと思います。

一応、お仕事募集のページがあるのに、

いまさらなんでこんなことを書くかといいますと、

アクセス解析を見ると大手の出版社さんや

広告代理店さんに混ざって、

ドメインを取っておられる企業さまが

たくさんご覧になってらっしゃるんですよね。

おそらく、コピーライター・ライターとしての仕事の方が長いので、

どこかでお話を聞いて、ビジネスでのコンタクトを取りたいと考えて、

訪問していただいてるケースも多いのではないでしょうか。

フリーのコピーライターで、なおかつ物書き業を営んでいるというと、

何か世間離れした人物で

コンタクトを取りづらいという印象を持たれる

企業担当者様も多いようです。

しかしながら、ビジネス文書のお仕事に関しては、

あくまでクライアント様のベネフィットを前提にした

ご提案ができるようにお仕事を進めさせていただいております。

御社のお力になれることと思いますので

興味をお持ちいただきました企業担当者様、

どうぞお気軽にご相談くださいませ。

具体的な依頼内容がお決まりになっている案件はもちろん、

企画段階のものについてもご相談を承っております。

ウェブをはじめとした戦略が重要になってくる昨今、

お客様を説得する文章は、売り上げを上げることに

つながることはもちろん、お客様に対する御社のイメージですら

変えてしまいかねません。

当方は、小説家として芸術作品を輩出するだけでなく、

ことコピー製作やライティングのお仕事に関しましては、

企業戦略の一環としてお使いいただける

「ビジネス文書」を生み出すプロでもありますので、

御社のビジネスサポートにお役立ていただければ幸いです。

もちろん、小説や文芸作品を採用したいというお問い合わせも

受け付けておりますので、併せてご検討いただければ幸いです。

携帯サイト配信用の作品などの執筆も承ります。

企画がございましたら

どうぞご遠慮なくメールにてお問い合わせくださいませ。

松沢直樹 拝

メールはこちらからお願いいたします

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February 04, 2006

もうすぐ発売

大変でしたが、昨夏に福岡の文芸サイト「マチと物語り」で

連載させていただいた児童向け小説「ぼくたちの空とポポの木」の

決定稿を出版社に出しました。ウェブで公開していたものに加筆しましたので

さらにお楽しみいただけるのではないでしょうか。

今回は、挿画をイラストレーターの渡邊美奈子さんに

お願いしたのですが、これがまた素晴らしいできばえ

現在組み版(本にする作業ですね)を行っていただいていますので

発売が決定したらまた告知させていただきますね。

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